サミーと言えば?
パチスロ北斗の拳シリーズと肩を並べるのは、やはり「パチスロエウレカセブン」シリーズではないでしょうか?
当時、ART・RTはあくまでボーナスのおまけ的な存在であったものを、初代であるパチスロ交響詩篇エウレカセブンでは「第3のボーナス」と称し、通常のボーナスと同格の存在へ。
これは、後のパチスロ界に大きく影響を与え、ART自体の価値を上げるきっかけとなった機種でした。
パチスロ立ち回り講座をご覧の皆さん、こんにちは!
ガリバーです。
最近シリーズ物の試打レポートを書く際は、昔の記憶にふけりながらスタートしてしまいます。
さて、冒頭にもありますが、今回の新台レポートはこちら。
■『パチスロエウレカセブンAO』 Sammy
パチスロエウレカシリーズ第3弾になります。
舞台は「交響詩篇エウレカセブン」の続編となりますが、仕様としては初代の遊びやすさを重視されているようです。
また、己のヒキが重要になる場面も。。。
果たしてその内容は?
実践を交えながら紹介させて頂きます!
まずは簡単なスペック紹介から。
本機はA+ART機となっており、
●獲得枚数204枚のエピソードボーナス・ビッグボーナス
●獲得枚数36枚のレギュラーボーナス
●獲得枚数36枚のBAR揃いボーナス
●純増1.4枚/G(ボーナス込み1.9枚)のART
から構成されております。
そしてボーナス+ART初当たりの合算確率が、設定1で1/141.3、設定6では1/109.0と、遊びやすい軽い仕様となっています。
しかし、設定6での機械割は破格の115.7%!
これは魅力的ですね。
そして打ち方ですが、図柄・配列に変わりはあるものの、今までのエウレカシリーズではお馴染みの停止系が多いです。
通常時は左リールBAR狙い。
普段はこんな感じで止まります。
そして、レア小役の停止形は。
■弱チェリー (右リール中段ボーナス図柄以外)
■強チェリー (右リール中段ボーナス図柄)
■弱スイカ (斜め揃い)
■強スイカ (平行揃い)
■弱チャンス目
■強チャンス目
他にも、お馴染みの中段チェリーなんかもあります!
読者様の心の声 「今回の打ち方説明の画像、ART中多くね?」
そうなんです。
今回の試打・・・
本当にARTが終わらない!
一緒に行ったジャンクさんと、
「このまま通常時を消化出来なかったらヤバくね?」
みたいな話にリアルになりましたからね…。
この台…、夢があります…。
ということで、設定6の試打レポートへ。
開始すぐに引いた弱チェリーから、
なかなか強そうな演出へ。
アニメのことは失礼ながら知りませんが、前作までのジ・エンド的な存在のキャラのよう。
そして、注目はリール停止系。
中段にベルが揃っていますが、なんとこれはリーチ目となります。
つまりすでにボーナス確定!
このボーナスが、
「白・白・青」のビッグボーナス!
ビッグ中は、
BAR揃いでART突入。
予告音発生時の押し順正解(中段ベル揃い)でCZの抽選が行われています。
このボーナスでBARは揃わなかったものの、ボーナス後、
スカブコーラルモードステージへ。
CZの高確や前兆で移行すると思われます。
今回はボーナス中に3回ほど押し順を正解していたので、それによるCZ前兆か単純にボーナス後の高確移行だったのか。
数Gの煽りを経て…
CZシークレットバトル(SB)当選!
補足ですが、今作ではレア役によるART直撃抽選は無く、代わりにこちらのCZ突入抽選を行っています。
また、レア役以外でもベルの3連続、4連続(CZ確定)などでも抽選されています。
そしてこちらのSB。
3部構成と言えばわかりやすいかと思います。
■バトルゾーン(BZ)
小役を引くことで敵にダメージを与える。
もちろんレア役等だと大ダメージの可能性。
G数の減算もストップします。
反対に、小役非成立の一部で次のSZへ転落。
■スクランブルゾーン(SZ)
小役の一部でBZへの復帰抽選がされます。
ここでは敵にダメージは与えられないので、いかにBZへ復帰させるかが肝ですね。
左上の規定G数を消化すると、最後のJBへと移行。
■ジャッジバトル(JB)
与えてきたダメージに応じて、ART当否が決まる最終局面。
ここでも小役に応じては書き換えされる可能性があるので、最後まで諦めずに!
ちなみに今回は、大してダメージも与えられずサクッと敗北…。
敵によっても期待度が変わり、ART期待度は約35〜80%あります。
ここでは小役のヒキが本当に大事になりますね。
さて、通常に戻ったのも束の間、
出ました!
