投稿日 |
2011/12/16 |
投稿者 |
たっち さん |
年代 |
20代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
現場作業員 |
パチスロレベル |
初級者 |
管理人様、読者様、初めまして、初投稿させてもらいます、たっちです。
寒さも厳しくなってきた今宵、いかが乱れ打っておいででしょうか?
さて、本題に入らせていただきます。
以前、こちらの読者投稿の日記一覧で、『スロットを初めて打つ彼女とホールに出陣し、彼女のポテンシャルの高さに度肝を抜かれた』という日記を皆さんは覚えているでしょうか?
私も似たような体験したので、その体験談を投稿してみようかと思いました。
あれは、数年前になるでしょうか。
私は5号機からスロを初め、ホールではまごころが主流の時代。
当時始めたばかりということもあり、台や、スロットという機械の知識もあまりありませんでした。
そんな状態でホールにいくなんて、養分になりたいようなもんだと今思えば背筋が寒くなりますね。
さて、にわか知識も増え始めた頃、私はふと、思うのです。
『これからは布教活動の時代じゃね?そうだ、俺はザビエルになるんだ!!』と。
善は急げ!
当時仲の良かった女の子を、しれっとゲーセンに連れていったり、スロットについて熱く語ったり、最終的に、半ば強引にホールへ連れていくコトがしばらく続いていました。
彼女は当然初心者。 俺が教えてやらねば!と、先輩風ふかせて、上から目線で胸の谷間…いやいや、どこを狙うだとか、これが来たらこれ!みたいに、教えていました。
目押しも超簡単だし、初心者はエヴァだということで、まごころに着席することが多かった当時は気にもしませんでした。
彼女の目押しの上手さを。
そんなある日、事件は起きました。
いつものように、行きつけのゲーセンで2人で番長をやっていた時のコト。
彼女の台に左リール滑って弁当が出てきました。
あぁ弁当か。
『ちょっと待て、番長のリールって俺知らない!
どこに弁当がくっついてるんだ?』
とか、考えてるうちに彼女はというと…
ペシペシっと弁当を揃えている出はありませんか。
おぉ良かった、適当に押して運良く揃ったか。
と、安堵の表情を浮かべる私。
が、違っていました。
彼女は狙って止めていたのです。
弁当を。
もう一度言います。
弁当を狙って弁当を揃えたのです。
読者様には『なに当たり前のコトいってるの?』と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、ここはゲーセン。
リール表なんか置いてありません。
当然彼女が番長のリールを知っているはずもなく…
ここで私は驚愕の事実を聞かされます。
『見えてる!』って。
私を含めた大半のスロッターの目には、ボーナス図柄と、バーと良くてスイカの色が見える程度ではないでしょうか?!
しかし、彼女にはすべてが見えている様です。
7も、スイカも、チェリーも、リプレイも、ベルも、ブランクも…
類い希なる動体視力の持ち主だったのです。
後から聞いた話では、まごころの打ち方を教えていたとき、左リールにスイカが滑ってきたら、中リールは黄7狙って、右リールは青7狙ってね。と、一般的には良くある会話。
彼女は、不思議に思ったそうです。
だってスイカ自体が見えているのに、なぜ、わざわざ近くにある違う図柄を狙うかと…。
銀河英雄伝説って、かなりリールが見にくい部類の機種には入っている思います。
彼女は、おもむろに、紙とペンを持ち、リールを回転させながら、サクサクっとリール表を作りました。
バイオハザードでは、カラスとゾンビの図柄を見分けました。
なんと素晴らしい目を持っていらっしゃるのでしょう。
羨ましい。
一日中ひぐらし打ちますよってなりますよね。
そんな彼女、そんな素晴らしい目を持っている上に、神より授かりし引きを持っているのです。
スロッターとして、誰もが喉から手が出るほど欲しい引き。
類い希なる引きにより産み出されるフリーズ、連チャン、出玉。
そして、誰もが悩む止め時。
誰もが経験する引き際の見誤りによる全飲まれ。
しかし、彼女は全飲まれで負けるコトが極めて少ないのです。
まるでこれから、ハマるのか、出るのかが初めから分かっていたかのような止め時。
その才能、少しだけでも分けていただきたいものです。
そんな彼女を横目に、飲まれて負ける日々を送る私。
なんとも神様は不公平ですよね(笑)
長文失礼いたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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