ハンター×ハンターが連載再開するみたいですね!
連載再開は、2年ぶりなんだとか。
このニュースを見て、昔いろいろ考えていたことを思い出しました。
「働かない漫画家」として、ネット上で批判されているのを結構見かける冨樫義博氏。
この「ハンター×ハンター」の他にも、「幽遊白書」など、ヒット作品の多い天才肌な漫画家です。
個人的には、なんですけど・・・
冨樫氏に対する「ちゃんと連載しろ」的な批判を見るたびに、すごく違和感を感じるんですよね。
なんで・・・?と。
まあもちろん、「早く続きが読みたいからちゃんと連載して!」という希望も込められての批判だとは思うんですけど、それにしてもそこに文句を言うのは違うんじゃないかなぁ、と強く思っていまして。
だって、結局読むわけじゃないですか?
単行本出れば買うわけじゃないですか?
それは、やっぱり作品自体に強烈な魅力があるからなんですよ。
「読者から見限られるかもしれない」
「出版社を敵に回すかもしれない」
そういったリスクを覚悟でやっているのでしょうから、第三者がゴチャゴチャ言うべきことではないはず、と強い違和感を感じるのです。
逆に、いい加減な連載をしてるのにそれでも読者が楽しみに待つ、なんてのは作者からすれば最高の名誉ですよね。
それでいいんだと思います。
続きを楽しみに待っている読者がいようがなんだろうが、描くか描かないかは作者の自由だと思うんですよ。
サラリーマンじゃないんだから、そこはとことん好きにやっていい部分かと。
喧嘩商売が休載した時も、僕としてはすごく悲しかったです。
早く続きが読みたくて仕方ありませんでした。
でも、描くか描かないかは作者である木多先生が決めることなんですよね。
それだけの魅力がなければ、楽しみに待っている人もいないわけです。
作品に強い魅力があるからこそ、どれだけ理不尽に待たされようと、それはそれで納得できるわけです。
・・・まあ、そんな木多先生が、冨樫先生をそこそこディスってたのはいかがなものかと思う部分もありますが。。。
とにかく、それだけの魅力があるからこそ、喧嘩商売の復活はやっぱり嬉しかったし、今回のハンター×ハンターもやっぱり嬉しいんですよね。
ハンター×ハンターの蟻編なんて、あれを泣かずに読み進められる人なんているの?ってくらいに感動的でしたし。
喧嘩商売も、「あのメンツで主人公が勝ち進んでいくのは不可能なんじゃ・・・?」みたいな興味が尽きませんし。
・・・ってことで、やっぱり漫画は素晴らしいです。
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