| 投稿日 |
2010/9/8 |
| 投稿者 |
zero さん |
| 年代 |
30代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
中級者 |
もう何年前でしょうか、友人と二人で吉宗を打ちに行った時の話です。
あまり空き台もなく、お互い離れた台に座り打ち始めました。
しばらく打っていると何やら視線を感じ、ちらっと横を見ると隣のおじさんが打つのを止めて、こっちをガン見してます。
知り合いかな？と思い二度見。
誰ですか？
・・・全然知らない人。
とりあえず無視。
すると、「この演出がどうだ」とか「もうすぐチャンスゾーンだね」とか話しかけてきたんです。
さすがに完全無視もできず、「はぁ」とか「そうですね」とか適当に相手してました。
しばらく沈黙があり、やっと解放されたと思った瞬間、「おねがいがあるんですけど・・・」と一言。
「？？？」です。
初対面の自分に何のお願いがあるのだろう？
7揃えて下さいの流れでもないし・・・
以下おじさんとのやり取りです。
おじ ： 「私、吉宗で天井まで回したことないんですよ」
俺 ： 「はぁ、そうなんですか・・・」
おじ ： 「天井って1900位ですよね？」
俺 ： 「まぁそうですね」
おじさんは自分の台を指差し、
「一度天井まで回してみたいんですけど、もう少しで天井ですよね？」
おじさんの台は1700ちょっと回っていて、確かにもうすぐ天井。
俺 ： 「そうですね。もうすぐ天井ですね。」
次の瞬間、耳を疑うような一言が・・・
おじ ： 「お金貸してください！」
当然「はぁ？」ってなりますよね。
俺 ： 「何言ってんですか？ お金なんて貸せませんよ！」
おじ ： 「どうしても天井まで回してみたいんです！ 天井でバケでも天国に入らなくてもいいんです！ とにかく天井まで回せば気が済むんです。 お金貸してください！」
しつこく食い下がるおじさん。
俺 ： 「初対面ですよね？ 何考えてんですか？」
財布の中を見せながら必死に訴えてきますが、そんなの無理に決まってるじゃないですか？
次の瞬間、更にとんでもない事を言い出しました。
少し離れた台を指差し、
「さっきあの人と喋ってましたけど、友達ですよね？ あの人なら貸してくれますかね？」
さすがにもう頭にきました！！
まったく関係ない友達にまで手を出そうとは！！このじじいどうかしてるぜ！！
「いい加減にしろよ！ だいたいなんで初対面のあなたにお金貸さなきゃならないんですか！！ 自分が何言ってるのか分かってます？ 金無いなら下ろすなり取りに行くなりすればいいでしょ！ 自分で何とかするのが普通でしょ！ できないなら帰ってください！！」
さすがに諦めたのか、台に煙草を入れ店内をうろうろするおじさん。
しかし30分後、「家からお金取ってきました」と再び天井に向かって打ち始めました。
おじさんの望み通り最深天井までもっていかれ、REG、No天国。
「これで気が済みました」と笑顔で去るおじさん。
当然、こんな状態ではスロどころじゃありませんから、やる気なくしてGO HOME。
4号機って・・・吉宗って・・・怖い。。。
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