投稿日 |
2010/7/19 |
投稿者 |
ばーす さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
10年近く前。
スロット業界は怒涛の爆裂4号機時代を迎え、ホールでは毎日万枚オーバーの台が出現していた。
中には5万枚オーバーなんて台も。。。。
2シマある獣王に1台だけ設定6が入るというイベントに大行列ができたものだった。
5号機時代の今では到底信じられない。
私は当時、友人のMとKと共に毎日ホールへ通った。
「俺今月皆勤賞だぜ。」みたいな会話を嬉々としていた。
あの頃は良かった。
ここで私の友人MとKについて紹介しておこう。
友人のMは私のスロットの師匠であり、ビタ押し完璧・立ち回りも上級者で毎月プラス収支をたたき出していた。
一方、Kはドンちゃん絵柄しか見えず、立ち回りもいい加減な、スロット初級者だった。
大花火のDDT(BAR絵柄を下段に押す)も、ドンちゃんが過ぎてから半周回ったあたり、というタイミングで行っていた。
我々は彼のことを陰でタイミング打法の達人と呼んだものだった。
しかしKの本当にすごいところは、その凄まじいヒキ弱だった。
怒涛の4号機時代に毎日ホールに通っていたにも関わらず、彼の最高出玉はワードオブライツで達成した2500枚という記録だった(*この記録は現在も破られていない)。
そして、堂々と「俺サバチャン引いたことない」と発言していた。
ちょっとかっこ良く発言していた。
もう少し、彼のヒキ弱エピソードを紹介しておこう。
友人Mがハナビを打っていた際、設定判別で高設定が確定したが用事があってヤメなければならず、Kにその台を譲ったときのこと。
意気揚々と投資を開始したKだったが、あれほど連チャンしていた台がウンともスンとも言わなくなり、サクッと3万負けて嫌になってやめたそうだ。
A400のハナビで3万負ける(しかも高設定)時点で既にヒキ弱なのだが、Kがやめた後ハイエナした人が投資1000円で怒涛の連チャンをかましていた。
スランプグラフはこの上なく美しいV字を描いていた。
その出来事から、私とMの間で「Kがやめた台はすぐに出る」という仮説が形成された。
その後の検証で、Kが打ってやめた大花火に、Mが余りコイン3枚だけ入れて回したところゲチェナが降臨したという成果から(私とMは大爆笑)、この仮説は有力かつ私とMしか知らない究極の立ち回りとして実証されたのであった。
その立ち回りを生かしつつ、日々のスロットライフを楽しんでいたところ、ある日Kがボソッとつぶやいた。
「最近ホールでつけられている気がする。」と。
そんなバカな、と思っていたが、良く行くホールで本当にKの周りをウロウロしている奴がいたのだ。
もちろん我々はそいつと何の面識もない。
その後そいつを見かけるたびに注意深く観察するように心がけたところ、驚愕の事実が判明した。
なんと!!そいつは!!私とMしか知らないはずの!!「Kがやめた台をすぐハイエナ打法」を実践していたのだ!!!!
いや、偶然ではないのだ。
Kが打つ台はデータ的には平凡なことが多くハイエナには向いていないと考えられる上に、そいつはサクッとボーナスを引いてすぐにやめていたのだ。
いやービックリした。
まさかKのヒキ弱が全然知らない奴にまでバレていて、なおかつ究極の立ち回り打法まで実践されていたとは。。。。。。
それだけ彼のヒキ弱が際立っていたのだろう。
皆様もホールでKを見かけたら、是非この打法を試してもらいたい。
現在マイナス収支で苦しんでいる方も、自ずとプラス収支が見えてくるはずだ。
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