一昨日の朝。
息子(9歳)が、マラソン大会の練習のために「マラソンカード」なるものに朝の体温を記入しなければならないらしく、息子と嫁の間で以下のようなやりとりがありました。
息子 「低いなぁ・・・」
嫁 「どうしたの? マラソンカードの記入は終わったの?」
息子 「一応。 はい、これ。」
嫁 「どれどれ・・・ってアンタ! 体温のところ、
『34℃』ってどういうこと?」
息子 「いや、低いと思ったんだけど、体温計にそうやって出てたから・・・」
嫁 「考えなさいよ! おかしいでしょ! こんな体温だったら死んでるよ!?」
息子 「えへへ・・・」
嫁 「えへへじゃない! ちゃんと計りなさい。」
〜1分後〜
息子 「今度は
34.8℃だって。」
嫁 「低っ! もうちょっと頑張んなさいよ〜 せめて36℃台まで持って行って!」
息子 「わかった!」
〜1分後〜
息子 「
35.2℃!」
嫁 「惜しい! もうちょい!」
息子 「ええ〜? もういいんじゃないの? 結構頑張ったよ?」
嫁 「35.2℃なんて書けるわけないでしょ! もう一回!」
息子 「頑張ってるんだけど、どうしても36℃まで届かないんだよ〜」
僕はまだベッドで寝ていたのですが、このアホみたいなやりとりについ笑ってしまい、目が覚めるハメに・・・
明らかに、体温計自体か計り方に問題があるだけなんだろうから、もう適当に書いちゃえばいいのに。
普段、「朝の5分は超貴重」とか言っちゃってる嫁が、何をやってるんだか・・・
・・・と思っていたのですが、よくよく事情を聞くと、何やら息子、朝から様子がおかしかったんだとか。
「よく眠れなかった」と言っていたり、朝ご飯もほとんど食べれなかったり。
ということで正確な体温を知りたくて、何度も計っていた模様。
なるほど、それならまあ納得。
35.2℃に対して「惜しい!」とか言っていたことを除けば。。。
で、もう一度ちゃんと計ってみたところ、出てきた体温は「
37.2℃」。
いや、頑張りすぎでしょ・・・
ちょうどいい体温出せないのかコイツは・・・
とはいえ、頑張って微熱を出せるほど人体は便利じゃないわけで。
やっぱり本調子ではないのかな?と。
寝れてない&食事も入らない&微熱があるということで、僕と嫁は「休めば?」と言ったのですが、息子はやたら学校が好きなので「いや、行く!」の一点張り。
まあ実際、子供の37.2℃なんてギリ平熱みたいなものなので、特に気にせず「それなら行けば?」と送り出しました。
ところが、その数時間後・・・
不意になる家電話。
嫁が出ると、小学校から。
すると、息子は今保健室で、熱も39℃くらいあるとのこと。
かつ、息子の隣りの席の子と前の席の子がインフルで今日休んだとのこと。
・・・信頼度90%くらいの赤カットイン入ってますよね?
いや、もはやレインボー?
嫁が保健室まで引き取りに行くと、「できれば今日中に病院へ行って検査してください」とのお達し。
もう検査するまでもないような気もしますが、一応ちゃんとした診断をもらう必要があるんですよね。。。
ということで、帰宅後に嫁が病院へ連れていくことに。
ところが、ここで息子がゴネはじめます。
息子 「検査って、もしかしてあれ? 鼻にズンってやるやつ?(←以前に体験済み)」
嫁 「そう。」
息子 「(泣きながら)鼻ズンやだー! あれだけは勘弁して!」
嫁 「そんなこと言っても・・・やるしかないし・・・」
息子 「もう僕、絶対インフルだから! インフル確定でいいよ!」
嫁 「でいいよ、って言われても・・・」
こんな調子で、なんとか鼻ズンを回避しようとあがき倒す息子。
まあ、あれは確かに痛いですからね。
大人でも結構イヤなのに、子供なら尚更でしょう。
しかし、学校への届け出をする必要があるので、検査しないわけにもいきません。
こうして、13万分の1のまどマギ2のフリーズが600枚で終わったヒグラシのごとく、死ぬほどテンション下がった状態の息子を引き連れ、嫁が病院へ。
そして、1時間後に帰ってきた息子は開口一番・・・
息子 「パパー! インフルだったよー!」
なぜか明るい・・・
聞くと、「熱が出たばかりなら、1回目の検査では出ないこともあるから、今日出なければまた明日検査に来て」と言われたんだとか。
そんな中、一発でインフル確定の判定が出たので、勝ち取ってきた感があったのでしょう。
「鼻ズン試験を一発クリアしてやったぜ!」的な。
が、テンション上がったのもつかの間。
その後はインフルの猛威にやられまくる息子。。。
何も食べれず、ソファーの上で屍のようになってテレビアニメを見るだけの存在に。
明けて翌日。
つまりは昨日。
息子は依然40℃近い体温をキープ。
「何か食べたいものある?」と問いかけても、「でもさぁ、国語の後は算数の授業だから・・・」みたいに、とにかく一事が万事会話が成立しません。
何を聞いても、ほぼ100%間違った答えが返ってくるんですよ。
「どうした? 大丈夫か!?」
と聞くと、
「うーーーんっ・・・・・・ 頭の中がゴチャゴチャでよくわからないー・・・・・・」
と、顔をゆがめながら答えていました。
いわゆる、熱せん妄(高熱を出した時の異常行動)というやつでしょうか。
子供がインフルエンザなどにかかって高熱を出した時に、よく見られる症状みたいです。
ひどくなると、幻覚を見たり。
何も食べられないようなので、とりあえず息子の好きなテレビアニメを流しっぱなしにしながらこの日は終わりました。
そして今日の朝。
ようやく息子の熱が引いてきたかなぁ?と思っていたら、何やら娘(4歳)の顔が赤い・・・そしてなんだか熱い・・・
熱を測ると、この時点では37.5℃。
状況的にかなりクサいなぁと思っていたら、昼頃にはしっかりと
「39.5℃」という疑う余地のないスコアを叩き出してくれました。
まあ、時間の問題だと思っていたので、早めになってくれるのならそれで・・・・・・
・・・と、そんなわけで、この枠上を書いているのが今日の18時。
僕と嫁は今のところ平気です。
まあ、感染力が強いとはいえ、体調不良がない状態でそれなりに気を付けていればそう簡単にうつりませんからね。
特に気にせず、普段通り過ごしています。
・・・なんて言いながら、突如月曜日からの更新が止まったら・・・・・・嘲笑ってやってください。。。
調子乗んな、と。。。
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