投稿日 |
2018/3/5 |
投稿者 |
ジャグおじさん さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初心者 |
自分の通うホールには、仲間内で「幽霊」と呼んでいるおばさんがいます。
年齢50代、黒髪おかっぱが伸びた、市松人形的な方で、他の常連さんと話をすることもなく、笑顔を見たことがありません。
ボタンに念を込める様に押し、小役が揃うと両膝に手を置いてジーっとリールを注視したりと、独特な打ち方をされます。
このホールは間接照明がメインで、天井や壁が黒で統一され、やや薄暗いく、おばさんが好んで来るのも頷けたりもしてしまいます。
そんな中で並び打つ事もたまにあり、その日は、壁横の端台におばさん、隣に自分の位置でハッピージャグラーでした。
おばさんは、これと思ったら粘るタイプ。
B14・R15・合算1/150のハッピーが空いていても見向きもしません。
この台、深ハマりしてないし、軽い当たりが続く様なら高設定もあり得るなと、オ○モト工業もビックリな薄い根拠で打ち始めます。
中ハマり3回目で次当たったら天国じゃね?とオカルトも織り混ぜながら。
打ち始めて50Gほど回した所でビックを引き、更に70G程度でビック。
2連して、ハッピーターイムと浮かれている時の事です。
おばさん台も当たりを引き、ランプがペカると同時に全パネルが消灯、プレミアムでした。
おっ、良いね!と、おばさんをチラ見すると、漆黒の壁を背景に、暗闇の中で両膝に手を置き薄黄色い光を顔に浴びながら、ゴーゴーランプを凝視する市松人形がそこにいました。
この世の物とは思えぬ不気味さと、朝から好調だった台が空いたこともあり、ガクガク震える手でコインを箱に入れ、その台を立ち去りました。
その後に座った自分の台は閉店迄ペカりっぱなしだったので、ある意味ホールの座敷わらし的な守り神なのかもしれません。
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