投稿日 |
2016/3/12 |
投稿者 |
ソーイ さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初級者 |
目が覚めて、ベッドに寝そべったまま手を伸ばしてカーテンを開けてみると、空は綺麗に晴れ渡っている。
すっかり寝坊してしまった。
時刻は8時半をとうに過ぎている。
これじゃあいつものようにカフェに行ってのんびりしている暇はない。
カフェの店員の可愛いユイちゃんに会いには行けないけれど、いずれにせよ最近ユイちゃんは土曜日は出勤していない。
LINEでメッセージを送っても既読スルー。
まぁいいさ。
可愛い女子とパチスロと、どちらを選ぶかと問われれば、僕は迷うことなくパチスロを選ぶよ。
久しぶりにパチスロを打ちに行くことにしたのさ。
昨日の晩、例の低貸専門店のデータをネットで見てみると、なんとビーマが突如として高設定。
それはつまり、今日も据え置き高設定、ということだ。
この店は「設定4は高設定です」なんてことを思っちゃいない。
迷いなく設定5・6を使う。
ビーマの高設定が打てる。
しかも恐らく6だ。
ビーマの設定6を打ちたい。
それっぽい台は過去に4、5回しか打ったことがない。
それももう1年以上前だよ。
ということで久しぶりにパチスロを打ちに行こうと思い立ったのさ。
とは言え、低貸だから収支は20スロの半分にしかならないけどね、僕は儲けるためにパチスロを打つんじゃない。
楽しむためさ。
ま、ビーマだったら設定なんて気にしないのだがね、それでも小役をカウントするのは楽しい。
朝イチから小役のカウントを始める。
1ゲーム目から小役の爆弾が揃う。
幸先が良いじゃないか。
もう何年も前のことだがね、とある店で朝から夜までエヴァを打ったことがある。
エヴァの「約束」だったかな?
今日は絶対にこの台に高設定が入る、という確信があったのだがね、その時もベルをカウントしていたのさ。
するとどうだい。
最初の2000ゲーム、ベルの出現率は設定1並み。
しかし高設定が入るとの確信がある。
我慢して打ち続けると徐々に出現率が上がってゆき、6000ゲームでヤメた時点では設定5と6の間の出現率にまで上がったのだよ。
ただし、ボーナスが全然引けずに大負けした記憶があるがね。
「低設定でベルのヒキが良かっただけだろう」という向きもあるだろうがね、僕はそうは思わなかった。
何故なら、最初の2000ゲームが設定1並みだったからさ。
つまりだね、最終的に設定5と6の間の数値になったけど、これは6000ゲームのトータルでの数値さ。
しかし、これをもう少し小さなスパンに区切って見てみれば、ちょっと違う。
最初の2000ゲームが設定1並みだったということは、2001ゲーム目から6000ゲーム目までは設定6並み、あるいは設定6を超える出現率じゃないと5・6並みの数値まで上がってこないだろう。
だから逆に、最初の2000ゲームがベルのヒキが悪かった、ということで実際には高設定だったのだと思うのさ。
そういえば2ヵ月くらい前かな、やはり例の低貸専門店のA偽物語の据え置き狙いで朝イチから打ったことがあったがね、その時も朝からベルの出現率がめちゃくちゃ悪くて、この時はすぐにヘタレてヤメて帰ってしまったのさ。
後でデータを確認したら見事な高設定のデータだったよ。
台選びに確たる根拠があるのなら、そんな簡単に見限ってはいけないね。
確信、と言えるだけの根拠があるのなら、ね。
そんなこともあり、今日はしっかり打ち込もうと思ったのさ。
なんせビーマだよ。
思う存分、ビーマの魅力を味わおうじゃないか。
幸い朝イチから小役の出現率は良好。
ボーナスも次々と引いて朝からロケットスタート。
小役の出現率は2000ゲームの時点では設定6の数値をぶっちぎっている。
なのに…
突然襲いかかる大ハマリさ。
ビーマのハマリなんて日常茶飯事。
ビーマの500ハマリはハマリとは呼ばない。
が、高設定狙いで打っている時はモチベーションも高くなっているだけに、ハマると心が折れそうになってくるね。
そう、疑心暗鬼さ。
いろんなことが頭をよぎる。
「据え置きじゃないのかなぁ」
「いや、まだ低設定とは限らない」
「でも高設定でここまでハマるかなぁ」
「高設定でのハマリなんて珍しくもなんともないさ」
「店長の機嫌が悪くて設定下げちゃったのかな」
「店長、夫婦喧嘩でもしたか…?」
「それにしても…隣のおじさん、和室の臭いがする」
「あのワイシャツのリーマン氏、絶対仕事サボタージュだよ」
「1597…?」
「えっ、あのリーマン氏、あと3ゲームでハーデス降臨ですか」
「なんで仕事サボタージュのリーマン氏に神が降臨して、真面目に仕事してる僕がこんなに…」
頭がボーっとしてくる。
意識が朦朧としてくる。
何も考えられなくなってくる。
出目の確認も曖昧になってくる。
「うん…?はれ?…これぁ…りーちめ?」
1331ゲーム目。
やっとハマリが終了したよ。
長かったねぇ。
ビーマでのハマリ記録を300ゲームも更新したよ。
ニューパルに続いて過去最高のハマリ記録さ。
ハマリ前には恐らく1300枚程度あったコインが無くなる寸前に引いたボーナスさ。
いやね、その程度の枚数で1300ゲームも回るという事実にびっくりだね。
やっぱりこれも設定6の数値をぶっちぎる小役出現率のおかげだね。
その後は順調にボーナスを引けたけどね、あのハマリさえ無ければ2000枚以上は出ただろうにね。
結局、4600ゲーム回して小役の出現率は1/7.00。
この数値のおかげであのハマリに耐えられたのさ。
これが無かったら絶対隣の和室の臭いにヤラれて帰っていたよ。
ま、高設定だったとは思うがね、出玉は1200枚。
高設定でもヒキに左右されるものだね。
そういえば、あの時あのエヴァも、確か天井までハマったような気がするよ。
ノーマル機にも天井があればいいのに、とは時々思うよ。
けれどね、ビーマにはそんな物は要らない。
とめどなく、どこまでもハマる可能性を秘めているからこそ、危険な魅力があるんじゃないか。
そうでなければ僕の嫁になんかなれないさ。
そういう部分も含めて、それもビーマの魅力なのさ。
そういう意味では、今日は思う存分、ビーマの魅力を味わえたよ。
あぁやっぱり、僕の嫁は宇宙で一番さ。
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