まさに、つい先ほどの出来事なのですが・・・
久々に見たんですよ。
昭和な風景を。
銀行に用事があったり、諸々の買い出しがあったりしたので、昼過ぎくらいに外出。
ボケーっと歩いていると、目の前には普通な感じの「40代中盤くらいのママ」と「小4くらいの女の子」の二人が歩いていました。
そして信号待ちで止まった際に、ママが何かに気づいて娘に声を掛けます。
ママ :
「あっ! ちょっと待って! ●●ちゃん、顔が汚れてるよ!? ちゃんと顔洗ってきた!?」
そう言いながら、ハンカチを取り出すママ。
まあ、ここまでは普通の光景ですよね。
よくあることです。
昭和にタイムスリップするのはここから・・・・・・
おもむろにハンカチを取り出すママ。
ただただ待つ小4くらいの娘。
そして、そんな娘に対し・・・・・・
取り出したハンカチに、
自らのツバをつけて湿らせてから、娘の顔を拭きだすママ。。。
平成生まれの方には理解できないかもしれませんが、当時はたまにいたんですよ、こういう母親。
今じゃ考えられないですよね・・・
己の唾液にどれだけの自信があるのか・・・
久しぶりにお目にかかったなぁ・・・と思いながら、娘さんが唾液ハンカチで顔を拭かれている光景を横目で見ている僕。
すると、聞こえてきたのは・・・・・・
娘 :
「やめてよ〜 なんかそれヤダから〜
やめてって〜
ねぇホントにやめ
くさっ!!」
絶妙なタイミングで放り込んできました。。。
もうちょいフォントを大きくしてもいいくらい、大声出してました。。。
いや、そりゃそうでしょうよ・・・
辿り着くのはその一択ですってば。
その後も娘さんの方は、一貫して抵抗を続けます。
娘 :
「ねえ、くさいって!! マジでやめてよ!!
ってかくさっ!! ちょまっ!! ねぇ!? くさっ!!」
ずっとこんな感じで拒絶してるんですよ。
しかしこのママときたら 、娘に超絶嫌がられているにも関わらず一向に怯みません。
怯むどころか、むしろエンジンかかっちゃってました。
だって・・・・・・
ママ :
「何を〜 @#+%アタッーク!!(さらにハンカチをぐりぐり)」
・・・なんてやりだす始末。
「@#+%」の部分は聞き取れなかったのですが、「アタック」ははっきり聞こえました。
ちなみに、「アタック」を和訳すると「攻撃」。
・・・いや、ダメじゃん。。。
攻撃だとわかってやってるじゃん。。。
己のハンカチが、すでにちょっとした兵器化していることを自覚してるじゃん。。。
と、そんな懐かしい昭和の風景を拝見できた今日という日。
いやぁ、それにしてもあの小4くらいの女の子の「くさっ!!」のタイミングたるや・・・
そういう塾でも通ってるのかってくらいに絶妙でした。
しばらくの間、思い出し笑いで苦しめられたほど。。。
「懐かしい」っていう言葉、わりと良い意味で使われることが多いですけど、時には超BADな懐かしさもあるんだなとわからせてくれた出来事でした。
2018年3月の一覧へ戻る
枠上一覧へ戻る