投稿日 |
2014/6/14 |
投稿者 |
ドペ男 さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
初級者 |
みなさんこんにちは。
パチスロ依存症のドペオです。
前回は余談を挟んでしまいましたが、今回は前々回の続きです。
前々回、パチスロで勝った後の精神状態を説明しましたが、今回は負けた後の精神状態についてお話しようと思います。
まぁ負けますよね。
僕はね、依存症じゃなかったらパチスロだけで食っていけるんじゃないかと思いますよ。
勝つためのセオリーもわかってます。
でも無理です。
依存症だから。
勝とうと思ったら「打つべき台」と「打たない方がいい台」を見極めなければなりませんよね。
で、その見極めはある程度できるんですよ、僕だって。
ただ、その時そのパチ屋には「打たない方がいい台」しか無い、って状況も頻繁に起こるじゃないですか。
打たずに我慢する、なんてできませんから、依存症の人間はね。
はい、負けます。
話が脇道に逸れましたが。
で、負けます。
がっかりしますよね。
ここに、依存症特有の症状が現れます。
負けて喜ぶ人なんていません。
誰だってがっかりします。
が、このがっかり度がハンパないんです。
例えば、パチスロを打ってますよね。
どんどんお金が減っていきます。
今日は負けだなって思い始めますよね。
「僕は…ダメな人間なんだな…」
…って思い始めるんです。
これはね、依存症だからダメな人間だって思ってるんじゃないんですよ。
「強チェリーひとつ引けないなんて、僕はダメな人間なんだ…」
…です。
「何回もフリーズ引いてる人だっているのに、全然引けない僕はダメな人間…」
バカでしょ?アホでしょ?
冷静になれば、僕もバカだなって思えますけどね。
打ってる最中は割とマジで僕はダメ人間だって思ってます。
弱チェしか引けないと。
これが本当に依存症特有の症状なのかどうか、わかりませんけどね。
たぶんここまでイッちゃうのは依存症だからなんでしょうね。
そして、負けてホールを出て帰るわけですが、ここからは全く同じパターン。
前々回、勝った時のことをお話したように、全く同じパターンで一日が終わります。
この時の精神状態は、とにかくどよ〜んとしてます。
それもかなりヘヴィなどよ〜んです。
めっちゃ重いどよ〜んです。
「僕なんて、生きてる価値ないよな…」
いやマジで。
依存症だから生きてる価値がないんじゃないですよ。
パチスロで勝てない人間なんて生きてる価値がない、と思い始めるんです。
チェッカーズじゃないけどね、最後のコインに祈りを込めてレバーを叩きますよね。
リールを止めて、ハズレ。
「はぁ…」
全人格を否定されたような気持ちになるんです。
依存症だから人格を否定されてるわけじゃないんですよ。
パチスロで勝てない人間の全人格を否定されたような気持ちになるんです。
病気でしょ?
お前のような人間なんて存在価値がない、と言われてしまったような精神状態。
打っていて、今日は負けだな…と思い始めた瞬間から始まり、家に帰って寝るまで続きます。
胸の中に重さ3kgの石を入れられたような感じ。
そう、胸のあたりがズシーンと重くなるんです。
その状態が続くんです。
これが、とにかくツラい。
ま、細かいことを言えば、その日は負けても資金にまだ余裕があればあまり酷い状態にはならないんですけどね。
でも、財布が空っぽになるまでお金をつぎ込む人間ですからね。
それこそ本当に「最後のコイン」を入れた後は酷い精神状態に陥ります。
ただ、ギャンブル依存症の救い難い症状として、少しでもお金が残ってる場合は、一晩寝ると回復するというか、朝起きると「今日はきっと出るよ」と思ってしまうんですが。
要するに一晩寝れば酷い精神状態は治まるんですけどね。
勝った時は、前々回お話したような精神状態になる。
勝ったり負けたりを繰り返す。
つまり、躁と鬱を繰り返す感じですね。
勝った時はもちろん幸せな気分になりますが、当然負ける回数の方が多いわけですよ。
つまり「人間失格」状態(自分ではそう感じている)の方が多いわけです。
ここがキツいんですよね。
以前チラッとお話しましたが、現在は金銭的な問題はあまり無いんです。
それよりも、この日々の人間失格状態の方がキツい。
そして、冷静な精神状態の時は、その時はその時で自分の依存症を認識して、それはそれで「ダメな人間だな…」と思ってしまってツラい。
そう、依存症の人間は依存症の人間で、冷静な時は自分の依存症をわかっているんです。
わかっているんですけど、財布の中にお金があると、そしてパチ屋に入ってしまうと、もうダメなんですよね。
さて、続きはまた次回にしましょう。
ギャンブル依存症の日々のツラさ。
他にもいくつかあります。
勝ったり負けたりを繰り返すと言っても、すぐにお金がなくなるんですから、実際にはそう何度も繰り返さないわけですよ。
お金がなくなれば打ちに行けないんですからね。
そう、実際には、例えば1ヶ月のうち、打たない期間の方が圧倒的に長いんです。
打ちに行けない時、その間。
次回はその点について書いてみようと思います。
それではまた。
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