投稿日 |
2013/11/17 |
投稿者 |
マーティン さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
皆さんこんばんは。
マーティンと申します。
今回は以前起きた、身の毛もよだつ事件をお話しさせて頂きます。
マイホでガンダムを打っていた時のことです。
ちょうど僕がプレミアを引いた頃に、隣に30歳くらいの男性が座りました。
この男性、実にウザでして、、、
まず、両手をおにぎりを作るときの様な形にして、その中でメダルをジャラジャラと上下に振っているんです。
これを、ホール内を物色してるときからやっています。
隣で打ち始めてからもこの「おにぎり」は続きましたが、この程度ならさほど気にはしません。
しかし数分後、なんかこの男性がカクカクし始めます。
ニワトリです。
ニワトリの様に首を前後にカクカクしてるんです。
さすがの僕も全身から「なんだこいつ・・」オーラが出てしまいそうです。
さらに極めつけは、終始くわえタバコ。
灰を落とす時以外は常に口にくわえてるので、煙がほぼ全て僕の顔に流れてきます。
僕は非喫煙者なので、これはかなり大ダメージ。
さすがにここまでの行為を同時にやられたらウザくて仕方ありません。
「あの、なんかその妙な動きと、くわえタバコやめてくれません? 煙が全部流れてくるんですよ。」と文句を言ったところ、「あっ、すいません! ウザかったですか? 気をつけます!」と、すぐにタバコを消し、おにぎりを解除し、シャキッ!っと座り直すウザ。
なんとも素晴らしい対応です。
こっちは文句を言うのだから、一悶着起きるつもりでしたが、そんな不安をこのウザが一蹴してくれました。
あんだけウザかったウザが、今はちっともウザくありません。
これ以上彼をウザと呼ぶのは失礼なので、USA(ウサ)と呼びます。
よく見ればEXILEにいそうです。
それから暫くはUSAのおかげで、楽しくまったりと打てていました。
そう、彼が来るまでは・・・
「彼」とは僕の友達のA君で、基本テンション高めの奴です。
この時も、僕を見つけて満面の笑みで寄ってきて、「調子どう!?」と言いながら、僕の台のストップボタンを勝手に押したりしてハシャいでいます。
僕も「ヤメロよ〜ww」なんて言いながら多少悪ふざけに付き合いますが、次第にA君のハシャぎっぷりはエスカレートし、もうすでにウザと呼べる領域に来てます。
せっかく隣の「ウザ」が「USA」に進化したのに、もう一匹ウザが飛び出てくるとは予想外でした。
しかし、悪い奴じゃないので邪険にもできず、暫く付き合っていたんですが、ここである事に気付きます。
今のUSAから見たら僕が「ウザ」なんじゃないかと。
それはマズイ・・・
あんだけデカい口を叩いた以上それだけはなんとかして避けねば・・・。
そんな僕の不安をよそに、A君は相変わらずハシャいで僕のシャツを脱がせようとしてきます。
くっ・・ ウザすぎる!
もう恥ずかしくてUSAの方見れません。
きっとUSAは僕を見ているでしょう。
冷ややかな横目で。。。
さすがに耐えきれなくなったので、「いい加減ウザいわw 負けたんなら帰れよw」と冗談ぽさを残しながら言ったところ、「なんだよー ノリ悪っ!」と言い去っていきました。
・・・充分のっかったわ!!!
気まずい中に残された僕とUSA。
正直、USAには申し訳ない気持ちで一杯です。
僕とA君、ウザかったはずなのに、USAは文句を言わない。
僕は文句言ったのに、USAは言わない。
どうやら彼は、僕よりも大人みたいです。
数分後、下皿のメダルを箱に入れ、帰り支度をするUSA。
ようやくこの気まずさから解放される・・と安堵した瞬間、
USA 「仲のいい友達ですね」
と一言。。。
その言葉が嫌みなのか、本当にそう思ったのか、真意はわかりませんが、去りゆくUSAの背中に「すいませんでした!」と小さく呟きました。
この日、僕は一つ大人になれた気がしました。
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