諸事情あって、去年くらいからずっと「引っ越ししたいなぁ」と思ってたんですよ。
しかし、問題があります。
それは、娘の小学校のこと。
これまた諸事情あって、引っ越すならば娘の小学校の学区外になってしまう可能性が高いんですよ。
家選びって、人それぞれ「譲れないポイント」があるじゃないですか。
ということで以前、家族みんな(僕・妻・中2の息子・小4の娘)の譲れないポイントを一つずつ出し合ったことがあるのですが、すべてを考慮すると学区内で探すのがほぼ不可能となってしまい・・・
そうなると、中学生の息子は私立なので大丈夫ですが、小4の娘は公立なので転校が発生してしまうんです。
僕は、小学生の頃に転校を経験したトラウマから、自分の子供には絶対に転校させたくないと思っていました。
千葉⇒大阪という、言語から文化から味から習慣からガラっと変わる転校だったため、かなり苦しんだんですよ。
まず転校初日は、
「うわ、関東弁やん」
「やっぱり関東弁で喋んねんな」
とイジり倒されます。
いや、そりゃそうだろう。
関東から来たのだから。
っていうか、「関東弁」て。 普通に「標準語」でよくない?
・・・なんていう至極まっとうな返しをしたが最後、「うわ、さむっ」みたいなことになるわけです。。。
関東と関西のノリの違い、恐るべしっ・・・
その後も文化の違いに戸惑い、「むずい・・・むずいよ大阪・・・」と当時はかなり悩んだものです。
まあ、子供だったので数か月もすれば慣れましたし、結局は大阪が大好きになりましたけど。
そんな経験があるため、自分の子供には絶対に転校させない!というポリシーを持っていたんですよ。
序盤の苦労を乗り越えられるかどうかはわかりませんから。
引っ越しするなら学区外となる以上、実質引っ越しは諦めるしかない。
そんなことを考えながら、つい先日、酔った勢いで冗談っぽく娘に聞いてみたんです。
「転校ってどう思う?」って。
すると娘は・・・
「えっ? 嘘っ? 転校できるのっ? 嘘でしょっ? 超したいっ!」
予想外の食いつきを見せます。
さらには、「ずっと夢だったんだよね、転校!」なんて言葉まで飛び出す始末。
今の学校に不満があったり、もしかしたらイジメ的なものがあるんじゃないかと不安になりましたが、そんな気配はまったくなかったですし、本人もキッパリと否定。
じゃあなぜ?と思って聞くと・・・
「今の学校の友達に加えて、新しい学校の友達もできるんでしょ? 友達が2倍になるから最高じゃん!」
なんたるポジティブ。。。
そういう考え方もあるのか。。。
確かに、今の学区から外れるとはいってもわりと近くで探す予定だったので、何かあればすぐに今の友達とも会えます。
そのことを伝えると、娘は俄然乗り気に。
翌日以降、「いつ転校できるの?」と挨拶代わりに聞いてくるようになりました。
これにて、唯一の懸念点が解消。
こんなことなら、もっと早く聞いておけばよかった・・・
ということで、近々引っ越しすることになりそうだな〜、ということをめちゃんこ長く語ってみたの巻、でした。
さてさて、2月下旬から連載をスタートし、このサイトの更新履歴にも載せていた小説「
密室のロキ」ですが、大変光栄なことに、アルファポリスの「ホラー・ミステリー大賞」の最終選考に残ることができましたっ!
1206作品中、20作品が最終選考に残ったようです。
■第5回ホラー・ミステリー小説大賞 結果発表
しかし、優秀賞や特別賞には届かず。
奨励賞となりました。
いや、充分すぎるんですけどね。。。
というか、身に余る光栄です!
そして昨日からは、新たな小説として「
うなぎのどじょう」をスタートさせました!
こちらは、今までの小説とは少しテイストが違い、ちょっと砕けた感じです。
そういう意味では、文体や表現など、この枠上や以前のパチスロ日記のような要素もあり、一番僕らしい作品かもしれません。
笑ってくれたり、ハラハラしたり、泣いてくれたり・・・なんていうふうに楽しんでくれる人がいたら嬉しいです!
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