本日のおつまみを仕入れようと、駅ナカの美味しい総菜屋さんに突撃してきたんですよ。
まずはサラダを注文。
量り売りのところなので、適当に150グラムでお願いしました。
あとは盛った感じで判断して、減らしたり増やしたりすればいいや、と。
これをできるのが、量り売りのお店の魅力ですし。
対応してくれたのは、真面目そうな若いメガネ女子店員さん。
すると開口一番、「ドレッシングを切らしているので、50円割引致します」とのこと。
うん、いいですね。
マニュアル通りなんでしょうけど、こういうところをきっちりこなしてくれるとやはり気分は良いものです。
応対も良い感じでしたし、この子はてっきり「すし酢」なんだと、この時は思い込んでいました。
あ、すいません。
ちょっと説明が必要ですね。
我が家では、「デキるじゃん!」「やるじゃん!」と思った人や行為に対しては、「すし酢」と呼んでおります。
例えば、、、
『落ちているコインを、店員さんがさりげなく下皿へ入れてくれた』
『コイン補給がいつもめっちゃ早い』
『嫁がアグレッシブなつまみに挑戦し、かつ成功に終わった』
・・・などなど。
こうした「デキる行為」や「やるじゃん!と思える人」には、我が家ではついつい「すし酢」と言ってしまうのです。
こういうハウスルール、皆さんにもきっとありますよね・・・?
ミツカンのCMにあった「やるじゃん!すし酢」というキャッチコピーから強烈にインスパイアされているのはご想像の通り。
ここまで丸パクリなものをインスパイアと呼んでいいのかどうかはさておき。。。。
で、話は戻りまして、、、
この子もれっきとしたすし酢だろうと思ったんです。
妙に手慣れた応対だったし。
で、その女子店員さんが、大皿から適当な量をプラスチック容器へ乗せ、それを量りに乗せると、出てきたのは130グラムという数字。
でも、見た目的には結構な量があったので、もうこれで充分かなと思い、「それで大丈夫です」と告げる僕。
するとその女子店員さん、サラダが盛られている大皿を見て、あと少ししか残っていないことを確認。
そして出てきた言葉が・・・・
「・・・あ、残り少ないんで入れちゃいますっ(ニコ☆)」
いやぁ、ありがたいですね。
残り少ないから、130グラムの料金で残りも入れてくれる。
こういう配慮は、すし酢な子にしかできません。
お金的には数十円の差ですしなんてことはないのですが、こういう心配りをしてもらえた、というのはプライスレスです。
礼儀として「ありがとうございます!」と一言告げ、お会計を待つ僕。
すると、なんのためらいもなく残りのサラダも盛った容器を量りに乗せ、出てきたスコアは160グラム。
「160グラムで●●●円になりまーす。」
あれ?130グラムの料金じゃなくて・・・?という僕の思いとは裏腹に、きっちりと160グラム分の料金を頂戴されました。。。
要約すると、
「大皿に残った中途半端な量のサラダを処分してしまいたい、という思いから、客はもう要らないと言っているけれど、『残り少ないんで入れちゃいますっ(ニコ☆)』でしっかり売り切った」
これに尽きるかな、と。。。
いや、さっきの僕の「ありがとう」の立場は・・・・・・
店側からすればある意味有能なのかもしれないけど。
その後もいくつか注文したのですが、お釣りを盛大に間違うは、一つ一つ包むのに逐一遅いはで、すし酢とは程遠い店員さんだったということが発覚。
序盤にすし酢感を出されたことで、つい油断しました。。。
余談ですが、、、
最近、こういうパターンに遭遇することが多いんですよね。
飲食関係の罠と言いますか。
とあるフードコートで海鮮丼を頼んだ時に、「みそ汁もお付けできますが?」と言われたので、付けてもらえるならいただきましょうか的な勢いでお願いしたところ、レシートにはきっちりとみそ汁代120円が刻まれていたり。
「お付けできますが?」って言われたら、サービスかと思うじゃないですか・・・
お金払えばみそ汁をお付けできることくらい、40年近く生きてれば大体わかるって話ですよ・・・
かと思えば、とある定食屋でからあげ定食を頼んだところ、「大盛りにもできますが?」と言われたので、懲りずに、盛ってもらえるならいただきましょうか的な勢いでお願いしたところ、やっぱりレシートには大盛り代100円がしっかりと刻まれていたり・・・
だから・・・
お金払えば大盛りにできるくらい・・・
あの言い方はずるいよ・・・
ということで、是非皆さんも、、、
「みそ汁お付けできます」
「大盛りにもできます」
「残り少ないんで入れちゃいます☆」
・・・にはご注意を。。。
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