投稿日 |
2015/4/24 |
投稿者 |
テンガマン さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初級者 |
ある日の金曜日。
この日は12時開店とあって、いつになくホールにはジャンキー共が溢れかえっていました。
私もその一人です。
少し遅めに着いた私は、大好きなハナハナさんに舌鼓。
そして左には、ホールには似付かわしくないほどデカイグラサンをしたジジイがうっていました。
90年代の浜崎あゆみって、こんなグラサンしてたよなあって考えながら打っていますと、ジジイのハイビスカスが光りました。
そのジジイは目押しが得意ではなかったのか、全く揃えられずに苦戦しておりました。
私は母親のお腹を裂いて出た時からのクズ野郎なので、代わりに目押しをしてやろうなんて、これっぽっちも思ってませんでした。
ジジイは自分で7を揃えるのを諦め、私ではなく、反対側に座ってる人に目押しを頼みました。
その頼まれた兄ちゃんは快く7を揃えてあげてました。
ジジイはお礼もそこそこにすぐビックを消化しますが、レグだった場合は、1度その兄ちゃんを凝視した後、消化してました。
もちろん、レグは揃えた兄ちゃんのせいではございません。
うーん、このジジイ、中々の守銭奴やのおって思っておりますと、まあジジイのハイビスカスが光る光る。
そのたんびに、兄ちゃんに目押しを頼むもんですから、兄ちゃんはたまったもんじゃありません。
私はホッ、頼まれなくて良かったと胸を撫で下ろしておりますと、その兄ちゃんは少し離れたハナハナに台移動しました。
その時です。
その兄ちゃんは台移動する際にコインを1枚、下皿に忘れていました。
ジジイはあろうことか、目押しを何回もしてくれた兄ちゃんのその1枚のコインを自分の下皿に何の迷いもなく入れたのです。
私は自分の目を疑いました。
やはりこれぐらいの守銭奴、銭ゲバでなければ、あの戦後を生き抜くことは出来なかったのであろう、そうでなければ、普通であるならば、「兄ちゃん、コイン1枚忘れてるで」となるはずです。
そう、それが一般的常識をもっている大人の行動です。
このジジイにそんな常識など、とうの昔に、火曜日の粗大ゴミと共に捨てたのでしょう。
俺は誓いました。
このジジイに目押しを頼まれようとも、俺は絶対に揃えないと、全知全能のパチスロの神に誓いました。
だがしかし、全知全能、天地無用パチスロの神は見ていたのです。
そのジジイの悪行を!
その後、ジジイのハナハナはハマりにハマりに、結局持ちコインがなくなり、追加投資しなければいけない程にまでなっていました。
油汗を拭きながら、レバーをうつ姿は見てて爽快でした。
全知全能、天地無用、唯我独尊のパチスロの神よ、そなたはこのジジイに天罰を御与えになったのですね。
人の恩を仇で返すではないと、パチスロを通じてジジイに御教えになったのですね。
ありがとうございます、ありがとうございます。
この後、ジジイのハナハナはグラフは再浮上することなく終わりました。
これでこの物語は終わりです。
えっ?私ですか?
私は、この天罰を見るために設定1のハナハナに全ツッパし、3万負けましたよ。
トホホ・・・
神よ、我を救いたまえ。
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