投稿日 |
2015/12/4 |
投稿者 |
ポチ さん |
年代 |
50代 |
性別 |
女性 |
職業/立場 |
その他 |
パチスロレベル |
初級者 |
ポチと申します。
よろしくお願いいたします。
長い文章になりそうなので、もし宜しければお読みいただければと思います。
この頃、パチスロを始めた頃のことをよく思い出します。
その当時、私はパチンコだけやってました。
スロットはカエルのリールの台がたくさんある頃です。
スロットを打ってる人たちを見て、あんな勢いで回ってるものを自分の手でボタン押して止めるって凄過ぎるといつも思っていました。
私は視力悪いし、目が疲れそうだし、ましてあんなスピードで回転しているものを止めることは絶対に無理だと思っていたのです。
そんなある日、いつものようにガラガラのパチンコ屋さんに入ってガラガラのパチンコ台を見て歩いていました。
パチンコのシマと並んでパチスロのシマがありますが、いつ来ても誰もスロットを打っていませんでした。
その時、これはチャンスかもと私は思いました。
お店の中に、お客さん自体が私を入れて3人ほどしかいない、しかもスロットのシマには今、目の前にあるイルカの絵の台を見つめながら思案している私しかいません。
あんな勢いの物を止めることなんてできない私ですけど、今この時、それを見ている人はいない訳です。
ならば、できる人達に私の失態を笑われることもないのです。
私は思い切って、目の前のイルカの絵のついた台に座りました。
私は動物が大好きです。
好きな動物を3つ選べといわれたら、迷わずに”イルカ、馬、トラ”と答えます。
ですから、カエルの絵の台よりイルカの台を選ぶのは自然なことでした。
台の横の切れ込みに1000円札を入れると、ジャラジャラとコインが出てきました。
そのコインまでが、いつものパチンコ玉よりずっと重みがあるような気分です。
最初、コインを何処に入れればいいのかわからず、じっくりと台を見ていると、”Insert”という切れ込みを見つけて、恐る恐る数枚入れてみました。
どうやら機械はそれを無事に飲み込んだようで、ビーとかブーとかいうような変な音もしません。
大丈夫のようです。
今まで見てきたできる人達のようにレバーをそっと押してみると、わーっ、すごい勢いで絵が回ってます。
思わず見とれてしまいました。
が、あまりの勢いで絵柄がざざーっと動いているので眩暈がしそうになり、私は台の下のほうを見ながら左、中、右とボタンを押しました。
すると、大音量と共にコインがジャラジャラと出てきました。
驚いた私は、機械が壊れたと思って慌てて呼び出しボタンを押し、呆然と店員さんを待ちました。
そんなにお金ありませんし、弁償になったらどうしよう、いやいや今まで警告的な音は機械から出てないし、とにかくいきなりコインが出てきて大音量が出たことを店員さんに話そうと考えていました。
やがて店員さんが来たので、いきなりの大音量と台がピカピカしだしてコインが出てきたことを話すと、若い男性店員さんは”大当たりしたんですよ。ほら、イルカが揃ってるでしょ。このままレバーを叩いてボタン押してれば自動的にコインが出てくるから壊れたんじゃないから大丈夫ですよ”とぶっきらぼうに言って去っていきました。
これが、できる人達がやっているスロットというものか、、、
でも、これ、すごくおもしろいかも!
というのが、その時の感想でした。
なにせパチンコ玉よりずっと大きいコインがジャラジャラ出てくるし、大好きな動物の上位に入るイルカもピカピカひかってます。
そして一番大きかったのは、自分の手で止めた(偶然フラグ立ってて止まった)ことでした。
これはパチンコでは味わえない醍醐味だわと思いました。
それから私はスロットを打つようになりました。
パルサーやクランキーコンドルの時代です。
攻略誌を立ち読みし、或いは購入して、主だったリーチ目を覚え、その頃にはお店の台のところに貼ってあるリール表を見ながら目押しの練習をしました。
リール、リーチ目などの名称もその頃に初めて知りました。
しばらくすると、ゴールデンベルや完全告知のスーパージャックポットに夢中になりました。
特にスーパージャックポットは目押しの練習になり、告知音がなる前にボーナスを揃えるのが楽しくて楽しくて、ビッグ中の曲もジャズっぽくて好きでした。
そんなこんなしてると、サラリーマンの中年紳士から目押しを頼まれたりするようになりましたが、自分のコインを持っていってやらせていただき、自分のボーナスは何回ミスしてもリール表を見ながら自分で揃えました。
それもとても楽しかったです。
やがて5号機の時代になって、A+ARTが出てきました。
その中で一番好きだったのはキャッツアイです。
実はその頃のキャッツアイの泪さんの声優さんが好きで、その声を聞きたくて打ってましたが、スーパーキャッツタイムになった時の嬉しさや、ボーナス中の青7揃いやエピソード成功でキャッツタイムに入った時にART終了か継続かのどきどき感、意外と継続してコインもモリモリ増える感じ、それに今では夢のようなビッグ250枚が大好きでした。
その頃は軍資金としてせいぜい15000円までと決めて、それでも楽しく遊べましたし、けち臭いですけど数枚の余りコインでも貯玉して、設定なさそうならビッグ1回でもやめて貯玉しました。
これは今でもそうしてます。
そのうちに新鬼武者とかドンちゃん、デビルマンなどが出て、中段チェリーがレア役になりました。
このころからでしょうか、なかなかなお金がかかるようになりだした気がします。
今でも私はA+ART機が好きです。
ですが最近のA+ARTはボーナスがとても重いですし、ビッグもよくて200枚でARTに入れるのが大変に感じます。
高純増のAT機はとても予算が追いつきませんし、大枚なお金を使って100枚ではとても私には打てません。
そして何よりも、始めた頃の楽しさを感じなくなりました。
パチスロの煽り、私はモンキーターンから始まった感じがあります。
これまでに本当にたくさんの機種が出て、天井を食らったりもしつつ多くの機種を打ちましたが、やめさせないための煽り、ぐちゃぐちゃと台詞の長い演出がリプレイで来るとか液晶演出の賜物といっても、演出キャンセルする人は私だけではないと思います。
滅多に当たらない料理演出とか、演出が外れるとチャンスゾーンに入るとか、もう当たるための演出ではなく外れるための演出もたくさんあります。
そんな事を打ちながら思うと、あのスロットを始めた頃の楽しさや、大好きだったキャッツアイのあっさりしながら熱いときは熱い当たるための演出をとても懐かしく思います。
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