投稿日 |
2014/8/28 |
投稿者 |
ソーイ さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初級者 |
パチンコ・パチスロの遊技人口が減っているというじゃないか。
世のパチンコ店の店長さん達もさぞ苦労していることだろうね。
僕はね、今度生まれ変わっても政治家とパチンコ店の経営者にだけはならないと決めているのさ。
じゃあ生まれ変わったら何をするのかって?
子供向けの妖怪グッズの販売でもしようかと思っているのだがね、どうだい?斬新なアイディアだろう。
うん?僕が何か変な事を言っているかい?
僕の知り合いのとあるおばさん、いや、おばさんだなんて言ってないよ僕は、知り合いの年配の女性がいるのだがね、そのおばさ…その女性が通勤途中にパチンコ店の前を通るらしいんだ。
「0.2円パチンコってのがあるんだねー」と言うじゃないか。
彼女はパチンコを打った事がないそうなのだがね、0.2円パチンコだったら2千円も持っていけばずいぶん遊べるだろうと教えてやったのさ。
そしたらそのおば…そのレディが痛く興味を持ってね、パチンコに連れて行ってくれときた。
だったらパチンコよりもパチスロの方が楽しいと言ってやったのさ。
「どっちでもいいけど、とにかく安いやつね」と注文をつけられたんだ。
インターネットで探したら、なんと1.25円スロットを設置するパチンコ店があるじゃないか。
早速その…マダムと行ってみたよ。
もちろんマダムはパチスロなんて未経験さ。
何を打たせてあげようか考えた末、番長を打たせてあげる事にしたんだ。
あの演出を見ていれば初心者も楽しめるだろうと思ってね。
僕は隣のパルサー。
二人並んで打ち始めた。
マダムには目押しなんて教えても仕方ないし、とにかく左のボタンから押せ、画面に押し順が出たらその通りに押せとだけ教えたのさ。
したがってマダムはずっと適当押し。
本人が楽しけりゃそれで良い。
僕はすぐにリーチ目出現。
順調に出玉を増やしていったのだがね、おばさ…貴婦人の方は最初からハマリ。
なんか可哀想だなぁと思っていたら、やっと貴婦人も当たりを引いたよ。
僕もひと安心さ。
レディは画面とボタンとにらめっこ。
必死に押し順通りにボタンを押す。
パチスロを教える僕としては、僕がボーナスをジャンジャン引いていいとこ見せようと思ったのだがね、せっかくボーナスを揃えて得意げな顔でレディの方を見ても、彼女は画面とにらめっこしていて僕の方なんて見向きもしない。
つまらないったらないじゃないか。
マダムは上乗せ上乗せ天国ループさ。
アツい演出が来てもポンポンポンと適当押し。
今度は僕の方がハマリ。
ふっとレディの台を見ると、たいしたことない演出。
レディはポンポンポンと適当押し。
偶然、弁当箱が揃ったのさ。
よくある事だがね、でも僕は目を疑ったね。
中リール上中段に2連弁当箱が止まってるじゃないか。
僕だってまだ引いたことが無いのだよ?
それを君、このおば…このレディときたら適当押しで揃えちまった。
押すタイミングのせいで弱い弁当箱がこの出目になったのかとも思ったがね、しっかり超番長だったさ。
このおばさ…このレディババ、引き当てたのさ。
この出目の前じゃあ僕の好きな左下カエルからのゲチェナなんて霞んでしまうじゃないか。
しばらく後、レディババがびっくりしたような声を上げたんだ。
「ひゃっ」
「ん?」
リールが逆回転しているじゃないか。
「楽しかったぁ〜。パチスロって楽しいね」
そりゃあ楽しかっただろう。
「また来ようねー」
次は断ろうと密かに思っているのだがね。
パチンコ・パチスロの遊技人口が減っているというじゃないか。
だとしたら、僕は感謝されてもいい。
「このお店だったら一人で来てもいいな〜。お客さん少ないし」
是非そうしたまえ。
僕のおかげで遊技人口が増えたのさ。
たった一人、ね。
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集! お気軽にお送りください!