実は1年ほど前から、今まで悲願だった「一人飲み」がついにできるようになってきたんですよ!
とにかく夢だった一人飲み。
一人でフラっと店に入り、店員さんに「一人なんですけど入れます?」と高らかに宣言。
主にカウンター、たまに小さめのテーブル席に通され、そこで一人物思いにふけつつ酒とつまみをいただく。
なんて贅沢でカッコいい行為なんでしょう。
サシ飲みでしっぽり、または大人数でワイワイ。
そんな飲みも大好きです。
というか、9割方はそういった飲みになります。
しかし、そういった飲みの日々の合間に、サクっと一人飲みをはさむ。
なんて崇高でおしゃれな行為なんでしょう。
「・・・そこまで持ち上げるのかコイツ??」とキョトンとされている方がほとんどだということは、薄々気づいております。。。
しかし僕にとっては、それだけ達成したかった憧れの趣味だったのです!
そんなわけで、一人でファミレスに入ってご飯を食べることすらできなかった昔のシャイな自分とはもうグッバイ。
いい歳こいてきたから、というのが大きいのでしょうが、徐々に一人飲みへのチャレンジができるようになり、今では「まあまあモノにした」と言ってもよいほどまでに成長できたのです。
まだまだ課題はありますけどね。。。
ゴールは、「一見の店に何の緊張も躊躇もなく一人で入ること」ですから。
憧れのセリフ第一位は、のれんをかき分けての「女将、まだやってる?」ですから。
さて、そんな一人飲みですが。
実際にやり始めて、いろいろと気付いたことがあるんですよ。
そんな「一人飲みならではあるある」的な話を、以下にてダラダラと書かせていただければと。
≪ とにかく酔う ≫
まずはこれです。
そりゃそうですよね。
喋る人もおらず、あるのは酒とつまみとスマホぐらい。
口寂しいので、常に何かしらを飲んだり食べたりしているんですから。
で、つまみなんてそうバクバクいけるもんじゃないですから、結局はほぼほぼ酒が入ってくるんですよ。
なので、1時間もするともうクラクラのフラフラです。。。
一体、他の一人飲みの人たちはどうしているんだろう。
そんな疑問を解決するため、周りの人たちの動向をチェックしていくと、大体以下のような感じでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●スマホ : 約70%
●店の人や他の常連さんと会話 : 約20%
●本や雑誌 : 約5%
●その他 : 約5%
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スマホ、強しっ!
確かにスマホは、ありとあらゆる暇つぶしツールが満載ですもんね。。。
ちなみに、「その他」に入る方々ですが・・・
●ひたすら電話 (←間接的な二人のみじゃないっすか)
●天井を一点見つめ (←何があった・・・? 怖いんでやめていただきたい・・・)
●うとうと (←いや、もう帰ろうっ!)
・・・など、実に様々。
一人飲みワールド、まだまだわからないことばかりです。
今後も追求してまいりますっ!!
≪ 店員さんの動きが気になる ≫
特にカウンターに座った時なんですが。
寿司屋や焼き鳥屋の場合、目の前に握り手や焼き手がいらっしゃるわけで。
となると、その一挙手一投足が丸見えなんですよ。
普段はいいんです。
その華麗な手さばき・指さばきを肴に、美味しくグイーっとハイボールを堪能できますから。
しかし油断していると、見たくないものを見てしまったりもします・・・
その代表例が「くしゃみ」。
飲食業の方とはいえ、生理現象ですから、もちろん存分にやっていただければいいと思います。
ただその際、やはりこう、ちょっとした配慮があるとありがたいなぁ、と・・・
くしゃみに関しては、概ね以下の2つのバージョンがあります。
@腕などで口をカバーするver.
A惜しみなくふりかけるver.
結構いらっしゃるんですよ、「A」の方も・・・
焼き鳥はまだいいです。
なんとか自分の中で消化できます。
「す、炭火でじっくり焼いてるもんね! と、飛ぶよね! いらないエキス的なのは全部飛んでくれるよね!」と、心の中でドモりながらも、なんとか自己処理できます。
問題は寿司屋。
ナマ中のナマですから、ダイレクトです。
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握りだす ⇒ ふがふがしだす ⇒ Aのバージョンにてくしゃみ発動 ⇒ 何事もなかったかのように握り続ける ⇒ へいお待ちっ!
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いやいやいや・・・
ごめんなさい、それ、待ってたのと違います・・・
これは、僕が無粋なのでしょう。
勝手にやや潔癖なところ出してきてる僕のせいなのでしょう。
それも含めて寿司だ、ぐらいに思えない僕がまだまだなのでしょう。
・・・でも、気になるんです・・・
まあ今では、握り手がタイプ@なのかタイプAなのかを熟知した店にて、ちゃんと選んでカウンターに座りますけどね!
これにて解決!
たまに不意にスワップされた時の戦慄たるやっ・・・・・・
≪ 周囲のお客さんの会話が気になる ≫
やっぱり聞いちゃいますよね、周囲の会話。
だって、聞く気がなくても自然と耳に入ってきちゃうわけで。
そうなってくると、「続きは? ねぇ、早く続きを話してよっ!! 『次何飲む?』とかいいからっ!!」ってなる僕に罪はないと思います。。。
特にガックリくるのが、以下のようなパターン。
「(展開が気になる話を散々した後)でな、この後どうなったと思う!? これが凄くてさぁ・・・ あ、すいませーん! お会計で! よし、一旦出て次の店行こうぜ!」
ええーーーーー!?!?
このタイミングっすか!?!?
ここまで聞いた僕の時間とワクワクを返して!!
・・・と、心の中で叫びながら、このやるせない思いをハイボールにてグイーっと飲み込む、なんてことが日常茶飯事です。
「一人飲みの奴が近くにいるな」と感じた、複数飲みをしている時の皆様。
広げた風呂敷はきちんと畳んでからのお会計を心掛けていただけますと幸いでございますっ・・・
以上、「クランキー、一人飲み始めたってよ」のコーナーでした。(コーナー?)
さてさて、憧れのセリフ第一位の「女将、まだやってる?」はいつ達成できるのやら・・・
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