[2]誰でも簡単、期待値計算方法 [2017/6/1(木)] |
《人より先に設定看破する方法》
突然ですが、皆さんは新台の小役確率ってどうされますか?
当然、導入したての台で小役確率の解析が完璧に出回っていることなんて少ないですよね?
新装で打ったけど出なくてやめたら、あとから思い返すと「あの小役確率はもしかしたら6だったのでは…」なんてことも。
そうならないためにも、自分で小役確率を予想する癖をつけちゃいましょう!
先ほど言った、ぱちんこ=パチスロノーマルタイプという件。
察しのいい方ならお分かりかもしれませんが、どちらも共通するのは「いかに出玉を減らさずに次の当たりを引くか」という点。
これが、ノーマルタイプもぱちんこも基本です。
出玉を増やしてなんぼ!という考えは間違いなんです。
ぱちんこでいう「ボーダー理論」、これを活用してある程度小役確率は予想出来るものなのです。
実際に私が『クランキーセレブレーション』の新装で行なったことを例として出しましょう。
導入直前、出ていた情報は「ボーナス確率」、「出玉」、「設定毎の機械割」の3つ。
もしかしたらすでに他にも情報があったかもしれませんが、私が手に入れていたのはこれらのみ。
では、これらからどうやって高設定を予想するか?
まず大事なのは「ボーナス期待枚数」。
要は、ボーナスを一回引くとBIG・REGの比率を考慮して、理論上何枚獲得できるか?という点。
設定1のBIG確率(250枚)は1/197、REG確率は1/431(103枚)。
比率にすると約68.6%でBIG、約31.4%でREG。
計算すると、
250枚×68.6%+103枚×31.4%=約203.8枚
これが設定1で一度のボーナスで理論上得られる獲得枚数。
そして、ここからボーダー理論。
設定1での技術介入時の機械割は101.1%。
ボーナス確率は1/135。
これらから、「135G回した時に1.1%分の差枚数が残っていればいい回転率」を割り出します。
135G×3枚=405枚
405×101.1%−405枚=+4.455枚←理論上ボーナス一回当たりの差枚数(設定1)
ボーナス入賞時の1枚掛けを引いたとして+3.455枚。
つまり、
203.8枚−3.455枚=200.345枚
この枚数で135G回せる回転率が設定1。
135G÷(200.345枚×20円)=33.69G←1,000円あたりの回転率(設定1)
設定6でもBIG:REGの比率はほぼ同じなため、獲得枚数は同じとして、設定6のボーナス確率は1/107.8。
機械割は115%。
107.8G×3枚=323.4枚
323.4枚×115%−323.4枚=48.51枚
また1枚引いて、
203.8枚−47.51枚=156.29枚
107.8G÷(156.29枚×20円)=34.48G←1,000円あたりの回転率(設定6)
ふう…、やっと出た。
『クランキーセレブレーション』の設定1の1,000円あたりの回転率は33.69G、設定6では34.48G。
これが基準!
てなことを考えて新装に行って、18k負けました(笑)
これで小役の種類が少ないものだと、逆算して小役確率も出せなくないと思います。
クラセレはベルが2種類あったり、チェリーやスイカもあるため難しいですが…。
本来はもっと細かく計算するため、実際に出た解析数値とはズレが出ていますが、何も知らないよりかはマシかなと。
何よりも、こうして予測しながら打つこともパチスロの楽しみ方の一つではないでしょうか?
《まとめ》
計算式が多かったり、面倒な解説が多かった記事となってしまいましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?
色々面倒に見えますが、実際に慣れてしまうと簡単なものです。
そして、目に見えて期待値が見えたり、自分で計算することで他の人よりも優位に立てる可能性があるわけですから、率先してやってみる価値はあると思います。
今回の記事でご紹介した内容の中には、専門的な方から見たら間違っている部分もあるかもしれませんので、もしあれば何なりとご指摘ください。
ということで今回はこの辺で!
もしもご質問があればまたコメント欄でよろしくお願い致します!
ありがとうございました!
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