投稿日 |
2016/4/30 |
投稿者 |
クラシカル さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
その他 |
パチスロレベル |
中級者 |
皆さんお元気ですか?
介護福祉士スロッタークラシカルです。
こちらでもようやく桜が咲きました。
でもすぐに散って、短い夏が来るんでしょう。
新入社員の歓迎会も終わり、思い出したことがあります。
まだ自分が新入社員だった頃に、指導者だったA井さんという人がいました。
当時年の頃は今の自分と同じくらい。
仕事の教え方は厳しかったですが、理由づけてから指導してくれるので全く辛く感じませんでした。
入社して1ヶ月ほどの夜勤中、A井さんから「そういえば、趣味とかないの?」と聞かれました。
「音楽とか釣りとか、色々ありますけど…あとはギャンブルですね。」
隠すこともないので正直に答えました。
「見かけによらないな。 でも俺と同じ勝負師か!」
A井さんは楽しそうに話始めたのを覚えています。
その頃自分はパチンコ主体で、スロは知識も無く、触れずにいました。
まだ立ち回りが定着しておらず、それなりに勝ってはいましたが、年間では負けていたように思います。
というのも、収支表もつけていなかったのでわかりませんでした。
A井さんは、介護福祉士をしながらパチスロで年間平均200万ほどを稼ぐ人でした。
収支表をつけることの重要性を教えてくれたのもA井さんでした。
主にAタイプ、沖スロの高設定狙い、退職間際には流行りだったこともあり、ゾーン狙いも駆使していました。
パチスロのARTやAタイプなどの仕組みすら知らなかった自分に、色々と勝つための知識と技術を教えてくれました。
「俺は、沖スロで勝つことこそが芸術だと思っている」
当たりが一目で分かるインパクト、激熱の数Gを消化している胸の高鳴り。
単純且つ強力な連荘。
全てが絶妙なバランスで成り立っているとA井さんは言いました。
自分は部署異動したので詳しい経緯はわかりませんが、A井さんは数年前あっさり退職しました。
今頃何処にいるんでしょう。
慕われていましたが、音信不通で誰も行方がわかりません。
「沖スロで勝つことこそが芸術」
その言葉を思い出し、夜勤明けに南国物語を打ってきました。
12連敗という自己記録を作ってしまった自分は、少し弱気に流れていました。
また今日もダメか…
当たり0回の台を450G程から回すがそれでもハマる。
俺の運は…枯れたのか…
一瞬眠ってしまった時に聞こえたのは幻聴か。
「勝負師なら、最初だろうと最期だろうと、することは一緒だろう?」
気付き、座り直して向き合う。
通常時が辛い。
いや、辛くない勝負の何が面白いんだ。
てめぇは何を賭けているんだ。
キュイン!
770Gでレギュラーボーナス。
しかしそこからビッグボーナス14連。
223Gでサプライズ告知。
レギュラー2連で終了。
勝ったぜ…A井さん。
沖スロ、楽しいな。
積る敗け傷は癒えずとも。
運を繋いだ勝負師の意地。
次の勝利へ標を付けて。
その胸の奥に焔揺らめく!
懐かしいことを思い出したので、いつもと違うテイストでお送りしました。
それではまた!
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集! お気軽にお送りください!