[2]二見りょうの歴史 [2015/6/10(水)] |
■ エピソード2 : 『ホールで泊まる日々』 ■
タイトルにはホールでとありますが、当然のことながらホールの中に泊まれるワケもなく、ホールの外で寝泊まりしていたというお話です。
とあるグランドオープンホールにて、グランドオープン初日当日。
何を打とうかとワクワクしながら並んでいた、開店3時間前くらいのことでした。
入場整理券配布の時間になってビックリ。
なんと、並んだ順番で打つ台が指定されている整理券とのこと。
1番に並んでいた人は、強制的に1番台での遊技しか出来ないといった感じですね。
一応、25パイと30パイは選択できるということで、仕方なく25パイを選択。
すると渡された整理券には、「エコトーフ」と書かれている。
エコトーフ?
なにそれ?
食べれるの?
と思ったというのは冗談で、とりあえず渋々解析を調べる。
調べた結果判明したのが、ビッグオンリーの大量獲得機。
そして、めっちゃツマらなさそう。
まあ仕方ない、グランドオープンだし勝てれば万事オッケーよ、と前向きに気持ちを切り替え、いざ夕方オープンにて勝負開始!!
負けた…。
4万円負けた…。
長時間並んだ挙句、無理やりエコトーフを打たされた末の大敗。
そして個人的にですが、すっごいツマらなかった。
打ちたくなければ打たなければ良いだけでしょ、といった店員の声が聞こえてきそうなこの屈辱。
この恨み、晴らさでおくべきか!
絶対にこのホールで勝ちまくってやると決意した僕は、徹底的にグランドオープン期間が明けてからのデータをリサーチ。
高設定を使っていると目を付けていたハナハナの、ボーナス出現率・差枚数・スランプグラフを一台一台、全て手書きでルーズリーフに記入。
一冊の本が出来上がるくらいの勢いでデータ採り。
ちなみに、ハナハナは60台ほど設置で、スイカバージョンの裏モノでした。
少し真面目な話をすると、この時データ採りを必死にしていたことが、現在も狙い台を付ける時のスキルに繋がるルーツとなっていると思います。
話を戻しまして、かなり高精度で狙い台が絞れる様になってきたということで、いざ狙い台をメモってホールへ…。
出発したのは夜中の12時!
何が何でも狙い台を押さえたいということで、布団持参で夜中にホールへ到着。
同じ経緯で大敗し、リベンジを誓っていた友人と二人で先頭を確保。
段ボールを敷いて、その上に布団を敷いて、目覚まし時計を8時にセットして、ホール入り口の前で就寝。
実戦終了→帰宅して風呂とデータ採り→夜中に到着を1週間くらいループさせていました。
仲良くなった常連さん達が、目覚ましで起きなかった僕達を開店5分前に起こしてくれた時は超焦りましたね。
急いで布団を片付けている様を見て大爆笑していました(笑)
5分前まで起こしてくれなかったのはワザとですな!
そんなこんながありまして、この執念の1週間で上げた収支はプラス60万!
見事にリベンジ達成となりました。
この時の経験のお陰で、その後も並びに関しては苦手意識が無くなったのかもしれませんね。
ちなみに、このホール。
朝の6時頃から並べば先頭を確保できるくらいの状況だったということは、聞かなかったということでお願い致します!
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