| 投稿日 |
2021/1/20 |
| 投稿者 |
トーテムポール さん |
| 年代 |
30代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
初級者 |
君がいなくても世界は回るが
君がいないと僕の人生はモノクロになってしまう。
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「また雨か・・・」
雨だからといって気分が落ち込むほどナイーブな性格ではないが、そんな私でも連日の雨に良い印象を持つことはできない。
気分転換というわけではないが、昔から雨の日にはふとパチンコ屋に足を運んでしまう。
店内に入ると、外がどしゃぶりの雨だろうが関係ない。
液晶、ランプ、出目に一喜一憂する別世界が広がっていて、この閉鎖的な空間で行われている非日常がたまらない気持ちにさせてくれる。
さて、眼鏡に付いた水滴を拭って挑むのはディスクアップ。
椅子の高さ調整を忘れてはならない。
このディスクアップという台は、私が今更言うまでもなく名機である。
台自体が面白いことはもちろんのこと、規制や環境の変化や努力不足により勝てなくなった層に、目押しがある程度できれば勝つ道を用意してくれたという意味での功労は計り知れない。
もちろん私もその一人だ。
今回は様子見を兼ねての訪問だったが、やはりコロナ禍で客が少ないことはあきらかであった。
だからこそ設定１上等のディスクアップを安心して打てたというのが本音だが、この状況が長引けば経営は成り立たないだろう。
感染予防で出入り口にアルコール消毒の設置、客の入れ替わり毎の除菌作業、台毎の仕切りなど手間や経費は増える一方で売上は減少。
やっていけるわけがない。
パチンコ屋がなくなったら社会的にはいいことなのかもしれない。
正直私も困りはしない。
しかしそれでは寂しいではないか。
人生の数ページはスロットで占めているといっても過言ではない私にとって、このままマイホが廃業でもしたら、青春時代を過ごした学校が廃校になることと同じくらい悲しい。
何ができるか？
打つことしかないだろう。
ということで後日、復刻が話題の「ひぐらしのなく頃に祭２」を打ってみた。
総回転数：１５００G
BB：１回
RB：４回
忘れていた。
スロットってやつが、愛を見せたところでどうにもならない奴だったことを。
そして思い出した。
この一方通行感がたまらないことを。
早急にリベンジが必要だろう。
外はまた雨だが、気持ちはどこか晴れやかだった。
お店があり、面白い台があり、何より私の熱量が保たれている限りはカラフルな人生を送れそうだ。
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