投稿日 |
2010/8/30 |
投稿者 |
どらごん さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
会社員 |
パチスロレベル |
中級者 |
今回は、数年前、毎日のように寝食をともにし、連れ打ちしまくった、とあるスロ仲間とのエピソードを披露したいと思います。
私どらごんは、今でこそ真面目なスロリーマンですが、以前はスロプーというか、スロニートというか、簡単にいうと、バイトも仕事もせずにスロ→酒→スロ→酒…を繰り返す、まさに負のスパイラルのど真ん中に身を置く生活にどっぷりと浸かっておりました。
何人かのスロ仲間とつるむ毎日でしたが、中でもAとは歳も近く、話も合いました。
そんなAが同棲中の彼女と破局し、住む場所を失ったことから、我が家に居候することとなりました。
ここで軽くAを紹介しときます。
中学時代に当時の彼女を妊娠させてしまい、中学卒業と同時に社会に出て働くも、どれも長続きせず、18で籍をいれるも依然定職に就かず、愛想を尽かした嫁と離婚し、慰謝料と養育費の支払いに追われるという、どこをとってもイイトコ無しな男のようですが、彼の経歴からは想像出来ないほど、気が利き、優しく、私にとってはスロを離れても無二の親友と呼べる男でした。
そんなAとの生活が続いたある日、いつものようにスロを終え二人で行きつけの居酒屋で酒を酌み交わしていると、Aが急に真面目な顔で話を始めました。
彼の話の内容は、『世話になりっぱなしで申し訳ない。実は知り合いのツテでいい仕事が決まった。これからはその知り合いの所に居候させてもらって、仕事をする。』という内容のものでした。
こんな生活がいつまでも続けられる訳もなく、仕事が決まったのなら、それはそれで喜ばしいことだ、と一瞬思いましたが、次の瞬間ふと思ってしまったのです。
『仕事ってなんだ? オレ達みたいなスロニートにそんなおいしい話が急に転がり込んでくるか?
まさか、ヤバイ仕事なんじゃ…。』
私は仕事についてAに尋ねました。
しかし、Aは『大丈夫。』の一点張りでした。
彼のことが心配でしたが、いくら聞いても教えてくれることはありませんでした。
翌朝、目が覚めると自分の部屋で寝ていました。
どうやら酔い潰れてAに部屋まで運ばれたようです。
しかし、いつもなら隣の部屋で寝ているはずのAの姿がありません。
携帯に目をやると一通の受信メールが。
Aからです。
『今まで本当に世話になった。 今日から例の知り合いの所で世話になる。
これからお互いにがんばろう。』
という内容でした。
その後Aとは一切連絡が取れなくなりました。
共通のスロ仲間に聞いても、Aの行方を知る者は誰もいません。
数ヶ月後、スロ仲間の一人からAに関する噂を耳にしました。
『どうやらAがヤバいグループの打ち子をしているらしい…。』
悪い予感が的中してしまったようです。
※日記ではありますが、長くなってしまうので、前半はここまでとさせていただきます。 続きは後編で。
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