先日、涼みがてらになんとなく近くにあったホールへ寄ってみたんですよ。
さてどの台と戯れようかな、と各シマの様子を見ながらウロウロしていると、ジェットカウンターのところで客と思われる巨漢の男性と、小柄で人の良さそうな店員さんとが、何やら揉めている模様。
揉めていると言っても、巨漢男性の方が一方的に激おこぷんぷん丸状態なだけで、店員さんは笑顔を保ちながらも平謝り、といった感じ。
チラっと聞こえた感じだと、巨漢男性が「この店は店員足りてんのか!?いつまで待たせんだゴラァ!」みたいに怒鳴っていたので、多分「コインを流そうとしたのになかなか店員が来なかった」ということに腹を立てているのでしょう。
見ると、ドル箱には100枚弱のコイン。
ちなみにここは台移動OKのホール。
これくらいの残りコインなら、違う台に飲ませてしまえ!と使ってしまう人も多いと思われますが、それをしないということは、少ないコインでもきっちり流して帰るストイックタイプか、もしくはよほど急いでいたのでしょう。
「にしても、あそこまでしつこく大声で怒鳴らなくても・・・」
ええ、凄くしつこかったんですよ。
シマをグルリと一周しても、まだ怒鳴ってましたから。。
「来るのが遅い!」と怒り続けることで、帰るのが余計遅くなるという矛盾・・・
自分が何か実害を受けたわけではありませんが、やっぱりこういう光景ってあまり気分が良いものではありません。
この不快な気分を晴らすには、あの神々しい光り・・・いや、ペカりに癒されるしかない。
ええ、気付けばアイジャグに座っていました。
ペカれペカれと心の中で念じながら打ち出す僕。
3k目を入れたあたりでしょうか。
隣りの900ハマリのアイジャグが空き台になりました。
すると次の瞬間、今まさに空いたそのアイジャグに、ドスンと音を立てながら着席する一人の男性。
・・・ええ、先ほどの巨漢です。
っていやいや、アンタまだいたのか。。
あそこまで店員さんに「来るのおせぇ!早く流せ!」と怒鳴り散らしてたのは何だったんだ・・・
まあ、「一旦コインを流して気分をリセットしてから再勝負タイプ」な方もいるでしょうから、この人もそういったタイプなのかもしれません。
それにしたって、あそこまで怒鳴り続けることはないはず。
ということで、この巨漢に対してメラメラと闘争心が湧いてくる僕。
先ほどの店員さんがあまりに不憫だったので、その仇を討とうと一人勝手に盛り上がってきたのです。
「絶対に出玉で勝ってやる!」と心に誓い、気持ちを新たに再投資。
こうして、当の店員さんすら望んでいないであろう、勝っても負けても誰も喜ばない不毛な仇討ちがスタート。
「この男、900ハマリのアイジャグに飛びつくとは・・・ ハマリの反動でも狙おうってか? ふん、浅はかな!」
と見下げつつ、まずは精神的に優位に立ちます。
しかしその直後、当の自分が1000ハマリ台を嬉々としてゲットして回していることを思い出し、一瞬にして精神的に劣位に立たされます。
むぅ、なかなかやるな巨漢っ・・・手強いぜっ・・・
いや、ジャグのハマリ台にはなんとも言えない魅力があるんです・・・・・・
パチスロを知れば知るほどに・・・・・・
そんなわけで、パチスロ史に金字塔を打ち立てるであろうこの名勝負。
その内容はいかにっ!?
・・・と、ここから熾烈なバトルの様子を事細かに綴っていきたかったのですが、諸事情から割愛します。
だって・・・
巨漢 ⇒ 5k入れたところで何も引けずに撤退
僕 ⇒ 8k入れたところで何も引けずに撤退
互いにハマリゲーム数を更新しての終了。
痛み分け・・・という言葉を使うのも申し訳ないくらいのしょっぱい過程と結果を頂戴したもので。。。
その後、巨漢は普通に帰っていきました。
僕はと言えば、ヤケクソで打った化物語がなぜか400枚ほど吐き出してくれたおかげで、ほぼチャラという結果に。
良かった良かった♪とホクホクしながらジェットカウンターにて呼び出しボタンを押すと・・・・・・
来ない・・・
店員さんが圧倒的に来ない・・・
待てど暮らせど店員さんが見当たらない・・・
なるほど、ホール側にも責任の一端はあったわけだ。
明らかに人が足りてないでしょ・・・
こうして最後は、先ほどまで熾烈なバトル(?)を繰り広げていた巨漢に対して、心の中で「確かにココ、遅すぎるよね・・・」と少しだけ同意しつつ、ホールを去ったのでした。
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というわけで・・・
トップページでも告知させていただきましたが、明日より一週間、夏季休暇期間ということでサイト更新をお休みさせていただきます!
8/31(月)より更新再開となりますので、また是非ご訪問いただけますと嬉しいですっ!
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