投稿日 |
2010/7/17 |
投稿者 |
たっつん さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
フリーター |
パチスロレベル |
上級者 |
あれは2006年の2月のことでした。
当時高校2年生だった自分は、その頃凄まじく落ち込んでいました。
17歳で初めて恋をする
↓
その人と付き合うことになる
↓
狂喜乱舞、華麗なる職場恋愛
↓
↓
↓
「ごめん、距離を置いてほしい」
という“崖から突き落とされる”ようなコンボを食らわされ、自暴自棄になっていました。
その彼女と、この先に待っているのは“別れ”だけしかない。
彼女が初恋で脱童貞だった自分でも、それだけは薄々わかっておりました。
その現実にかなり気が滅入ってしまっていた私。
なんとかして気を紛らわせないとヤバイと思い、自分を奮い立たせて向かったのは近所の寂れたパチンコ屋でした。(これを現実逃避という)
そこで私を待っていたのは、金色の6確定札の刺さった『燃えよカンフーレディ』だったんです。
6台あるチーパオの島には誰一人おらず、札の刺さったその真ん中の台はまるで私を待っているかのようでした。
フラフラと札台にすがりつく私。そして逆ハサミで打ち始めること6k目、事件が起きました。
「やったぁ♪」の声とともに左に1確目『青七・BAR・赤七』が停止!
しかし狙えど狙えどボーナスが揃わない。
頭が“?”になりました。
そんな私をよそに約10ゲーム後、改めて液晶に確定演出が。
数時間後…
私の頭上にはカチ盛りの箱が2つ、後ろには3つ。
マジでおしっこ漏らしそうになりました。笑
台が静かになったのを確認して、怖くなってきたのでヤメ。
枚数は7488枚。
人生初の10万円を越える大勝ちでした。
そして1週間後、別の店でまたカンフーレディを打った私に再びその時と全く同じ展開が起こりました。
一撃6000枚。
当時1ヶ月働いて8万円稼げれば万歳だった自分にとって、1週間で25万近い収入はまさに破格でした。
それでも内心は虚しかったんですけどね。
後に雑誌を見て驚愕しました。
強ハズレ、約1/90000。
一撃で5000枚以上出すとなれば、そこからさらに薄い振り分けを引かなければなりません。
それから半月後、彼女には振られました。
奇跡的な偶然か…
奇しくもカンフーレディを打ったこの2日はバレンタインデーと彼女の誕生日でした。
今思えば距離を置かれていた立場とはいえ、彼女からの連絡だけを待ちわびてパチンコ屋なんかに行かずに、自分から思いを伝えに行っていれば今もこうして引きずることもなかったのかもしれません。笑
色んなことに気付かされ「神様はいる!」と本気で思った冬の出来事でした。
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