投稿日 |
2014/4/27 |
投稿者 |
ちょろ さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
上級者 |
皆さん初めまして!
パチスロ歴20年、北陸在住のサラリーマンスロッター、ちょろと申しますm(__)m
昔からこのサイトにはお世話になっていて、ライター日記が始まってからはさらに更新楽しみにしています
特にヒグラシさんの日記は本当に大好きでした。
また落ち着いたら帰ってきてほしいです(^^)
今回は、過去に経験してきたパチンコ、パチスロの本当にあるの!?って感じの自分の知ってるダークな部分を書いていきます!
ネットはいつもロム専で投稿は慣れてないので、色々と未熟な部分はご了承下さいm(__)m
では今回はパチスロ全盛期の4号機時代の話。
****************
自分はこの頃10代後半で、仕事もせず毎日仲間と夜遊びとスロットに明け暮れる日々だった。
今と違いイベントOKで、高設定は絶対勝ててかなりの確率で万枚フラグが立ち、さらに事故れば2万枚、3万枚は当たり前、終焉時には5万枚も射程圏内に入るほどの爆発力だったので、とにかくスロット漬けだった。
そんなある日、自分の後輩から「従兄弟がパチ屋で働いていて、サクラを探しているからやらないか」と依頼がきた。
どうせふざけた分け前だろうと思ったが、詳細を聞くと何と出玉の50%貰えるとの事。
自分の周りにもすでに何人かのサクラがいたが、1日2万円とかしょぼい話しか聞かなかったので、まさかの高待遇に自分は即答でOKを出し、6人の仲間を集めサクラ軍団を結成した。
内容は、毎週水曜日と金曜日の2回で、前日に6〜8台くらいの第一候補(設定6)と同じくらいの数の第二候補(設定5)の色々な台の高設定の台番を電話で聞き、翌日に実践、夜に金を渡す、という流れだ。
第二候補まであるのは、この頃は自分の地元では入場は並び順で競争率がとにかく高く、熱いイベントの日には気合い入り過ぎて前日の閉店前に並んでるやつ何かもいたりしたから、いわゆる保険ってやつだ。
そんなこんなで始まったサクラ実践。
地元から40分ぐらいにある大型店で、自分と仲間達は朝6時から並び(もちろん会話禁止)、無事に全員第一候補を確保し、昼には目配せと携帯で仲間を集め皆で食事休憩。
夜には全員が10万以上のプラス(実践台はこの頃の中では機械割が低いダイナマイト?と山佐?の花札みたいなやつ)で実践を終え、近くのボウリング場の駐車場で勝ち額の半分を後輩の従兄弟に渡して仕事完了。
6人で一人5万以上儲けたが、実践機種の割が低いため負ける事は無くても朝の6時から並んだ割にはしょぼかった感が強く残る実践初日だった。
今ならかなり美味しい話だが、当時は高機械割の機種や裏ものに夢がありすぎて金銭感覚がおかしくなっていたため、朝早くから並び13時間近く打ちたくない機種を打ち続けて5万は修行だった。
しかしその後もサクラは続け、たまにダイナマイトの方で万枚が出たが、一人頭で10万以上儲けるにはかなり無理があったため、「平でイベント攻める方がいいんじゃね?」と皆考え始めていたが、2ヶ月を過ぎる頃には勝ち額を増やす為の色々な作戦を実行し始めていた…
まず投資額のごまかし。
元々全員のプラス額しか報告してなかったので、持ち玉出来るまでの投資額を一人1万円増やした。
嘘の投資額は丸々プラスだ。
つまり最初の頃は全員のプラス額を回収してから一人一人に投資額を渡していたが、それにプラス1万から始まり2万、最後の方は投資額を適当に相手に任せプラス額だけ回収していた。
ここからサクラは終わりに近づいていた。
次に、余った第一候補と第二候補の有効活用。
サクラで勝ち額を増やす為に一番有効なのは、台を取られたと嘘をつき相手の知らない他の人間を使い丸々頂く方法だ。
実際に何回も候補台を取られていたので、これは最後までばれなかった。
候補台を、保険を含めてかなりの数を聞いていたので、すべての台を確保した。
このやり方で勝ち額は倍増、いや3倍以上になった。
自分の彼女、先輩、後輩、とにかく色々な人間を使い日当2、3万円を払い残りすべてを回収した。
さらにプラスの額ごまかし。
これでサクラは完全に終わりがきた。
最後の方は投資額と同じようにプラス額も適当でいいよとなっていき、みるみる渡す分の勝ち額は減っていた。
自分に台番を教えていた後輩の従兄弟は、自分達が実践する日には必ず店にいた。
見張りも兼ねてだろう。
いわゆるホールにいる客の色んな事に対応する下っ端みたいな感じで、いつも汗かきながら走り回っていた。
設定何か絶対知らなそうだし、たぶん誰かこの店の偉いやつがこいつを介して俺らを雇っているのはわかっていた。
しかし若い俺らはそんな事はどうでもよくて、金が入れば何でもよかった。
余り候補台の活用により、多い時には20台近くの高設定を確保し、10代後半で月に100万以上稼いでいたが、プラス額をごまかす事によってサクラは終わりを迎えた。
偉いやつは店の奥でデータを見て、差枚を完全に把握していたからだ。
ある日いつものように実践を終えボウリング場の駐車場に行くと従兄弟が、「お前ら金ごまかしとるやろ?」と言ってきた。
「はぁ?知らんし」と言ったものの、内心「あぁ…ばれたしもうこの仕事終わりやな」と思っていたら、「金返さんとヤ○ザ出すってよ?」とハッタリこきやがって、こいつと思いつつも、本当に出てきたら面倒くさいなって考えてたら、「20万で許すってよ」と。
……安っ!
6人で割れば3万ちょい、週に30万稼いでいた自分達からすれば激安。
ヤ○ザのリスクを考えると即答だった。
その場で全額払い、これにてサクラを終了した。
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この頃の台は射幸性がもっとも高く、多くの若者が自分達と同じように仕事もせずスロットだけで生活出来ると信じていました。
まさにスロッターの天国の時代でした…
だからこそ5号機になった訳ですが…
みんな仕事しなくなりますからね(^^;
ちなみに今の時代にはサクラはほとんどいないはずです。
なぜなら高設定でも安定して出ないからです。
6で負けるなんてあり得ねー。
お付き合いありがとうございましたm(__)m
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