バラエティにあった「グラップラー刃牙」を見て、ふと思ったんですよ。
「読者の度胆を抜いた、カマキリと闘う例のやつ、演出として搭載されてるのかな・・・?」って。
マンガ大好き人間として、当然刃牙も読んでますが、ちゃんと通しで読んだことはないんですよ。
コンビニ本としてガンガン出てるんで、その都度気が向いた時に買って読む、という感じです。
いわゆる、にわか読者ですね。
そこに登場した、VSカマキリ戦。
主人公である刃牙が己のイメージを膨らませてカマキリを巨大化させ、そのカマキリとガチで闘うという、僕のような凡人にはついていけないような発想から生まれたバトルです。
あれは衝撃的だった・・・
カマキリを自室で孵し、数百匹の小さいカマキリたちと部屋で戯れていたことがあるほどのカマキリ好きだった僕でも、ついていくのは困難でした。
ああ、そういえばカマキリを部屋で孵したっけな・・・
あれは、確か僕が8〜9歳くらいの頃だったと思います。
カマキリが好きすぎて、卵が産みつけられた枝を折って持ち帰り、部屋でこっそり保管していたんです。
そして、「孵れ・・・孵れ・・・」とひたすら願っていました。
もちろん親には内緒で。
すると、無事に孵化したカマキリたち。
部屋には、(おそらく)数百匹くらいのカマキリたちで溢れ返りました。
僕は幸せでした。
大好きなカマキリたちにこんなに囲まれるなんて、と。
しかし、その幸せは長くは続きませんでした。
掃除か何かで入ってきた母親がすぐに異変に気づき、問い質されました。
当時の母 「ちょっ・・・!? どうしたのこの小さいカマキリ!? なんかいっぱいいるじゃない!?」
幼き日の僕 「うん♪ カマキリの卵を持ってきて、部屋で育ててみたんだ♪」
てっきり褒められるものだと思ってました。
生き物を大事にし、しかも卵から孵しまでしたのだから、半ば偉業を成し遂げた気にさえなっていました。
しかし、殴られました。
予想に反して、血のつながりを疑うほどブチギレされました。
パンチにキックに物差しに、となんでもござれで打撃を頂戴しました。
いやぁ、物差しを縦に振り下ろされた時のことは今でも脳裏にこびりついてますよ。。。
まあ当時の僕は、今思えば「普通の親ならキレるだろうなぁ」ってなことばかりやっていたどうしようもない奴だったので、母的にも限界だったんでしょうね。
とはいえ、後にも先にも手を出されたのはこの時だけでしたから、カマキリの一件はよっぽどおかんむりだったのでしょう。。
なんでだろう? あんなに愛くるしい姿なのに。(←未だ反省なし)
・・・とまあ、バラエティにあった新台刃牙を見て、そんなことを思い出していたわけです。
それにしても刃牙、巻が進むたびに範馬勇次郎の神格化がとんでもないことになっていきますよね。
最終的には、「一国の軍隊」やら「核爆弾」やらに匹敵することになってるし。
アメリカ大統領がビビりまくってましたからね。
んなバカな。。
そんな荒唐無稽なマンガとのタイアップパチスロゆえ、なんにせよ打ってみたい。
どんな演出が繰り出されるのか興味がある。
しかし、バラエティに2台しか入っていない刃牙は満席。
ええ、そうです。
これだけ広げたにもかかわらず、まさかの刃牙打たず終いです。。
仕方なく、近くにあったガンダムでお茶を濁すも、★5つの演出から安心の勝利、からの安定の1セット。
100枚ちょっとのコインを吐き出されて終了と相成りました。
うん、多分もう打たないと思う・・・
最近の個人的ヒットは、「銭形2」と「吉宗」です。
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