投稿日 |
2010/7/28 |
投稿者 |
たなキング さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
これは数年前に、スロットを打ったことが無い友人を連れてパチ屋に行ったときの話です。
彼は、完全な初心者だったため完全告知型のパチスロ台がいいだろうと思い、私が大好きだったシオサイに決定。
「せっかくだから楽しい思いをさせてやりたい」と思い、自分の台選び以上に慎重に台を選らんでいきました。
すると明らかに高設定と思われる台があり、その台に友人を座らせ自分は隣のクソ台に着席。
友人に手取り足取り指導しながら、二人で打っていました。
3Kほど使ったところで、自分も「さすがに友達の為とはいえ、このままこの台を打ち続けることはできない」と判断し、少し離れたところで良さげな台を打つことに。
台を離れる際、友人に「少し離れたところで打つけど、ここのハイビスカスが光ったら当りだから俺を呼んでな」と伝えておきました。
数分たって友人の台を見てみると、ハイビスカスが光っているのが見えました。
が、彼は僕を呼びにきません。
「自分で揃えたいのかな?」と思い、しばらく見ていましたが、打ち方が通常時と同じようにただのオヤジ打ちです。
「もったいない」と思い、隣の台に座って友人に話しかけました。
「さすがにまだ、7は揃えれないだろう?」
と聞くと、友人は、
「え!だってまだ光ってないよ・・・!! あれっ!?」
「えっ!!」
なんと、彼はあのハイビスカスの光を察知できていなかったのです。
あの万人が愛してやまないあの光。
目を閉じればマブタの裏に焼きつかれているあの光。
私の人生を共に歩んできたあの光。
彼は、気づきませんでした。
「そっか、じゃ揃えようね・・」
冷静を装いつつ、ボーナスを揃えます。
「じゃあ、また光ったら呼ぶね。 ありがとう」と彼はうれしそうにいいました。
自分の台に戻り「まあ、初めてだし仕方がないかな?」と彼に目をやると、ハイビスカスが光っています。
が、彼は僕を呼びに来ません。
彼に近づき、ハイビスカスを指差しました。
「あぁ!!気づかなかった!」
彼はマジのようです。
そして、この後も何度かこれが続き、彼のパチスロデビューが終了しました。
幸い、彼の台は高設定だったらしくプラス収支となりました。
帰り際に、「パチスロどうだった?」と友人に聞いたところ「パチンコとくらべて当たったのがわかりにくいね」と言われました。
「・・・そっか。じゃあパチスロは向いてないかもね。」と優しく返事をしてこの日を終えました。
そして、現在、未だにハイビスカスが大好きな私と新鬼武者などを狂ったように打ち込む彼がいました。
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