投稿日 |
2013/6/5 |
投稿者 |
ブチ さん |
年代 |
40代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
上級者 |
俺はもうすぐ43歳になる。
決して若くはないが、老け込むにはまだ早い。
いまだにバイクとロックが大好きだし、自転車のレースに出場したりもしていた。
そして、自分で言うのもナンだが、女子が好きである。
人並み以上に大好きであり、まだまだ現役である。
その女子以上に好きなのが、スロットなのだ。
女子とスロットのどちらを選ぶかと問われれば、迷う事なくスロットを選ぶ。
したがって、女子とのデートを断わって打ちに行った事も一度や二度ではない。
しかし現実には、このデートを断わるのがまた大変なのだ。
何かしら口実を考えねばならない。
女子から誘いのメールが来る。
しかし打ちに行きたい。
頭をひねって口実を考え、返信する。
「いやぁ、仕事が終わらなくてさぁ」
「いやぁ、今日は体調が悪くてさぁ」
「いやぁ、死んだ婆ちゃんの遺言で今日は早く家に帰れって言われててさぁ」
「いやぁ、死んだ婆ちゃんが生き返っちゃってさぁ」
などと、もっともらしい口実をつけてデートの誘いを断わらなければならないのだ。
いや、罪悪感が無い訳ではない。
ないが、スロットの方が大事なのだ。
今日は「頭痛がする」ので残念ながらデートは断わり、ホールへ向かった。
いつもとは違うホールへ向かう。
2年前まで、俺がスロでシノいでいたホールだ。
手のひらを返したように突然食えないホールへと豹変してしまい、その後ホールを鞍替えしたのだが、今日は久しぶりにかつてのホームへ行ってみたのだ。
入店すると、案の定ひどいありさまである。
かつての常連などいない。
今日は負けてもいいのだ。
勝ち負けよりも、このホールへ来たかったのだ。
適当に台を選び、空いていた北斗に座る。
新しい北斗ではない。
200枚投資したところで高確スイカから初当たり。
上乗せしまくり1000枚ほど出て終わる。
しかしすぐにチャンス目から当たる。
そしてシンとのバトルでなんと+300。
後で調べたら、300Gが選択されるのはなんと0.2%。
その後も上乗せしまくり1800枚。
終了後またすぐにボーナスを引き、そのままART突入。
終わって30Gほどでまた当たり。
その後は200Gほど回して高確弱スイカで当たり。
しかし単発で獲得枚数は20枚。
そこからは中段チェリーが4連続スルー。
レア役の落ちといい弱スイカの仕事っぷりといい、明らかに高設定だったが、ここでヤメ。
流したコインは2300枚。
1900枚のプラスで終わった。
まぁ、収支はどうでもよかったのだ。
老け込むにはまだ早いと言いつつも、気持ちとは裏腹に肉体は老いてゆくらしい。
目が疲れるのだ。
今日も長時間打った訳でもないのに、目が疲れた。目の奥が痛むのだ。
ここ数ヶ月間、この眼精疲労に悩まされている。
大好きなクランキーコレクションを打つと、どうしてもリールを注視するためにかなり目が疲れる。
それどころか、ジャグラーでチェリー狙いをしているだけで目が疲れるのだ。
それもほんの2,3時間で目の奥が痛み始めるのだ。
これがかなりキツい。
まぁ俺の場合、年に120冊も本を読んだりもするので、それも原因だとは思われるが、とにかく辛い。
やはりもう若くはないのだろう。
何よりも大好きなスロットである。
多少の目の疲れは我慢して打ち続けてきたが、さすがに辛い。
「体力の限界」と言って引退したのは、あの千代の富士だ。
俺の場合はさしずめ「眼力の限界」であろう。
生まれて初めてパチ屋に足を踏み入れてから、はや二十数年。
そろそろ潮時か。
そう思うと、初めてパチンコを打った時の事や初めてスロットを打った時の事を思い出し、そしてこの世の春とばかりに勝ちまくったホールを思い出し、そして今日、久しぶりに打ちにあのホールへ行ったのだ。
今日の北斗が俺の「最後の晩餐」になるのだろうか。
それはわからないが、その可能性はある。
いや、「最後の晩餐」として打ちたい機種は他にある。
が、その機種を打つ機会などもうないのかもしれないが。
とにかく、これからはのんびりとデートができる…のだろうか。
読者さんのパチスロ日記 メニューへ戻る
パチスロ日記大募集! お気軽にお送りください!