始まりは、とある日の21時くらい。
帰り道、なんとなく寄った近所のホール。
ノーマルの稼働率はすごいことになっているのですが、AT・ART系が全然回されていません。
「21時くらいだからAT・ART系に人がいない」ということでもなく、データを見ると、どれも朝からほとんど回されていないのです。
客層的に、年配の方やチョイ打ちメインのサラリーマンの方が多いから、ノーマルに偏っているのかもしれません。
人気の番長3も、8台というそこそこの導入台数なのに、21時で既に誰一人座っていない状態。
そもそも、一日を通して稼働自体があまりありません。
「うーん・・・」と思いながら、とりあえず全台のデータをチェックします。
ええ、たまにはこういう立ち回りチックなこともやるんです。。。
「立ち回り講座」の管理人ですからね!
え? 無根拠沖ドキ? 居心地重視?
いや、なんのことだかさっぱり・・・
ここはひとつ平和的に「見間違い」ということにしようじゃありませんか!
さて、日々無根拠で適当打ちすることが多い事実をねじ伏せたところで、本題に戻りますと、、、
この番長3のシマ。
設置している場所的には、入り口からすぐの目立つ場所なんですよ。
ホール側としては、普通だったらこの目立つ場所に強い機種を入れ、強い設定を入れたいと考えることが多いように感じます。
そしてそんな中、、、
ほとんど回されていなかったのでよくわかりませんでしたが、1台だけ、少し気になる台が。
前々日・前日と稼働が少ないものの、初当たりだけ見れば良好なんです。
番長3はまだまだメインとして使っていける機種。
この機種を殺していたのでは、ホールとしても未来はないでしょう。
当然ホール側もそれをわかっているでしょうから、このあたりで地味に番長3に力を入れ、「実は設定入ってるよアピール」をしたいのではないかな?と思ったのです。
実際、知り合いのホール関係の方などから、
「何もない日にさりげなく6をバラまいたりもしてるけど、全然打ってもらえない」
という声を、特にここ最近は多く聞くような気がします。
ということで、この気になった台をとりあえず打ってみることにしました。
すると・・・
投資2k、いきなり「通常時の番長ボーナス」をゲットします。
●通常時の番長ボーナス出現率
設定1 : 1/7449.2
設定2 : 1/7449.2
設定3 : 1/4966.1
設定4 : 1/2529.9
設定5 : 1/3270.4
設定6 : 1/1812.0
ご覧の通り、なかなかの設定差がある部分。
これをたった2kで引き当てたというのは、かなりのプラス要素です。
その後も、トントーンっと2回ほど初当たりを取るも、ともに単発終了。
少ないサンプルながら、挙動的には高設定の香りがプンプンします。
全然稼働が伸びないメイン機種に設定を入れて、打ち手に気づいてもらおうと努力しているのではないか?
そう思えてならないのです。
この読み通りなら、当然明日も据え置くはず。
前々日・前日、そしてこの日も、まともに出ていないのだから。
ということで翌日、この番長3を急遽狙ってみることにしました。
明けて翌日。
前述の通り、このホールはノーマル以外はガラガラなので、番長3なら昼すぎでも余裕で取れるだろうと、13時頃に出発。
ホールに着くと、やはり狙い台は空き台。
というか、番長3のシマ全台が空き台でした・・・
ジャグラーやらハナビやらは相変わらず稼働が良いのに。
そして打ち出すこと1k目。
ここで予想外の出来事がっ・・・・・・
いや、あの・・・・・・
強弁当からの超番長ボーナスを引いてしまいまして・・・・・・
ちなみに、超番長ボーナスの確率は1/32768。
前回の沖ドキでの中段チェリーといい、やたら1/32768と良いお付き合いをさせていただいております。。。
そして結果はっ・・・・・・
ザ・可もなく不可もなく。
こんなものだろうというストック数。
まあいいです。
勝負はここからですから!!
期待枚数が約2000枚!!
ならば、3000枚ほど頂こうではありませんか!!
