投稿日 |
2014/11/4 |
投稿者 |
ソーイ さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初級者 |
入浴がとても気持ちの良い季節になったじゃないか。
僕は長湯なタチなのさ。
お湯に浸かりながらいろいろ考え事をするんだ。
え?どうせパチスロの事しか考えていないのだろうって?
心外だね、君。
ま、95%がパチスロの事なのは認めるがね。
昨日の夜、お湯に浸かりながら考えたのさ。
昨日はたまたま、たまたまだよ、たまたまパチスロの事を考えたんだ。
明日はどの台を打とう。
たまにしか打ちに行かないのだから存分に楽しみたいじゃないか。
そう思ってパチンコ店に下見に行ってきたのさ。
下見から予想するに、どうやら明日は…つまり今日の事だがね…パルサーとクラコレに高設定は無い。そういう店さ。
そして、お湯に浸かりながら悩んだという訳さ。
ビーマは設置されていないし、どうせクラコレもパルサーも低設定。
だったら明日はクラコレを打とうか…
そう考えた瞬間さ。
その瞬間、風呂の窓の外で鳴き声がしたのだよ。
そう…カエルの鳴き声がね。
明日から11月だというのに、カエルが鳴いたのだよ。
こんな時期にカエルの鳴き声なんて滅多に聞かないじゃないか。
しかも、明日はクラコレを打とうかと思った瞬間にだよ。本当の話さ。
これはもう決まっているじゃないか。
そう。神様の思し召しさ。
そして今日。
入場整理券の番号は17番。
入場してすぐカエル君の前に座ったね。
はやる気持ちを抑えつつコインを投入。レバーを叩く。
打ち始めてほんの20ゲームさ。
いきなりバウンドスタートじゃないか。
バウンドスタートしたからって目押しをしちゃいけない。
リーチ目を狙っちゃいけない。
それは野暮の極みというものさ。
リーチ目は常に一期一会。
いつも通り、ハサミ打ちの適当押し。
左下段にカエル。
右下段に7。
そして中リールに…
僕の愛するビーマ、クラコレ、ニューパルサー。
そしてちょっと古いところではダイナミックサンダー。
僕はこの4機種ともにハサミ打ちで打つ事が多いのさ。
どれも右リールのゲチェナがあるがね、共通点はそれぐらいだ。
最近僕はね、この右リールというものに興味があるんだ。
そして、僕なりの持論を得た。
リーチ目マシンは、右リールでその機種のキャラクターが決まるんじゃないだろうか。
まぁそれは、ハサミ打ちで打つ事を前提とすれば、だがね。
あくまでも右リールに限定して話をすればね、僕個人的にはダイナの右リールはあまり好きじゃないんだ。
どうも取り留めが無いんだ。
その点はビーマもパルサーも同じだがね、ビーマ、パルサーのように味があるとも感じないし、期待感の煽りも感じないんだ。
僕個人としてはね。
ただそれはリールのせいと言うより、機種の仕様のせいなのかもしれないがね。
だけど中押しすると右リールの性格はガラリと変わるね。
これはビーマやパルサーにも言える事だがね。
ニューパルの右リールなんて力技だね。
ニューパルSPはニューパル3とリール制御も少し違うがね、さらにはニューパル3と違ってハズレ時も左下段カエルや7から右下段にBARが止まるね。
それはいいのさ。
2確目じゃないというだけの事だからね。
そんな事じゃなくて、右リールのスベリがすごいじゃないか。
力いっぱい4コマスベって右リール下段にボーナス図柄が止まったりするね。
単なるハズレの時にもだよ。
ただし、ハサミ打ちだとそのおかげで第三停止まで期待感が持続する。
さらにニューパル3と違ってSPは右下段にBARが止まる割合も高いからハズレの2確目…と呼ぶのもおかしいがね…が出る割合も低くなったと思うし、第三停止の中リールが捨てリールにならずに期待感を持てるのさ。
そこへいくとクラコレはハサミ打ちをすると中リールはほぼ捨てリールになってしまうね。
なんせ右下段ベル、右下段ベル、だからね。
思うに、クラコレの右リールはスイカの取りこぼしが無いのがその理由なのだろうかね。
スイカがそのアイデンティティーを強くアピールするからね、迂闊な停止形は取れないのかな。
したがって毎ゲームのようにハズレの2確目が出る。
そして中リールはほぼ捨てリールという訳さ。
第ニ停止と同時に中リールも止まってしまえ、というぐらいの勢いでね。
ただし、右リールのスイカの取りこぼしが無いおかげでリズム良くパンパンッとハサミ打ちができる訳で、クラコレはやはりコレが楽しいじゃないか。
そして、ビーマ。
ビーマの右リールが一番好きだね、僕は。
この右リールの一番の美点。
それはね、スイカを取りこぼす配列になっている、という事だよ、君。
これもダイナ同様、右リールそのものがどうこう言う問題じゃなくて、完全に適当押しで打ってもオーケーという仕様ありきだとは思うがね。
ただ、だからこそ右リールのスイカを取りこぼせる。
しかし適度な割合でスイカがテンパイしてくれる。
この右リールの一番好きな点はね、スイカの無い場所を押した時の出目なのだよ。
例えば右リールのBARなんかも意外と味な仕事をしてくれるだろう。
スイカ図柄を取りこぼしているからこそあの味わいが出るのさ。
クラコレだとどうしてもスイカ絡みのリーチ目が多くなるがね、ビーマは違う。
スイカテンパイからのリーチ目。
右リールスイカ無しからのリーチ目、或いはスイカ非テンパイからのリーチ目。
それぞれが絶妙な割合で現れてくれる。
そうそう、もちろんそれは左リール4番の青7を枠下で押した時の出目だよ。
一見するとこの右リールも取り留めの無い出目に見えるがね、もしかしたらこの出目にも隠された意味があるんじゃないか…そう思わせてくれる奥深さがあるのさ、スイカ図柄を取りこぼしているからこそね。
長い手紙になってしまってすまないね。
偉そうな事を語ってしまったがね、いや、僕なんかは専門的な事なんて何ひとつわかりゃしないのさ。
わかりゃしないから、間違った事を言ってしまったかもしれないがね、ただね、僕はパチスロが大好きなのだよ。
だからここはひとつ、どうか勘弁してくれたまえ。
君だってパチスロが好きなのだろう。
どうだい君も、もっと右リールに注目してみては。
もっともっとパチスロが大好きになる筈さ。
バウンドスタート。
左下段にカエルが止まった。
右リール、ものすごく上の方から下段に7が降ってきた。
こんなえらい勢いでスベってきたのだもの、この右下段7には絶対に意味があるに違いない。
それとも、右上段を素通りしてきた事の方に意味があるのかな。
そして中リール。
その出目は、君の想像にお任せするよ。
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