投稿日 |
2010/9/4 |
投稿者 |
どらごん さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
会社員 |
パチスロレベル |
中級者 |
某ホールに張り付くこと六日。
諦めかけたその時、ついにAと遭遇したどらごん。
これからどんな展開が待っているのか…。
情報通り某ホールの獣王のシマに現れたAを、気付かれないように見張ることにしました。
このホールの獣王は7台設置されておりますが、Aはデータチェックをすることもなく、真ん中の台をチョイスしました。
データも見ずに台を選ぶなんてことは、普段のAの台選びからは考えられないこと。
早速サンドに札を入れプレイ開始です。
特別変わった行動を見せることなく黙々とプレイしていくA。
しかし、投資が5K程になった所でAが奇妙な行動を開始したのです。
○枚手入れ、○枚ベッドを数回繰り返し、その後マックスベッドを数回押してレバーオンということを数回繰り返したあと…始まってしまったのです、なんのまえぶれもなく、サバチャンが。
はい。有り得ません。
セットゴト確定です。
先程のAの奇妙な行動が裏ROMにプログラムされたサバチャン発動の手順だったようです。
このサバチャンが終わらず、一時間ちょい経った時、またもやAが奇妙な行動に出ました。
先程のように○枚手入れ、○枚ベッドを繰り返し、マックスベッドを数回すと、そのサバチャンでピタッと連チャンが終了したのです。
そしてAは5000枚程の出玉を流し、景品交換所へ向かって行きます。
少し離れた所からAを尾行していると、換金を終えたAはどこかに電話をかけはじめました。
電話が終わり、歩き始めたAに意を決して声をかけました。
『おい!A!』
振り向いた先に立っている私を見たAは、驚きの表情を浮かべ、言葉を失い私を見つめて立ちつくしていました。
声をかけた私も、次に発する言葉が見つからず、二人の間に永遠にも似た沈黙の時間が流れていくのを感じていたのでした。
※最終話に続く
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