が、意気込みとは裏腹に。
地味な上乗せはあったものの、結局は・・・・・・
・・・と、決して良くはなく、かといって絶望的にダメとも言えない、実に中途半端な「1049枚」で終了。
出玉的に喜べない、ネタにもならない。
実はこれが一番困る枚数だったりします・・・
でもいいんです。
今回は珍しく、設定狙いで来ているわけで。
だとすれば、1kでラッキーな1000枚のアドバンテージを得られたのだから、ここは素直に喜ぶべきでしょう。
・・・と無理やり自分を納得させて勝負続行。
ちなみにこの頂ジャーニー中、2回しか引けなかった番長ボーナスのうち、1回が青7だったんですよね。
●ART中の番長ボーナスからの青7選択率(準備中からの昇格も含む)
設定1 : 5.9%
設定2 : 5.9%
設定3 : 5.9%
設定4 : 5.9%
設定5 : 5.9%
設定6 : 22.6%
設定6のみ、突出して高いです。
さらには、一度チャンスチェリーも出現したんですよ。
●チャンスチェリー(中段チェリー)
設定1 : 1/21845.3
設定2 : 1/16384.0
設定3 : 1/21845.3
設定4 : 1/10922.7
設定5 : 1/8192.0
設定6 : 1/4096.0
ここにもかなりの設定差があります。
高設定狙いで座っている身としては非常に頼りになる存在。
前日の好挙動といい、これだけ条件が揃えばそろそろ「6丸出し」発言をしてしまってもいいのではっ・・・?
と言いたいところですが・・・・・・
ここ最近はやたらレアなフラグを引くことが多いということを考慮すると、普通に低設定のレアなやつを引きまくってるだけなのかも・・・なんていう勘ぐりもあったりしまして・・・
せっかく好材料が多いってのに、余計な不安を抱えながら回す僕。
しかしそんな不安をよそに、サクサクと入る対決、良好な初当たり、しかもそこからある程度伸びる、という素敵なハーモニーにより出玉は2000枚近くまで伸びます。
さすがにもらったか!?
ところが、ここから台が突如豹変。
相変わらず対決へはよく行くものの、とにかく勝たせていただけない。。。
きっちりベルやレア役を引いたりなど、最低限の仕事ができた対決が多かったにも関わらず、知ったことかと敗北の山。
そして最終的に、総稼働2200Gほど回したところでサクっと心がポッキリ。
500枚ほど浮いているところでヘタレヤメすることに。
この挙動なら、まだまだ粘らないといけないところなんですけどねぇ・・・
メンタルの弱さ、ここに極まれり・・・
ただ、ヤメて帰ったあとも、ずっと考えてしまったんですよね。
捨ててしまって本当によかったのか、と。
高設定の特徴として、ベルカウンターが32回を超えてしまうことが少ない、というのもしっかりクリアーしていました。
というか、一度も32回を超えなかったんです。
番長3に限らずですが、この手のタイプの設定6なんて、ちょっとヒキや展開に恵まれなければ半日以上芽が出ない、なんてこともザラ。
「あ、帰ってアレとアレをやらないと!」と、取ってつけたような用事を言い訳にして早めに切り上げたものの、本当にヤメて正解だったのか、という自問自答を繰り返しておりまして。
ということで、いろいろと片付いた21時半頃、このモンモンとした気持ちと決着をつけるべく、答え合わせのために再びホールへ!
すると・・・・・・
僕がヤメた後はずっと放置で、僕が到着する1時間くらい前にようやく回され出した模様。
しかし、そこからは天井目指してまっしぐら。
実際、天井に到達していました。
あれ・・・・・・??
どうやら、普通に低設定だった可能性の方が高かったようです。。。
試しに、天井を取り切ってヤメられた台を僕が回してみたところ、あっさりと32回をスルーしてダメ押しされましたから。。。
もちろん、これでもまだわからないのがスロットの怖いところ。
仮に6だろうと、こういう展開もあると思います。
とはいえ・・・
やはり可能性で考えると、普通に「低設定が妙に張り切ったパターン」で片付ける方が無難なのかなと・・・
うーん、、、
答え合わせに来たのに、結局答えがわからないのがもどかしい。。。
いっそ綺麗に出ていれば、「高設定を捨てたのかっ!」と悔しがれたものを・・・
まあ、それはそれで別の意味での悔しさもあるのですが。。。
うーん、、、
いろいろもどかしい。。。
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