初代エウレカでお馴染みだった押し順当て!
通常時リプレイ・リプレイ・ベル(リリべ)からの次Gで発生のチャンス。
巷でエスパーと呼ばれているガリバー…
見事正解!
右上がり斜めリプレイが押し順正解リプレイとなり、ARTゲットとなります。
晴れてART初当選となり、いよいよ本番!
ARTは特化ゾーンからスタートとなり、ここで初期G数を決めます。
■クォーツアクティベートチャンス(QAC)
どういった特化ゾーンなのかは、画像でもお分かりいただけるかもしれませんが、リプレイorレア小役でG数が確定し、QAC終了後ARTスタート。
レア役の場合はただの終わりではなく、QAC自体を1つストックしちゃいますよ!
ベルやクォーツリプレイ図柄が揃えば、G数自体を上乗せしたり倍にしたりした上で継続!
上の画像で説明すると、
リプレイ→10G
弱レア役→50G+QACをストック
強レア役→100G+QACをストック
ベルorクォーツリプレイ→それぞれ+10Gし、QAC継続
・・・という感じです。
ここでベルを引いたので、QACが継続&それぞれのG数が10Gアップ!
ここでまた同じように抽選…。
G数が倍になることもあるので、ベルやクォーツリプレイを引き続けたら…
ここまで伸びちゃうことも!!!
ART3桁スタートは現実的にけっこうあり得るかなという印象です。
今回は少しだけ継続しての80Gスタート。
■ARTアストラルオーシャン(AO)
ART中にまず大事になってくるのが、
こちらサブ液晶に表示されるダメージドクォーツ(DQ)。
ART中のクォーツリプレイや、
ART中ボーナス時の押し順ベル正解時にポイントが貯まっていきます。
10個貯まれば先ほどの特化ゾーンQACをストック。
貯まらなくても、ART終了後の復帰・CZの抽選もポイントに応じて行われます。
また、ART中もCZのシークレットバトルAO(SBAO)なるものがあり、
ここでは3G間、リプレイ以外の小役を引くと勝利期待度アップ!?
勝利すれば、こちらはQACが即発動します。
そしてAO中の見所が2つ!
■継続バトル型上乗せ特化ゾーン「カノンバトル」
1セット4〜5Gの継続バトルで、継続毎にG数の上乗せ。
最高継続率は約89%となっており、大量G数上乗せのチャンス!
ここではまずまずの10連&+125Gの獲得。
もう一つが、本機最強の上乗せ特化ゾーン「V3モード」。
こちらは私は引けなかったのでジャンクさんの記事をご参考に…。
なんでも、G数だけでなく特化ゾーンであるQACもガシガシストックしてしまうとか…。
そして実践の方はと言うと…。
前述しましたが、本当に終わらない!
ヒキが噛み合ったのか、QAC自体をことごとくストックし、QACでは3桁乗せ連発。
ボーナス、カノンバトル突入も多々あり、画像がパンクしそう…。
ということで結果だけ…
2回目のARTが結局取り切れず…。
ちなみに、1回目も200G以上継続しています。
そしてこの画像…。
よく見て頂くと、左下にあるクォーツストック=QACのストックが目に見えているだけでまだ4つ残っているという。。。
隣のジャンクさんはドン引きするぐらいとんでもないことになっていたので、是非ご覧ください。
パチスロエウレカシリーズ=波ニ乗レ!という言葉が代表的ですが、正しく波に乗った時の破壊力はとんでもないものでした。
今作では波ヲ呼ベ!というキーワードですが、己のヒキで波を作り、それに乗れた時の終わらない感。
正直、本当に新基準機?と間違うほどの性能です。
「新基準機は初当たりが重い」
これが、新基準機が苦戦を強いられている理由の一つであると思いますが、本機はARTへの突入契機も多くあり、ARTになかなか入らないというストレスは少なめかと。
ここは、初代パチスロエウレカの遊びやすさを継承した初当たりの軽さの部分ですね。
ビッグタイトルであることもさることながら、なぜか昔からパチスロエウレカシリーズを強く使うお店さんって多いんですよね…。
アニメ好きな店長さんが多いのか?(笑)
個人的には、最近の機種の中では稼働が伸びそうと踏んでおり、ホール側も大事に扱うと考えております。
導入は、
2017年1月16日の予定です!
お楽しみに!
(C)2012 BONES/Project EUREKA AO・MBS
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)Sammy
ガリバーの連載記事はこちら
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