我が家のジョジョ熱が止まらなくて困っているんですよ。
以前、息子(8歳)と娘(4歳)がジョジョにハマり、ついでに嫁(?歳)までもがハマるという事態に陥ったことは、この枠上にてお伝えさせていただいたと思います。
ええ、確かに最初にジョジョを持ち込んだのは僕です。
中学生くらいの時から好きで、もちろん単行本が出るたびに買っていましたし、正直がっつりとファンでした。
ストーリーや設定での矛盾は多いけど、そんな些細なことなど吹き飛ばすほどの圧倒的な画力とアイデアと構成。
当然、今でも大好きです。
しかし・・・・・・
嫁子たちのハマり方は、もはやジョジョハラなんですよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■じょじょ-はら【ジョジョハラ】
ジョジョ的嫌がらせの略。
特に、家庭内においてやたらとジョジョの世界観を持ち込む行為を指す。
※出典:クランキー大辞典
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あ、無理やり独自の大辞典を生み出して勝手に出典扱いしてみましたが、まあこれじゃわからないですよね。
なので、具体例を挙げていきます。。。
【ケース@ : 嫁の場合】
嫁 「先に承太郎と知り合っていたら、道明寺はNO.2だった。」
この嫁のセリフ。
ほとんどの方には意味不明だと思いますので、説明させていただきますと。
承太郎とは、言うまでもなくジョジョ第3部の主人公「空条承太郎」。
そして道明寺とは、大人気少女マンガ「花より男子」に出てくるキャラ「道明寺司」。
嫁の中では、道明寺司というキャラこそが理想の男子像であり、あのキャラを超える逸材はいないとのこと。
まず、ただマンガを読んでキャラを知ることを「知り合う」と表現する嫁の思考回路にやや戦慄が走るものの、そこは一旦置いておきましょう。
とにかく、それだけ承太郎にイカれてしまったのです。
「しょこたんの気持ちがわかる。」
「ねぇ、ジョジョ立ちのコツとかってあるの?」
「承太郎のフィギュアとか売ってるのかな?」
・・・など、数々の迷言が飛び出すようになってきたのもこの頃。
仕方がないので、何かあるごとに「やかましい!うっとおしいぞこのアマ!」と言ってあげていたのですが、「承太郎以外から言われると逆に腹立つ」というクレームを頂戴したことにより、今は自重しております。
夫婦って一体・・・・・・
【ケースA : 息子の場合】
気付くと、スタンド攻撃を仕掛けてきます。
しかも、セト神のアレッシーみたいに、どう対応していいかわからない微妙なやつで。
セト神の能力って、ざっくり言うと「若返らせる」んですよ。
20〜30代のれっきとした大人が、小学生とか幼稚園生くらいの年頃までに。
場合によっては胎児まで戻らされるんですよ。
皆さん、いくら子供からの要求であろうと、胎児のモノマネしたことあります?
「経験者は語る」じゃないですけど、実際試みた僕から言わせていただくと、まあ難しいですよ。
だって、胎児を生で見たことないですから。
嫁の妊娠中にエコー検査とかでかろうじてうっすら見たことある、程度のものですから。
それを承知で一生懸命やってみたのに、息子からは「似てねー!」の一言でバッサリ。
おい、お前やってみろ。
てか胎児見たことあんのか。
銃のスタンドを使うホルホースのエンペラーとかで攻めてきてくれれば、銃で撃たれたフリをすればいいだけなので楽なのですが、よりにもよってやりづらいスタンドばっかりチョイスしやがるんですよ。
ヴァニラ・アイスとか、どうやってやられたフリすればいいんだと。(喰われた部位が異次元に消え去る的な能力)
【ケースB : 娘の場合】
正直、一番ひどいのが4歳の娘。
幼稚園から帰ってきた直後の口癖が、「ジョジョ観たーい」ですから。。。
ネットフリックスという有料動画サービスに入っているのですが、ここにジョジョが入っていて、帰ってくると日課のようにほぼ毎日観るんですよ。
「パパも一緒に観なきゃダメ!」と、もう17回くらいは観た承太郎とDIOとの闘いを無理やり観させられるという辛い日々を送っております。
おかげさまで、ジョジョ第三部については何を聞かれても答えられるほどのマスターと化しました。
ちなみに、ある日「自分だけのジョジョが欲しい」という理由で、ジョジョの25巻だけを嫁に買ってきてもらい、それを毎日読むという世にも奇妙な習慣がついたこともありました。
ダービー弟との勝負の時ですね。
まだ字もまともに読めないので、ほぼ絵だけで読み進めるという、「絵本でいいんじゃ・・・?」という疑問を感じる読み方ではありましたが。
そして、つい先日の出来事。
娘と一緒にコンビニに立ち寄った時に、おやつのストックでも買ってあげようと思ったんです。
僕 「じゃがりことポテトチップスとポッキーと・・・あとは『のり巻き』も買う?」
娘 「え? 花京院買うの!?」
僕 「・・・? あぁ、それは典明(のりあき)ね。」
娘 「あはははははっ!」
いや、何が面白いんだ・・・・・・
4歳児の笑いのハードル・・・・・・
そもそも、花京院のファーストネームを知ってる4歳の女の子って、全国でも数えるほどだと思うんですよ。
ジョジョは素晴らしい作品だけど、娘にはいい加減一旦落ち着いて欲しいと願う今日この頃。
・・・と、いかがでしたでしょうか?
これほどまでに中毒性のあるジョジョという作品。
本当に凄いと思います。
凄いと思いますが・・・・・・
荒木先生、もうちょっと手加減を・・・・・・
魅力的すぎるのも逆に罪ですよ・・・・・・?
4歳の女の子が幼稚園でジョジョの話を熱弁し、園児たちを惜しみなくキョトーンとさせている光景は、なかなかのものですよ・・・・・・?
2017年6月の一覧へ戻る
枠上一覧へ戻る