投稿日 |
2011/6/9 |
投稿者 |
プロ意識たかし さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
フリーター |
パチスロレベル |
中級者 |
このサイトの日記コーナーではもはや定番の「神」。
ARTの残りゲーム数が大量にあるような激熱状態の台を譲ってくれるメシア様。
僕はパチンコ、パチスロを始めてから6年程経ちますが、いまだに一度もそのような無造作紳士に出逢ったことがありません。
マジハロ2のフリーズの方が出現率が高いとすら思ってます。
そっちも引いたことありませんが…。
そんな僕に、先日ある出来事が起きたので投稿させて頂きます。
その日は久しぶりの1日オフで、当然のように朝からART機を打ちに行きました。
目下の目標である万枚を達成するにはAタイプでは厳しいので。
その日座ったのは、大好きな新鬼武者。
幸運にも順調に蒼剣ラッシュに突入。
千鬼からのラッシュだったので期待も高まります。
そして迎えた第4話。
時刻は11時20分。
なんとナレーション中に4回も魂吸収。
ちなみに、緑、桜、緑、紫。
67%以上ループのART中に大量ゲーム数。
少なくとも2000枚は射程圏内の状況。
もはや前述の神に出会う必要はありません。
その時点では店一番のポテンシャルを持った台に座っているのだから。
しかし、11時27分。事が起こります。
バイト先から電話が。
店から電話なんて珍しいなと思い出てみると、『今日Sさんがインフルエンザにかかってどうしても出れないんだよ〜。 今日出れるのキミだけなんだ〜。 お願いだから出て〜。』と店長。
後ろではMくんとYさんのパニック声。
絶対に絶対に絶対に行きたくなかったが、2日前に店長に食事をおごってもらっているため断りずらく、仕方なく行くことに。
つまりこの優秀台を誰かに譲ることに…。
まぁ僕が直接譲らなくてもいいわけですが、せっかくなんで誰かに幸せになってもらいたいじゃないですか。
そこに見かけたのが、いつもいる20歳前後の青年。
毎日データを取っては、ひたすら天井狙いを数店舗でしている青年。
貯金など全く無かった数年前の自分と重なり、その子に譲ってあげることにしました。
『この台打っていいよ』と言うとその子は、眩しいばかりの笑顔で喜んでいました。
そう、その子にとって僕は俗に言う「神」的な存在となったのです。
「神」に出会ったことがなかった僕ですが、自分が「神」になったのも初めてでした。
あまりの喜びっぷりに僕もなんだか嬉しくなり、「いっそ5000枚ぐらい出してくれよ」みたいな穏やかな気持ちでバイトに向かいました。
そして9時間後、バイトが終わり携帯のメールをチェックしていると、鬼武者を打っていたお店からのメール。
そこには驚きの内容が。
『新鬼武者67番台大爆発中! すでに11000ポイント!!』 (その店は枚数をポイントと呼びます)
僕は全力疾走しました。
そこにはすでに打つことに飽きている青年と、9999枚の文字が。
悔しかった。
万枚童貞という名のコンプレックスを打破することが目標だったため、より悔しかったのです。
もちろん、僕が打っていても万枚出ていたかは全く分かりません。
しかしとめどなく湧き上がる負の感情。
どうやら僕は神ではなかったのです。
ただの不運な男でした。
いや、その子にとっては神なのか…。
ちなみに店長からは、『ありがと〜!今日のキミは神だよ〜』と言われました。
神とは何ぞや。
よく分からない長文にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集! お気軽にお送りください!