| 投稿日 |
2017/9/18 |
| 投稿者 |
ソーイ さん |
| 年代 |
40代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
初級者 |
しばらくパチスロを打っていない。
以前にも言ったがね、僕にとってはビーマとクラコレ以外はもう興味を持てなくなってしまったのさ。
近頃、休日と言えばカフェで読書をしたり愛車のスージーで林道をツーリングしたり、まぁ健全な休日を過ごしていた訳さ。
そしてとある日曜日、レディババと出かけてきたのさ。
レディに頼まれたのでね。連れてってくれ、と。
え？パチンコ店に連れて行ったのかって？
違う違う、パチンコ店じゃあない。
ババ曰く、ハンバーガーを食べに連れて行ってくれ、と。
そう…
自販機で販売されているハンバーガーさ。
近頃なにかと話題になるだろう。
レトロ自販機さ。
あのハンバーガーやらトーストやらを食べたいと言うのでね、ここら辺じゃあ有名なドライブインに連れて行ったのだよ。
ドライブインに着いて早速ハンバーガーやトーストを買って食べてみる。
まぁ味はそこそこ、それなりの味だがね。
食べ終わって一服つけていると、どうやら自販機エリアの向こうはゲームエリアになっているという事に気づいたのだよ。
フラリとゲームエリアに行ってみると、パチスロ台が何台か並んでいて、一番端にはクラコレがあるじゃないか。
100円で50クレジットらしい。
で、350クレジットになると景品がもらえるらしいじゃないか。
じゃあどんな景品がもらえるのかと思ったら…
あれさ、何と言うか、つまり、ほら…
若い乙女があられもない姿であんな事やこんな事をするDVD、らしい。
いやいや、僕はそんな物は欲しくないさ。
当たり前じゃないか。
全く興味はないね、そんな物に。
だけどね君、ババが勧めるのだよ。
「へぇ〜、いいじゃない。もらえるかもよ？やってみれば？」
「欲しかないよこんなの」
「若い頃はピンク映画を見に行ったんじゃない？」
「行ってない行ってない」
ピンク…遠い昔に死語になっているだろう、それは。
しかし、勧められてしまったのだから仕方ない。仕方ない。仕方ない。
「じゃあ100円だけ」
久しぶりに打つクラコレがこういうシチュエーションになるとは思ってもみなかったよ。
50クレジットが終わる最後のレバーオン。
青7が4コマ滑って中段BAR。
ベルorボーナスだね。
ベルだとしてもボーナス重複の可能性もあるし、そもそもこっちのベル揃いのみがボーナス重複するんじゃないか…と思っているのだがね、それは僕の思い過ごしかもしれないがね。
これが見事にベルハズレでボーナス確定。
しかし、クレジットがゼロになってしまった。
このままじゃあ景品をもらう事が出来な…いやいや、せっかくリーチ目が出たのだから、ビシッと青7を揃えてあのファンクでカッコイイBGMを聞きたいじゃないか。
仕方なく100円を追加すると…
クレジットが増えないじゃないか。
「あれ？」
試しにもう100円追加すると…やっぱりクレジットが増えない。
「壊れちゃったの？」
「みたいだなぁ」
「じゃあお店の人を呼んでくるね」
と、レディがお店のおじいさんを呼んできてくれたのさ。
「はいはい、どうしました？」
「100円玉を入れたんだけどねぇ…」
おじいさんが鍵を取り出す。
似たような鍵が10個ほど束になっている。
ひとつ鍵を鍵穴に入れる。
「あれ、これじゃないか」
違う鍵を鍵穴に入れる。
「あれ、これも違う」
違う鍵を…
「あれ」
「あれ」
「あれ」
ヒキが弱いようだよ、このおじいさんも。
1/10を引けないとはね…
8ゲーム目くらいでやっと当たりを引けたおじいさんだったがね、扉を開けてあっちこっちガチャガチャやった結果…
「う〜ん…」
と、いかにも空気を読んで欲しそうな雰囲気さ。
「あぁ、じゃあもう帰るからいいよいいよ」
「すみませんねぇ、お金は返しますんで」
と言って、おじいさんは『調整中』の札を台に置いて、お金を返してくれたのさ。
まぁそれはいいのだがね、せっかくの景品…いやいや、せっかくリーチ目が出たのに、そのまま放置してヤメるのは、いくらゲームとはいえもったいなかったよ。
「もったいなかったなぁ」
「ねぇ〜、景品ねぇ〜」
「景品じゃなくてっ」
現在、僕のパチスロ歴はこの中段BAR・BAR・チェリーで活動を休止しているのさ。
とは言え、今のパチスロを打たない日々が、もしかしたら僕には安息の日々なのかも…しれない。
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