投稿日 |
2011/4/29 |
投稿者 |
リベリオン さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
会社員 |
パチスロレベル |
初級者 |
こんにちは、リベリオンです。
先日、夜稼働でジャグラーを回していたところ、ひとつ隣のおばさんがやけに周囲に話し掛ける方で、煙たそうにしている若者を見て、ふと過去の出来事を思い出したので投稿させていただきます。
10年ほど前の話になりますがご容赦ください。
当時私はパチスロを始めて1年くらいで、当時はなにせ台が甘かったですから、バイトの稼ぎと二足のわらじで生計を立てていた頃です。
朝早くからほぼ毎日並んでいたのですが、ある日いつも開店30分位前に来るおじさん二人組と仲良くなりました。
それからは、会うたびに解析を教えたり、半ノリで打ったりと、親しくさせてもらっていました。
当時の自分は近所のスロ専1店舗のみにひたすら通いつめており、勝ち方の手解きを受けた師匠的な人には「あまり同じ店で勝ち続けない方がいいよ」と言われていました。
しかしその時は言葉の意味が解らず、同じそのホールでデータを採っては高設定を狙うスタイルを貫き通していました。
そんなある日、クレオフのイベント台である大花火にて、2kでビッグツモから見事クレオフ。
今日はもらったなーと思っていた矢先、上下ジャージ姿で見るからに危なそうな若い3人組に、周りを取り囲まれます。
「今日も景気がいいなー、ああっ?」
「いつもお前ばっかウゼーんだけど」
…どうやら前から目をつけられていたようでした。
情けない事に当時の自分はかなりのビビり君でしたから、そのまま黙ってその台を離れます。
帰ろうとしていると、獸王を打つおじさんの姿が。
「やられたのかい?」と、あちらから声をかけてきました。
なんで知ってるんだろう、と思いつつも、先ほどの出来事を話しました。
「お前はいつも勝ってるんだから、たまには他にも勝たしてやんなきゃなー」
やはり仕方がないのかと残念に思いつつ、そのホールを後にしました。
その後、他のお店で実戦。
決まった店でしか打っていなかったので、まともな立ち回りが出来たはずもないのですが勝利。
バイト前にデータを見に行くのが日課だったので、恐る恐るいつものホールへ戻ると…。
朝絡んできた連中は、他の台にいました。
朝座った台は、知らない人が回して、出しています。
どういうことだ?と思いながらもデータを採っていると、いつものおじさんが手招きしてきました。
そして駐車場へ連れられ、こう言われました。
「あー、あいつらには俺から言っておいたから。
次に手を出したら黙ってないぞーってな。
ほら、お前は礼儀も出来てるし、頭もいいしさ。」
全く周りが見えていなかった自分に、気付かされました。
もう通えないかもな、と思っていただけでしたが、おじさんにそこまでさせてしまうなんて、思ってもいませんでしたから。
後で聞いた話だと、そのおじさんはそちらの方にも顔が利く人だったようで…。
本当に運が良かったと思ってます。
己の利益に夢中になって、敵を作ってはいけないという事を強く学ばされました。
今は田舎を出てしまいましたが、いい思い出です。
ホールで知らない人に話し掛けられたりした際にも、今は出来るだけしっかりとお話できるようにも心掛けています。
超長文で失礼しました。
最後まで付き合っていただきました方、ありがとうございました。
追伸:今は全然、養分なので、初級者にしてます。
イヤミとかではないので、ご容赦ください(>_<)
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