先日の事。
銀行や郵便局にて事務処理を済ませたところで、「暑い中頑張ったね♪」という僕の中の天使が自然とホールへ導いてくれたのが15時頃。
立て続けに、「まずは好きな機種打ちなよ♪」という声まで聞こえてきた気がしました。
ということで、まずはお言葉に甘えて無根拠ゲッター。
着席し、そわそわしながら千円札をサンドへ。
「いきなりBIG12連とかしちゃったらどうしよう・・・?」なんて平和なことを考えていられるこの瞬間は、本当に幸せですよね。
BIG12連とか、ゲッターならばわりとリアルにありえますし。
まあ、その幸せは30分と持たずに終わったんですけどね。
マイナス10k。
さて困った。
心の中の天使の声に素直に従ってみたところ、いきなり財布から1万円札が消え去ってしまった。
わりと久々に打ってストレートで1万円とか持っていかれると、ちょっと動揺します。
「あれ?こんな理不尽な遊びだったっけ・・・?」みたいな。
この動揺がいけなかったんでしょうね。
気付いたら、普段立ち寄りもしないゴッドコーナーを歩いている僕がいるじゃないですか。
我ながら、一体何を考えているのか・・・
しかも、揃いも揃ってほとんど回されていないハーデスのシマでピタリと足を止め、データ機をポチポチいじっちゃったりしてるじゃないですか。
いや、本当に何を考えているのか・・・
こんな夢も希望もないガラガラのハーデスコーナーで・・・
が、ここで例の囁きが。
「AT機なんて超久々じゃない? そういう時は出るって♪」
きやがった。
先ほど、むざむざと1万円をロストするきっかけを作った天使の野郎が、性懲りもなく僕に語りかけてきます。
そして何が怖いって、この能天気な天使の言い分に対し、「一理ある・・・」なんて思っちゃってる僕がいること。
いや、ないから。
ゼロ理だから。
今こうして冷静に日記書いてる今ならはっきりと分かることが、この時は分からないんですよねぇ。
こうして、何を思ったか無根拠ハーデス勝負へと乗り出した僕。
いやぁ、危険ですね〜
勇気ありますね〜
この勇気、できればもっと別のところで使って欲しいものですよね〜
とはいえ、僕もそこまで冷静さを失っていたわけではありません。
己のやっていることの愚かさ&危なさは一応わかっているつもりだったので、打ち出す前に「10kまで!そこで絶対ヤメる!」と強く自分に言い聞かせつつ勝負を開始しました。
心の中で、「とりあえずGOD揃っちゃおうか。 ね?」と繰り返し優しく語りかけることで台をその気にさせる作戦を実行しつつ打っていると、まずは普通にゴッドゲームに当選。
ただのATかぁ・・・GOD揃いがよかったなぁ・・・なんて思いながら投資を確認してみたところ・・・・・・実は27k目だったということが発覚。
恐ろしい・・・
固く誓った「10k以内」のルールなど何のその。
なんか、千円札を持った手が勝手にサンドへ運ばれちゃうんですよね。。。
更に恐ろしいのは、当たり前のように「犬出てくる⇒50G⇒駆け抜ける」という王道パターンを頂戴したこと。
いや、ほんのちょっとでいいから、何かしらの希望を・・・・・・
まあ、その「何かしらの希望」ってやつがごくたまにしか与えられないのが「AT機」っていう競技ですよね。
うーん、、、 やはり僕には向いていないようで・・・
その後、チョロっと出てきたコインを綺麗に台へと返還し、フラフラと退店。
そして夜、自宅にて角ハイボールの温もりに甘えている僕の姿がそこに。
冷えていればいるほど美味しい角ハイボールに温もりを感じ出すと、いよいよ末期です。
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