| 投稿日 |
2011/2/10 |
| 投稿者 |
和製ジョニー さん |
| 年代 |
20代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
初級者 |
「死合の刻100 天授の儀100」
拳志郎が依然疾走する中、隣台にはこのように表示されている。
「死合の刻1 TOTAL15」
一方、隣台を横目に見ながら、目の前の台には画面いっぱいにこのような表示が。
なにかがおかしい。
「パチスロ蒼天の拳」に出会ったのは、昨年の夏だった。
初打ちの初当たりは天井ART。
そして何の見せ場もないまま単発で終了した。
4人の福沢諭吉大先生を失った代償に得たもの、それは「数十枚のコイン」ただそれだけである。
「俺は今後、こいつを打つことなどあるのだろか」
こう思いながら、俺は店を去った。
その背中には、おびただしいほどの哀愁が漂っていたに違いない。
だがその翌日、俺は「パチスロ蒼天の拳」に座っていた。
「なぜか」と聞かれれば答えはただ一つである。
「勝てる気がした」のだ。
ただ結果からいうと惨敗である。
またもや4人の尊い福沢諭吉大明神を奪われ、額からはおびただしい量の脂汗がにじみ出ていた。
そして、瞳から流れ落ちる液体。
「こいつが涙ってやつか」
なんてことはない。
「勝てる気がした」のは、昨日隣台の兄ちゃんが爆連していたから。
それを目撃していた俺は、なんか出来そうな気になってしまったのだ。
それから現在まで「パチスロ蒼天の拳」との闘いは、非常に厳しいものであったことはご想像に難くはない。
蒼天揃いの当たりを引こうが、青7を揃えようが、設定６に座ろうが勝てないのだ。
そんな中、俺はストイックに立ち向かった。
仕事中、食事中、排便中、恋人とのあの行為の最中でさえ、常に蒼天をイメージしてきた。
そう、ただひたすら蒼天に願っていたのである。
２０１１年１月。
この月、俺は３回に渡り、「パチスロ蒼天の拳」における最高設定に座った。
それも全て一日稼働である。
しかし結果は３戦全敗。
俺は完全に自信を無くしてしまっている。
自慢じゃないが、俺はこの機種を相当打ち込んでいる。
しかし、最高11連である。
今日もどこかのホールで100連規模の大連チャンをかましている君たちに聞きたい。
「君たちはどのようにレバーをたたいているのか」と。
俺はまた懲りもせず「パチスロ蒼天の拳」を打ちにホールへと足を運ぶ。
「パチスロ蒼天の拳」よ、俺はおまえが大好きだ。
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集！ お気軽にお送りください！
