先日の事。
前日特に飲みすぎたとかでもないのに、謎のめまい・胸焼け・ダルさなどにより朝から一日中グロッキーしていたんですよ。
自律神経がやられてる感じで。
ということでこの日は、必要最低限の仕事だけこなして後はベッドでマンガ読んだりうつらうつらしたり。
飽きてきたらスマホゲームの妖怪ウォッチぷにぷに(←まだハマってる)をやってみたり。
そんな感じで、ダメな大人まっしぐらな生活を送っておりました。
自己嫌悪も通り越し、「こんな感じで人生平和に終わっちゃえばな〜」なんていう危ないゾーンに入りかけた頃、プルルルっとスマホに着信が。
誰だ人のぷにぷにを邪魔する奴は!と表示されている相手の名前を見てみると、そこには大学時代の友人Tの名が。
この時は12月上旬くらいだったので、この時期の電話ならどうせ忘年会か新年会の誘いだろうと思い、体調不良もあったので、明日かけ直せばいいやと一旦スルー。
ぷにぷにを続行します。
ところが15分後、再びプルルルっと鳴り、見るとTから。
あ、どうでもいいんですけど、イニシャルってわかりづらいですね。
「T」だけじゃイメージも湧かないですし。
なので、適当な仮名を与えてから話を進めようと思います。
何にしようかな・・・
こうやってダラダラ書きながら、何か思いつかないかな。
・・・・・・
タイピングする手を止めること約3分。
「そういえば大学時代に麻雀してた時、Tが派手な下痢をしてて何度もトイレに行って待たされたことがあったっけなぁ。 挙句、判断力も低くなってたのか、見え見えの国士無双に振り込んでたっけなぁ。」という出来事を思い出したので、「フリコミ君」か「ゲーリック」で迷った結果、「ゲーリック」でいかせてもらうことにしました。
多分T本人は、「その二択ならせめてフリコミ君でっ・・・」と祈ったでしょうが、残念、ゲーリックに軍配が上がってしまいました。
ということで、ゲーリックからの2回目の着信。
ゲーリックは4年ほど前に大阪へ転勤した人間。
滅多に電話がかかってくることもありません。
そんな人間から、あまり間を空けずに連続で電話がくるということは、何か理由があるのかもしれない。
出張か何かで、今ちょうど僕の家の近くに来ているとか。
ということで、断腸の思いでぷにぷにを終了し、ぐったりしていた体に気合を入れ、電話をかけ直してみることに。
僕 「もしもし?」
ゲ 「ああ! なんだよ、電話出ろよ!」
僕 「いや、なんだか体がダルかったし、ぷにぷにもいいとこ・・・・・・まあいいや。 で、どうした?」
ゲ 「そうそう、●月●日は空けといてな。 東京の方に行くから、みんなで新年会やろうぜ! 他にも来れそうな奴呼んどくから!」
やっぱり新年会かよ!!
じゃあメールか何かでいいじゃないか!!
・・・と一瞬不満を覚えるも、そこはやはり旧友との会話。
最初はとっとと切って休もうと思っていたものの、30分、40分と電話が続いていきます。
まあ、20年来の付き合いの友人となると・・・ね・・・?
やっぱり会話は止まりませんよね。。。
そして電話の終盤になって、ようやく新年会の場所についての話が。
ゲ 「で、場所なんだけどさぁ、A駅でいいよな?」
僕 「いや、B駅にしようぜ!」
ゲ 「え〜? A駅にしようぜ〜!? B駅は遠いよ。」
僕 「いや、A駅からB駅なら電車で20分くらいだし、大阪から出てきたことを考えたら屁みたいな距離でしょ!」
ゲ 「やだよ〜! B駅はさすがになぁ・・・ A駅にしようぜ!」
僕 「なんでだよ!? いいじゃん、B駅にしようぜ!」
こんな感じで、不毛な主張を繰り返す僕ら。
僕は電車移動が極端に苦手なので、電車に乗らずに行けるB駅を徹底主張。
ゲーリックは、なぜか移動時間が20分延長になることを極端に嫌がり、A駅を主張。
話し合いは平行線。
「A駅にしよう」「B駅にしよう」で10分以上はやり合っていました。
まあ半分くらいは、学生時代のノリでふざけてやり合ってた感じですが。。。
でも、いい加減決めてしまいたいので、「ってか、マジでB駅で頼むよ!」とシメにかかるものの、「いや、A駅で」とゲーリック譲らず。
なぜB駅がダメなのかの理由を何度聞いても、「自分が泊まるホテルから遠いから」の一本やり。
「待ち時間40分」とかなってる●俗に平気な顔して待機室でくつろぐタイプのくせに、なぜ20分の移動をそんなに嫌がる・・・?
風●の待機の方がキツくないか・・・?
これは何か理由があるはずだ、ということで、しつこく食い下がって理由を聞く僕。
すると、ついにここでゲーリックの牙城がやや崩れます。
ゲ 「いや、B駅って何もなさそうじゃん? A駅ならいざとなったらいろんな店とかあるしさ♪」
それかぁっ!!!
それだろぉっ!!!
20分遠いとかどうでもいいんだろぉっ!!!
ここでやっと、やたらA駅へこだわった理由がわかりました。
いや、かなり久しぶりに会うんですよ?
いろんなお店とか、そういうのはまた今度でもいいじゃないですか?
ただただ居酒屋で飲んで語りたいじゃないですか?
僕のこの熱いメッセージを、ゲーリックに余すところなく伝えてみたところ、、、
ゲ 「2時間も飲めば充分でしょ。」
うそーん・・・・・・
まぢっすか・・・・・・・・・
一旦整理しましょう。
「学生時代、ゲーリックとは毎日のように遊んでいた」 + 「社会人になってからも定期的に飲んでいた」 + 「しかし大阪へ転勤になってしまい、滅多に会う機会がなくなった」 + 「今回たまたま東京の方に来る機会ができた」
そして、この足し算から出てきた答えが・・・・・・・・・
「2時間も飲めば充分でしょ」
こんな方程式、見たことあります??
何をメインに据えているんだこの男は・・・
まあ、今更そこを攻めても揺るがないでしょうから、飲み込んだフリをしつつ最後の詰めの交渉へ。
僕 「まあ、わかったよ。 そこまで言うなら、次はA駅でそういう流れにするってことで、今回はB駅ってことでいこうぜ! オッケー?」
ゲ 「まあそういうことなら・・・・・・っておい! 結果変わってねぇじゃん! 駄目に決まってんじゃん! A駅だって!」
くそ、騙されなかったか。。。
結局同じ事なんだけど、言い方と雰囲気でなんとなく誤魔化そうという必殺の朝三暮四作戦、見事撃沈。
酔っ払い相手だと結構通用するんだけどなぁ。
僕も酔ってるとよく引っかかりますし。。。
ということで、日付と時間とメンバーは決定したものの、場所だけA駅 or B駅で、当日の多数決に委ねられることに。
うーん・・・多数決だと不利だ・・・
性を纏ったゲーリックのパワーは底知れないから・・・
以上、「ゲーリック百までエロさ忘れず」でした。
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