「ミステリアスな男性は魅力的」
たまにこんな言葉を耳にするじゃないですか。
自分のことを必要以上に語らず、相手の想像力を掻き立て、それが知らず知らず魅力へと変わっていく・・・と、まあそんな感じでしょうか。
男たるもの、いつでも魅力的でなければならない。
誰も必要としていないであろう、何なら嫁すらも鬱陶しいと感じるであろう、そんな美意識に突如駆られ、僕もミステリアスな男になりたくなったんです。
そんなわけで、早速今日のホールでもミステリアスを心掛けました。
まずは、恒例の「なんとなく」という理由で、しっかり天国抜けてる128Gヤメの吉宗に着席。
これにより両隣りのレイディたちは、
「うそ・・・ やだ・・・ あんなゲーム数で座ってる・・・ なんで・・・? なんでなの・・・? 超ミステリアス・・・ 素敵♪」
ってなるわけです。
こうなったらいっそ、天井恩恵激高のハーデスとかでも、天井まであと50Gというようなところであえてヤメてみたいところ。
すると両隣りのレイディたちは、
「何・・・? 何が起こったの・・・? どうしてそこでヤメちゃうの・・・? さっきスマホで天井ゲーム数確認してたのは何だったの・・・? ああ、わからない・・・わからないわ・・・ 超ミステリアス・・・ 素敵♪」
ってなるわけです。
まあこの場合は、女子うんぬん関係なくただ純粋に「素敵」って思われそうですけどね。
ごっつぁん!て意味で。。
・・・とまあ、さすがにそこまでの暴挙には出なかったものの、立ち回りを無視して気分の赴くままに好き勝手乱れ打ち。
先ほどの吉宗をはじめ、打ちたい機種を気の赴くままに渡り歩きました。
すると、負債の方が相当ミステリアスなことになってました。
帰宅後も、当然ミステリアスを忘れません。
嫁からの「今日はいくら負けたの?」の問いに対し、堂々と沈黙を貫いてやりました。
必要以上に自分のことは語りません。
「はぁ・・・ 言わないってことは、また3万くらい負けてきたのね・・・ 何やってるんだか。」
残念、実際は5万1千円負けてるんですよアナタの夫は。
吉宗を128Gから回し始めて、ストレートで天井付近まで連れてかれてバケってんですよアナタの夫は。
獣王を無意味に5kずつ3台カニ歩いて何一つ当たらなかったんですよアナタの夫は。
最後に癒しを求めたジャグラーで1万も使った上、1ペカリすら許されなかったんですよアナタの夫は。
でも、ミステリアスを心掛けて沈黙したところ、5万負けたのにいつの間にか3万負けにすり替わってるこの事実。
気付いたら2万も浮いてるじゃないですか。
ミステリアスって意外と便利です。
・・・web広しといえども、一回の日記の中でここまで「ミステリアス」っていう単語が出てくる日記はないんじゃないかと自負しております。
ギネス申請しようかな。
と、最後の最後にもしつこくミステリアスな発言をぶっ込んだところでお開きお開き。
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