投稿日 |
2015/4/13 |
投稿者 |
フィリップ さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
全国のスロッターの皆さん。
お初にお目にかかります。
フィリップと申します。
こういった場に自分の文章を投稿させていただくのは初めての事でございます。
拙い文章とは思いますが、ぜひ御一読頂ければ幸いです。m(_ _)m
っと、堅苦しい挨拶はここまでにしときましょう。
私がパチスロというものに魅了されてから、早いもので7年が経ちます。
7年って、冷静に考えたら結構長いですよね。
実際思い返すと、あっという間に過ぎたなぁって感じですけど。
でも実際、パチスロ打ってる時って本当に時間たつの早く感じません?
昨日もそうだったんですけど、朝から打ってて、ふと時計を見たらもう18時みたいな。
楽しいことをしてるから時間が早く感じるとかじゃなくて、実際早いんじゃないの?
ねぇ、そうなんでしょ?
ほら、なんとか言いなさいよ?ん?
ねぇ!誰か答えてよ!
ねぇ神様!いやGOD様!
そこんとこどうなの!?
ねぇ、ねぇってば!!
……すいません。
思わず取り乱しました。
初投稿で緊張してるんで勘弁して下さい。。。
前置きが長くなりましたが、早速本題に入りましょう。
今回書くのは、こんなパチスロが好きなだけが取り柄?の、人様に誇れることなんて何もない下ネタ大好きクズ人間のパチスロとの出会いの物語です。
どうぞ暇があればご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2008年3月。
18歳の春だった。
高校を卒業して大学進学を控えた春休み。
毎日暇を持て余していた僕は、大学近くのお好み焼き屋でバイトを始めた。
1度食べに行った時、とてもセクシーでワガママボディのお姉さんが働いていたというのは、決してバイト先を選んだ理由ではない。
バイトを始めて2週間ぐらいたったある日、親しくなったひとつ年上の先輩Kさんに聞かれた。
「なぁ、フィリップってパチスロやるん?」
高校では野球部に入り、ごくごく普通の高校生活を送っていた僕は、当然パチスロのパの字も知らない。
知っているはずもない。
「え〜っと、何回かやったことあるっすよ!」
さらっと嘘をついた。
これにはれっきとした理由がある。
僕はバイトを始める少し前に教習所に通っていたのだか、そこで知り合った同年代の友人が、
「パチスロがー、吉宗がー、番長がー」(この辺はだいぶ曖昧)
とか言っていた。
もちろん意味は全く分からないが、分からないなりに「ちょっとカッコいい」と内心思っていた。
そんなとき、Kさんとの会話で突然出てきたパチスロというワード。
そのワードに反応するように、僕の口から出てきたそのセリフ。
こんな全然大したこともない理由で僕は嘘をついた。
どうして、この時の僕はこんな小さな見栄をはったのだろう。
こうなってしまえば、後は当然の流れ。
自然の摂理。
水が上から下に流れるように。
人が呼吸をするように。
興奮すれば男のシンボルがそり立つように。
バイトが終わった夕方、僕はKさんと共にホールにいた。
幸か不幸か、僕のバイト先は国道沿いにあり、道路を挟んだ向かいに地域最大級の大型ホールがあった。
実に、バイト先からホールまで徒歩10秒という最高で最悪の環境だ。
ホールに入ってからは、とにかくKさんを見失わないようぴったり付いて歩く。
爆音と緊張で気分は最悪。
平静を装っているが、内心テンパりまくり。
脂汗ダラダラ。
脇汗ビショビショ。
キャンタマは縮みっぱなし。
この時ばかりは、僕のマグナムも水鉄砲へと成り下がっていた。
しばらくホールを徘徊した後、Kさんは合算の良さげなアイジャグに座った。(もちろん当時は合算なんて分からない。恐らく良かったんだろう。)
特に僕を気にすることもなくサンドに千円入れるKさん。
出てきたメダルの少なさに目玉飛び出てる僕。
メダルを入れレバーを叩くKさん。
隣に座って良いのかすら分からず、焦りおどおどする僕。
当たらず、さらに千円をサンドに入れるKさん。
嘘をついたことを死ぬほど後悔する僕。
メダルを入れ、レバーを叩くKさん。
Kさんの肩を静かに叩く僕。
もうこれ以上耐えられない。
正直に言おう。
何を言われようがこのままじゃダメだ。
「Kさんすいません。 実は僕、1回もやったことないんです。」
「なんて? 聞こえへん。」
「1回もパチスロやったことないんですッ!!」
恥ずかしい。
見栄を張って、嘘をついて、自ら暴露する。
こんな羞恥プレイ、相当のドMじゃないと耐えれる訳がない!!
一瞬驚いた顔をしたKさんはすぐに笑い出し、
「そうなん!? はよ言えよ! 俺が教えたるわ!! ここ座り〜」
と言い、自分の打っていた台を僕に座らした。
Kさん!
いやっ、K神様!
なんて優しい人なんだ!
見栄を張って嘘をついていた僕にそんな言葉を掛けてくれるなんて!
ほぼ泣きそうになっていた僕は、とてつもない安心感に包まれながら、K神様座っていた椅子の温もりをお尻に感じながら、静かに財布から千円を取り出しサンドに吸い込ませた。
普通に6千円負けた。
1度もペカらず負けた。
僕は、千円が無くなる早さに椅子から落ちそうになった。
フィリップは目の前が真っ暗になった……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これが、僕のほろ苦パチスロデビューです。
初めて打って◯千枚出た!!とか、◯万円勝った!!、なんてビギナーズラックのメシマズ展開もありません。
それでも、7年間1度も辞めようと思うこともなく、こうしてパチスロを打ち続けてるということは、それだけパチスロが楽しいということでしょう!!
近年遊技人口の減少や規制の強化など、業界にとってなかなか厳しい状況ではありますが、打ちたいと思える台、そしてともにパチスロを楽しみ、勝った喜びも負けた悲しみも、指名の写真と実際の嬢が全く別人だった時の絶望も……共に分かち合う人たちがいる限り、これからもパチスロを打ち続けます!
こんな駄文ではありますが、皆様の日常の箸休め程度になれば幸いです。
また日記を投稿する機会があれば、私の日常の稼働報告(主に養分メシウマ内容ですのでご安心を)や、昔話の続き、Kさんのクズエピソードでも書けたらなぁと思います!(この人も僕に負けず劣らずのクズです)
それでは、股の機会が……間違えた。又の機会があれば!
ありがとうございました!!
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