投稿日 |
2015/8/22 |
投稿者 |
つぶみ さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
アルバイト |
パチスロレベル |
中級者 |
20代半ばにしてアルバイト。
その長い間続けていたアルバイトさえも、先日辞めた。
辞めた理由を強いて挙げるなら、気持ちがプッツン切れてしまったから。
これだけ聞くと、早く働けよくそニートと思われる方もたくさんいることだろう。
全くもってその通りである。
一人暮らしでアルバイトによって生計を立てていた俺にとって、アルバイトを辞めて次の仕事を探すまでの間暮らしていく貯蓄なんて当然ありはしない。
そこで考えた。
飯は友達にたかるとして、タバコはしけもくをかき集めて吸うとしても、家賃や光熱費をどうしようと……。
答えは自ずと出てきた。
悩む必要なんてなかったんや。
パチスロで勝って増やせば良かったんや。
普通の感覚の人なら、次の仕事を始めて給料が入るまでの約一ヶ月半くらいの間、家賃光熱費を除いて三万しかない(食費なども入れて)のに、パチスロで増やそうなんてファンタスティックな発想は出てこないだろう。
あれ、もしかして俺天才なんじゃないの?
もしかしてスロだけで食ってけるんじゃないの?
そんな浮かれた気分で近所のホールに入る。
軍資金は僅か三万。
AT機は正直しんどいか?
しかし、大きく出るなら大人しくGODだろ。
三万であの板チョコ揃えれば裕福に暮らせる。
「よし、凱旋やな」
サンドに一万円を入れる。
もう今迄何度一万円をサンドに入れたんだろう?なんてくだらないことを考えながらコインを手に握り、希望に満ち溢れた実戦スタート。
いやぁ……。
甘くなかった。
え?
まだ30分も経ってなくない?
あっという間に、一万円は神へのお布施という形で消えてなくなった。
やだよぉ……。
あと二万円しかないよぉ……。
死んじゃうよぉ……。
しかし、かといって攻めの姿勢を忘れてはいけない。
その姿勢さえ持ち続けていれば、まだ道は開ける。
休憩スペースにて、一服をつけてまたホールをウロつく。
すると5000ゲームで、BB24・RB25のアイジャグが。
「いやぁ、多分5か6は間違いないんだろうけどジャグラーかよ」
いや、待てよ。
攻めのジャグラーというのもコレあるか?あるのか?
もう思考回路はショート寸前である。
とりあえず、面倒くさいので考えることをやめ、ジャグラーを打ち始める。
それからは特に目立った展開もなく、ダラダラと四時間くらい打ち続け1800枚くらい浮いて勝った。
勝ったには勝ったが、気持ち的にはモヤモヤが晴れない。
やっぱりATかパチンコのマックスなどでデカくいきたいのだ。
次の日、全部すったのは言うまでもない。
家に帰って全力で面接の電話をした。
奇跡的に良い職場が見つかり、そこで働くことになった。
多分また働き始めてもパチスロに行き、大負けし、同じことを繰り返すだろう。
でもいいんだ。
人に迷惑かけないで自分のお金の範囲内でいくら負けようが、ギャンブル依存症ではないって持論で自分を慰めているから。
自分みたいな人達が周りに少しでもいると思うと、安心してる自分もいるんだよね。
うん。
病気だと思います_| ̄|○
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