投稿日 |
2010/7/30 |
投稿者 |
玉吉 さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
スロットを打つなら誰もが経験おありでしょう。
「予定がある時に限って高設定」
高設定の部分をART継続や連荘に置き換えてもOKですが。。。
学生時代、学校にもろくに行かずパチ屋入りびたりな生活を送っていた私の友人K君は、この負の法則を攻略法として使っていました。
ある時は友人との約束がある時にあえて打ちに行き、またある時は彼女の誕生日に打ちに行き、果ては進級のかかった試験日に打ちに行き。
まあ枚挙に暇が無いほど約束という約束、予定という予定をぶっちぎってはスロットに行ってました。
しかしまあ、こんなアホみたいな攻略法がいつまでも通用するはずも無く、みるみる内に金と信用を失っていってしまったのです。
当時、回りは既に就職も決め、最後の学生生活だと色めきたっていましたが、ここへきてK君もやっと回りが見えたのか、かなり遅めの就活スタートを切り、危ないながらも順調に選考が進んでいきました。
しかしそんな矢先に恐ろしい言葉を聞いたのです。
(以下ポルナレフ@JOJO)
あ…ありのまま当時K君が呟いていた事を話すぜ…
『統計上、控えている予定が重要なら重要なほど勝てるんだ』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが
俺も何を言われたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
そもそも統計ってどの統計だとか、
ハナから潰す気でいるんならそれは予定とは言わないだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
まあわかる人にしかわからないネタですが、更正したかと思いきや、逆に人として末期症状な感じへとイってしまわれていたのです。
そんな彼が選んだ選択。
たったひとつのシンプルな答えでした。
「最終面接ぶっち切り」
というかあの真面目な就職活動は全てここへの布石だった気がしてならない。
そして時期が時期なだけにここの最終を落ちると他はかなり厳しいというところ。
しかしそんなことお構い無しに彼はやりました。
やってしまいました。
やりとげました。
奇蹟の差枚17k枚です。
見たこと無いほどのどや顔で私に焼肉を奢ってくれました。
私は見せたこと無いであろう苦笑いでそれを受け入れました。
そんな彼ですが、その後すべりこみで零細ITベンチャー企業へ就職しましたが、なんとその会社が怒涛の躍進を見せ今では業界トップレベルの知名度をほこり、そこの管理職としていい生活を送っています。
ちなみにスロットはすっぱり辞め、たま〜にトイレを借りにパチ屋へ入るぐらいだとか・・・
嗚呼人生とは かくも無常なり・・・・・。
了。
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