投稿日 |
2014/5/26 |
投稿者 |
ハーフ&ハーフ さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
ん? バックの口が空いてる?
パチンコ屋からの帰り。
必死に自転車をこいで家路に帰る中、ふと嫌な予感が脳裏をよぎった。
自転車を道中に止め、人目を気にせずカバンをまさぐった。
こんな時の悪い予感はよく当たる。
特にパチスロが得意なわけでもない。
勝ち組でもない。
パチスロが好きで、5スロも10スロも20スロもやる。
生活に支障をきたさない程度にスロットを楽しむ30代スロリーマン。
5月はヒキが強かった…。
設定が良いか悪いかよくわからない台でも、よく出てくれた。
ざっと諭吉が12名。
今日も4人の諭吉が仲間入りした。
「せめて財布だけでも見つかればいい」なんて考えはなかった。
ちゃんと現金も入ったまま、かえってこいよ!
必死にそう思った。
そう思わないと心が折られそうだった。
30年チョット生きてきた。
現実的な考え方もできる大人になっている。
僕がその財布を拾ったらどうするだろうか…。
最悪サイフだけでも…。
パチンコ屋に近づくにつれ、ドキドキした気持ちが大きくなり、弱気になっていった。
ホールに入り、とにかく目に入ったスタッフに話しかけた。
早ければ見つかるわけでもないのに。
インカムで連絡してくれているのに、じっとしていられず、さっきまで打っていた台に駆け寄る。
なかった…。
カウンターへどうぞ…。
紙がある…。
お名前は何ですか?どんな財布ですか?
書いても戻ってこない、例のやつね。
店員さんが振り返り、引き出しをひく。
そこには見覚えのある財布があった。
「!!?」
中身!もあった…。
たかだか数分の出来事、たけど10年振りにあんな大きなため息をついた。
パチンコ屋をでてからも、ドキドキが収まらなかった。
自転車こぎながら、家に帰る途中少しずつ冷静になれた。
お礼は言っただろうか?
スタッフが拾ってくれた?
他の誰か?
恥ずかしくなった。
必死になって、いつもみている読者日記を今こうして初めて必死で書いています。
本当にありがとうございました!
この歳でテンパるとは…。
まだまだ修行が足りません…汗
以上!
福岡のとあるパチンコ店のお話でした。
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集! お気軽にお送りください!