投稿日 |
2014/6/5 |
投稿者 |
不真面目リーマン さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
私は、新幹線が停車しない街に住んでいる。
なので、新幹線で出張に出かけると、自宅に帰るには私鉄に乗り換えなければならない。
新幹線の駅から私鉄の駅へ徒歩で移動していると、県内でも有数のチェーン(ボッタ)店に出くわしてしまう。
いや、わざと出くわすような道順を歩いているのかも知れない。
「出張も早く終わったし、少し寄っていくか・・・。」
自分自身に言い訳をする。
しかし、出張が遅く終わっても多分寄っていくだろう・・・。
夕方からAT機を打つのは好きではない。
AT機を打ったつもりが、ATM直行になることがしばしばあるからだ。
夕方過ぎなので、銀行に余計な手数料を払うのはバカバカしい。
手数料を気にするぐらいなら、ギャンブルなんてやんなきゃいいと思う。
しかし、サンドに千円札を挿れることに躊躇はないが、銀行の手数料には抵抗を感じてしまう。
俺はお金が大好きなのだ。
と言う訳で、ジャグラーの島へ早足に向かう。
向かった先のアイムで、合算1/110、BB20、RB18のお宝台を発見し即キープする。
隣の台では学生風の若者が、自分がキープしたお宝台には見向きもせず合算1/200以上の台で500Gハマりと奮闘している。
「馬鹿か・・・コイツ・・・。」
失礼かもしれないが、大半のスロッターならこう感じるだろう。
遊戯開始!
投資1K、なんでもない出目からのぺカリと音にビクッとする中年。
逆押し、下段7・・・、至福の瞬間。
幸先良くBBからのスタート。
隣の若者にもやっとぺカリ発生。
すると周りにいた仲間達を呼び寄せ、大はしゃぎの大騒ぎ。
最悪の瞬間・・・、ホールで騒ぐ若者集団・・・、苦手、つーか嫌い。
奴ら、機械の音にかき消されないよう大声で騒ぐし、集団なのでイキがってるし。
「バケヒキヤガレ・・・」と心の中で唱える。
それでも、良い台に巡り合えたので我慢して打ち続けること数時間、合算1/100を切る神台に昇天。
隣の若者は、相変わらず騒がしいものの、ぺカる回数が少ないので、まあさほど被害を受けずに済みそうな感じである。
神台様はBBに偏り、約3,000枚を短時間で叩き出す。
あまり帰宅が遅くなるとパチ屋に寄ったことが嫁にバレるから(たぶんバレてますが)そろそろ・・・・と思ったその時・・・。
隣の若者の台がぺカる→若者の手持ちコイン0枚→財布から金を出そうとしている姿が視野に入る。
ボーナス図柄を揃えるが為だけの投資はむなしい。
「騒がしくて嫌な奴だったけど、困った時はお互い様だしな・・・。」
黙って若者に3枚のコインを差し出した。
若者は自分と目が合い、一瞬「?」だったが、すぐに事態を把握したようだ。
「先輩あざーっす!!!」と大きな声でお礼をしてきた。
「意外と礼儀正しく良い奴かもしれない・・・後輩にした憶えはないが・・・。」
などと考えていたら若者、渡した3枚のコインを投入!
元気にレバーオン!
「ちょっ!まっ、待てっ!おまっ・・・そこ1枚掛けっ・・・残りはボーナス用・・・」
声にならない心の叫び・・・。
しかも次の瞬間・・・、第一停止左リールに止まるBAR・・・。
目押しミスりやがった・・。
おわり。
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