| 投稿日 |
2012/10/28 |
| 投稿者 |
ブチ さん |
| 年代 |
40代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
上級者 |
給料をもらってすぐにホールへ行き、高設定間違いなしと確信できるジャグラーやエヴァで負けてしまったのだ。
給料全てをスロットに使う訳にもいかない。
スロットに使える資金はあと僅か。
こういう時は5円スロットで原点に戻るのだ。
コイン1枚が5円である。
金の無い時はよくこの5スロを打つ（ブツと読んで頂けると有り難い）のだが、金が無いという事だけが5スロを打つ理由ではないのだ。
この5スロ、スロ打ち（スロブチと読んで頂けると有り難い）たるこの俺を、原点に呼び戻してくれるのだ。
5スロが設置されているホールへ向かう。
確かに安上がりで済むのだが、いかんせんこのホール、交換率が悪い。
等価どころか、半分である。
つまりコイン100枚投資したら200枚回収しないと元が取れないのだ。
低資金で遊ぶには持ってこいなのだが、勝とうと思ってはいけない。
この交換率だと、どういう事が起こるか。
例えば投資1000枚で回収が1900枚だとすると、コインの差枚数はプラスなのに金銭的な収支はマイナスなのである。
これが毎回続くとどうなるか。
差枚数はどんどんプラスになっていくのに、金銭的な収支はどんどんマイナスになっていくのだ。
ハナから勝負にならない。
しかし、こんなホールで勝とうとしている男がいるのだ。
交換率が悪いだけあって、設置されている台の平均設定は高い。
モンハンや鉄拳、北斗、モンキーターンなどはしょっちゅう爆発している。
しかし、これらの機種は爆発しているからといって高設定とは限らない。
確かに投資枚数の倍以上のコインを回収せねばならないし、このようなART機ならそれも可能だが、高設定とは限らない以上、確実性が低い。
高設定と確信できない限り手を出してはいけない。
ジャグラーである。
ジャンキージャグラーだ。
このホールのジャグラーには毎日高設定が入る。
このホールのような交換率の場合、打つべきは「設定6のみ」である。
「たぶん設定6」という台は打ってはいけない。
ましてや「高設定かもしれない」台などはもってのほかである。
「高設定かもしれない」ART機で一撃を狙う、などは愚の骨頂だ。
「かもしれない」と「一撃を狙う」。
どちらも不確定要素である。
そのふたつの不確定要素が揃ったら、勝つ可能性は1/4になってしまう。
その事に気づくべきである。
いや、「一撃を狙う」などは1/2ほどの可能性も無い。
「間違いなく設定6」だけを打つべきなのだ。
それがこのホールのジャンキージャグラーである。
機械割は設定6で107%。
爆発はしない。
投資枚数の倍以上の回収をするのは簡単ではないが、毎回このジャグラーの6を打ち続けるのだ。
勝手知ったるこのホール。
設定の入れ方や据え置きパターン。
8割方は読める。
読めるなら勝てて当然だろうと思われるかもしれないが、パターンを掴みきるまでにはそれなりの地道な努力があったのだ。
「一日休めば負け三日」。
それが俺のスロ打ちとしての座右の銘だ。
休まず地道に下見を続けてこそ勝てるのだ。
こういうホールで打ち続け、自然と腕が磨かれてゆくのだ。
今日、ジャグラーを打った。
今日で5回目である。
もちろん、狙うは「間違いなく設定6」が入ると予想される台だ。
そして、その台は「間違いなく設定6」だった。
5回トータルの投資は2000枚ほど。
回収はトータルで2900枚。
差枚数はプラスだが、金銭的な収支はまだまだマイナスである。
ハナから勝負にならない勝負ではあるが、勝てる見込みはひとつだけある。
「間違いなく設定6」を毎回打ち続けるのだ。
スロットの楽しみ方はもちろん人それぞれだ。
資金に余裕がある人、余裕が無くても収支を気にしない人ならば一撃を夢見て打つのも大いにアリだ。
しかし半価交換のホールで打ち続ける男のように、綱渡りのような「勝負」を求めるなら、こういったホールにダイブするのもアリである。
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