投稿日 |
2015/10/16 |
投稿者 |
華牌 さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
その他 |
パチスロレベル |
中級者 |
あぁ、そろそろ一発出してえなぁ・・・
そんな、駅のホームで呟いたら即座に変質者に間違えられ、駅員さんに連行されて通報されるような事を思った訳です。
勿論そんな話じゃなくて、パチスロの話ね?
自慢ではないが、私は引きが強い類の人間だと思う。
ここ半年で5000枚はおろか3000枚すら一度も出していない、全回転超ハーデスで20ゲーム継続させて+100ゲームで終わる、パチンコのガロで6連続確変STをスルーする程度には引きが強い私だ。
あれ、何故だろう視界が歪んでくる・・・
※人はそれを引き弱と呼ぶ。
閑話休題。
私の愛読漫画ベイビーステップ(テニス漫画)によると、一流のアスリートは自分の限界を超えたパフォーマンスを発揮する「ゾーン」のようなものに自分で入り込む事ができるらしい。
つまりだ、私は天才的(にアホ)な事を閃いてしまったのだよ。
あの、もう今日は何を打っても負ける気が一切しなくなりひたすら勝ち続ける、俗称勝てる気しかしないゾーンに、一流のパチスロ打ちなら自らの意思で作り上げることができるのではないかと!
こらそこ、蔑むような目で見るな!
私は大真面目に考えているのだ!
そんなケツを拭いた後のトイレットペーパーを見るような目をするでない!
それに、この理論は勝てる日のテンションと負ける日のテンションでレバーの叩くスピードが無意識に変わっていて、それによって乱数の拾い方に影響が出て差が出てしまうという華牌の脳内ノーベル賞を樹立した研究と見事に符合するのだ。
そう考えると中々に侮れないだろう?
何故か嘔吐物を見るような刺さる視線を感じる気がするが、気にしない方向で行く。
思い立つがきびだんご、早速どうやったらその勝てる気しかしないゾーンを作り上げるか考えてみる。
まずだ、やはり出した時のテンションを思い出すことが第一だ。
その日の天気、打った店、座った機種、女性店員の顔、とにかく全てを思い出せ、思い出すんだ・・・
あれ?
何故だろう、全く思い出せないぞ?
当然である。
何しろ最後に3000枚を出したのが、かれこれ8ヶ月以上前の話だ。
そんな天気だの女の顔だの覚えているはずもなく。
いかん、このままでは失敗に終わってしまう。
せめて何で出したかを思い出すのだ私。
北斗転生?
いやいや、あれは何かを引いた訳でなく、ひたすら勝舞玉が尽きる前に撃破を繰り返しただけだ、インパクトに弱い。
もっと派手な一撃フラグを持った機種でないと。
豪炎高校?
いや、これはそもそも設置がない。
1BIGで校歌斉唱フリーズを2回引いたあのヒキは恐らくもう二度と出来ないだろうな・・・
・・・!
鬼の城、これだ。
これならまだ設置がある。
以前出した店に無いのが些か駄目なような気がするが、この際妥協するしかない。
そんな簡単に妥協するあたり、この華牌駄目人間の鑑である。
そして、出したビジョンをイメージするのだ。
確かあの日は、天井直前まで持って行かれて60ゲームスタートという、彼女との初デートの最中に元彼と偶然出くわしてしまい、驚きの余りに漏らしてしまった時ぐらいに絶望的なスタートだった。
無論私にそんな経験はあるはずもないが。
いや、本当にないよ?
そして、継続バトルで奇跡的にマイルさん(羅刹)と鬼を倒して継続・・・のはずが、エンディングが始まったんだ。
余り演出に詳しくないが、恐らく恩恵は高継続の鬼狩ラッシュなんだろう。
そのエンディングの最中に引いたんだ。
1/8192の桃幻リプレイをだ。
思わず3回も写メを取ってしまった。
何をとち狂ったか、友人2人に送りつけた記憶がある。
なんてクズだ。
エンディング終了後、何事もなかったかのように鬼狩ラッシュへ・・・
恩恵が分からないのでびくびくしながら打ち進めると、+310ゲーム(微妙だとか無粋な事は言わない方向で)を乗せた後、乗せゲーム数丸々と+50を保存してくれた。
つまり最高のタイミングだったと言う事だ。
よし、あの時のビジョンはしっかりと思い出せた。
後は神社にお祓いに行って、待ち受けを松●修造に変更すれば完璧だ!
何が完璧なのか、自分が何をしたいのかイマイチ理解できていないが、この雰囲気に酔ったまま仕事終わりに突撃した。
今日で引き弱貧乏生活ともおさらば、今日のディナーははなやす(近所のステーキ屋)ででっかい肉を貪ってやるんじゃい!
ん? 結果?
凄く良かったよ。
何故かすっごく薄い600のゾーンで当たって、それから鬼神界闘(CZ)や天国でバンバン引き戻すんだ。
この台壊れてるんじゃないかと本気で疑ったよ。
そう、壊れてるんじゃないかと思うぐらい60ゲームで駆け抜けてくれやがるこのピーめ・・・
そもそも、なんで継続を2段階方式にしているんだ。
普通に三鬼衆倒したら継続でいいのじゃないだろうか。
そして、この台は典型的な一発台で、天国連をいくらしようがどこかで乗せなきゃ一切増えないんだよなぁ・・・
そうして残った数百枚、流せばまだ肉は食べれる、食べれるんだ。
なのに何故、お前はジャグラーコーナーへ足を向ける。
よせ、歩みを止めるんだ。
今ならまだ引き返せる。
楽しかったあの日々に戻れ「テレレレ、テッテレー」・・・。
結論、私はそもそも一流のパチスロ打ちでは無かった。
そして、ただ数時間打って普通に負けただけの内容をここまで無駄に引き伸ばして読ませてしまった事に対して心から謝罪したいと思う。
とてつもなくどうでもいい余談だが、私は未だかつて万枚というものを経験したことがない。
4号機世代を知らない私だが、それでも最近の射幸心煽りまくりの台たちとそれなりに触れ合っていたら1回ぐらいはでそうなものである。
それでも出ないのは、ヒキが無い所為なのか、それとも若かりし頃にかつての友人と誓った、万枚を出したらパチスロを引退する!と言ったあの言葉の所為なのか・・・
かっこつけて書いた所で根っこが腐っていては茎もたたないねぇ。
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