| 投稿日 |
2013/12/23 |
| 投稿者 |
船乗りジョニー さん |
| 年代 |
20代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
その他 |
| パチスロレベル |
中級者 |
誕生日を間近に迎え、最近職場で変なあだ名を付けられた。
そのあだ名は「確率変動」。
一年３６５日のうち、ゾロ目が揃う日は１１１か２２２しかない。
私の誕生日はまさに奇数ゾロ目の、パチンカースロッターの同僚からすればまさに激熱日なのだ。
私に「今日もよろしく頼むよ〜」と、お祈りを済ませてからパチ屋に向かう先輩までいるありさまだ。
今回は、そんなことをされると「俺ってもしかしてものすごい引きをもってるんじゃねぇの？！」と調子こいてしまったエピソードを少々・・・。
今年中に何とかやっておきたかったことがあった。
それは「撤去も近いであろう、大好きなコードギアスを朝一から８０００回転ぶん回す！」ということだ。
今思うと本当に無謀な挑戦だったとしか言いようがない。
だがしかし、神のように崇められる私は、己のゴッドハンドで朝一数十回転でフリーズ付きのギアスラッシュを引く。
そのギアスラッシュでＡＲＴを十数個軽くストック。
その後は９０％ループとガウェインでストックの個数も分からなくなり、まったく終わる気がせず、ＡＲＴのまま閉店を迎えることになる。
そのシミュレーションは何週間もの間完璧に出来上がっていた。
休憩コーナーに置いてあるギアスのマンガも全部読み切った。
相手がろくでなしであろうと、そんな今の私に「負け」の二文字があるはずがない。
意気揚々とホールへ向かう。
ギアスは３台。
この日のホールは中間設定で遊ばせるということはあまりなく、メリハリのあるイメージだ。
ということで、当然据え置きの可能性がかなり高いので、前日閉店打ち切り時に３００回転強回っていた台に着席。
もし設定変更であったとしたら、それはそれで高設定の期待も高まるといったお店だ。
いざ実戦を開始すると３ｋであっさりとボーナスを引く。
シミュレーションではこのボーナスはビッグではなく、ギアスラッシュだったのだが、贅沢は言うまい。
お約束でＣ．Ｃ図柄は揃わなかったが、キャラ紹介の一人目が見慣れない服を来たシャーリーだった。
ここで一気にエンジンがかかる。
「この店でこの傾向は・・・ロクあり得るんじゃねぇの？！」
さらには、ビッグ後移行した高確率中の弱スイカでＡＲＴまでゲットしてしまう。
小役確率も文句なしだ。
しかしガウェインもループもなく、ちょびちょびと追加投資を繰り返しながらおよそ２０００回転ほど消化。
ボーナスは計１１回、通常からのＡＲＴ突入は３回と、文句なしと言ったところだ。
演出もかなり楽しめた。
初めての「ＰＵＳＨボタンを全力で見逃せー！」には興奮した。
これで押したらどうなるんだろう。。
レバー成立だし、確定なのは変わらないならペナルティ音とか鳴って演出終わったりしたら爆笑するけど。
とかいろいろ考えてみたり、うずうずしながら全力で見逃しました。
次は絶対押してみよう。
ということで、前半はビッグに偏ったものの、９〜１１回目までのボーナスがいずれも２００ちょっと回した後でのバケ連発だった為かなり痛手だったが、この優秀な台を回さずにはいられない。
しかし、ここで事件がおきた。
今まで賑やかだったルルーシュを含め生徒会役員たちが、急にしずまりかえってしまったのだ。
今までの小役の確率は何だったの？と尋ねると、「もう当たりくじはなくなりましたよー」と言われるような感じで、静かにステージチェンジを繰り返すだけ。
あのときはあまりの衝撃に「え？ストック切れ？？」と軽くパニくってしまった自分に悲しくなる。
だが、私は今日はギアスを８０００回転回すのだ。
天井へ向かうことなど最初から覚悟の上。
ということで、９００回転を超えてしまった。
一回転毎にカウントダウンを始める。
第一天井とはいえ、ギアスの天井は初めてだった。
なんでも押し順ベルで突入するとか？
ということは、通常時いきなり押し順ナビが出て画面がブァーっとなるのか？
それとも斜めベルがリール上で成立した時点で突入になるのか？？
いろんな疑問を抱えたまま、突然前兆の進軍モードへ突入。
なるほど、いろいろ期待を裏切られた感はあるけども、これで準備画面からベル毎にチャンスがあるわけか。
ということで１０…９…８…７……とカウントダウンもいよいよ大詰め。
演出もカウントダウン０になる瞬間に勝利画面。
実に気持ちがいい！
この日初めて演出をじっくり楽しんだ一時。
やりきった。
これでここまでの投資がちょっとは報われる。
だがこれで安心するな。
ここからが勝負だぞ！
自分に言い聞かせながらＭＡＸＢＥＴをたたく。
頭が真っ白になった。
同時にポキッと何かが折れた音がした。
画面はルルーシュが偉そうに肘をついている場面ではなく、ボーナス確定画面だったのだ。
小役のとりこぼしはないはずだ。
リールフラッシュもなかった。
だとしたらどうして・・・？
確定画面に出てきたのは、白白赤のレギュラーボーナスだった。
とりあえず図柄を揃えてＰＵＳＨボタンを押す。
(ギアスは図柄を揃えてボタンを押すと当選役がわかる感じですよね。)
やっぱり見たことのない色だった。
ということは、天井手前の演出の３Ｇの間に単独バケ。
約1/65000を引いてしまったのか？
おいおい、それならギアスラッシュでもよかったんじゃぁないのかぃ？
普段冷静な自分だが、思わずこぶしを握りしめ、思い切り振り上げた。
そしてやさしくレバーを軽くたたき、何とかＡＲＴをゲット。
もちろん単発で終わり。
完全に折れきった心では８０００回転はあまりに遠く、３０００回転ほどでリタイアすることに・・・。
神になりきって浮かれ気分で挑んだギアスだったが、私は神ではなかった。
だが、振り返れば無駄にすごかった。
自分をほめてあげたい。
あのタイミング、「ここしかない！」という場面で単独バケを引いたのだ。
ある意味持っている。本当に凄い。
そう思わなきゃ酒がまずくなっちゃうからね。
さて、次は超能力に目覚めてアクエリオン８０００回転・・・なんてのもありかなぁ。
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