「アイドルになりたい!」
3歳の娘が、こんなことを言い出したんですよ。
遊びに行った某ショッピングモールにて、アイドル訪問イベントを告知するパネルにぶち当たったんです。
そのパネルに、かわいらしく写っている女の子たちを見て、「これなに〜?」と聞いてきたので、「ああ、アイドルじゃない?」と答えたところ、「私もこうなりたい!」と思ったらしく・・・
結果、冒頭のセリフが飛び出しました。
まあ、僕はなかなかの親バカなので、「うん、パパ的には余裕でイケると思うよ! なっちゃいなよ!」ってな親バカの範疇を超えた発言を繰り出していたわけですが。。。
ところが、これがよくなかった。
ウチの娘、とにかく寂しがり屋なんです。
今年から幼稚園に行き出したものの、行く時は今でも泣きまくり。
もう2ヶ月近く経つというのに。
こんな感じで、何をするにもパパかママ、つまりは僕か嫁がいないと泣くくらい寂しがるのです。
そんな寂しがり屋なところが出てしまったのか、娘の口から発せられたのが以下のセリフ。
「でも、ひとりだとイヤだから、パパもいっしょにアイドルになろうよ!」
僕、今年で39歳なんですよ。
ポッコリお腹の解消に余念がない、ごく一般的な39歳なんですよ。
自宅では、ウーロンハイを飲むのをやめて、トクホである「からだすこやか茶W」を用いた「からだすこやか茶ハイ」を創作するくらい、ただただ健康に餓えた立派なおじさんなわけですよ。
そんな僕に対しての、まさかのアイドルのお誘い。
大型ショッピングモールということで、周囲にはわりと人もいまして、この会話もバッチリ聞かれています。
しかし我が3歳の娘は、「頼みごとを断られると泣く」という厄介な特徴がありまして。
よって僕の返答は、「うん、いいよ。 一緒になろうか。」しかないわけです。
満足する娘。
クスクス感漂う周囲。
押し殺された失笑が飛び交う中、いたたまれずにそそくさとその場を去る僕がいました。
そんな昼下がりの出来事。
・・・と、こんなことを書きつつ晩酌をしておりました。
どうもお久しぶりです、クランキーです。
枠上の半分は角ハイボールで出来ています。
いやぁ、それにしても、前置きのつもりが結構ダラダラ書いてしまいました。
角ハイボールのいたずらですね。
文句は、角ハイボールなどという素晴らしい商品を作り出してしまったサントリーさんへ是非。
ということで、このまま勢いに乗って、久々に晩酌枠上をば。
●焼き海苔
●しらすおろし
●ゆば刺し
●まぐろ納豆
・・・という、ヘルシーなラインナップで揃えてみました。
晩ご飯が大好物の焼きそばということもあり、お腹にたまらない軽めのつまみで攻めてみたわけでして。
と、ここで、嫁からとんでもない情報がもたらされました。
しらすおろしを運んできた嫁が、こんなことを言い出したのです。
「知ってた? しらすと大根おろしの組み合わせはNGなんだって!」
まずは軽く一笑に付してやりましたよ。
そんなバカなことがあるか、と。
そんなトンデモ都市伝説はいらないだよ、と。
だって、しらすといったら大根おろしじゃないですか。
マジカルバナナだったら鉄板でOKなはずです。
「ブブー」って鳴るボタンに指をかけているであろう番組担当者も、ニッコリでスルーなはずです。
そんな相性バッチリな両名に対し、「組み合わせNG」なんて、そりゃ信じられないって話ですよ。
しらすと大根おろしとを組み合わせた「しらすおろし」は、夜のつまみはもちろん、旅館やホテルバイキングなどの朝食でも定番ですから。
しかし、嫁から「じゃあ調べてみろ」とのお達しを受け、実際に調べてみると、、、
これでもか!ってくらいに出てくる出てくる。
しらすに含まれる必須アミノ酸「リジン」の吸収を、大根おろしが邪魔をする、ということらしいです。
「ただし、しらすおろしにお酢をかければ解決します」なんて書かれていましたが、それはできない相談ですよね。
解決になってないですもん。。。
味、変わっちゃうじゃないですか。。。
パチスロで例えるなら、
「負け過ぎてお金がないです・・・」
「大丈夫! ATMでお金借りてくれば解決します。」
って言われてるようなものですよ。
本末転倒です。
なので、僕はもちろんそのままいただきました。
美味しくつまむためなら栄養素は多少無視する、そんなワイルドな男で、僕はありたい。
・・・・・・これを読みながら、ブラウザの向こう側でキュンキュンきてるであろう酒飲みたちに言いたい。
「良い子は真似すんなよ」と。
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