| 投稿日 |
2010/8/19 |
| 投稿者 |
光太郎 さん |
| 年代 |
40代 |
| 性別 |
男性 |
| 職業/立場 |
サラリーマン |
| パチスロレベル |
初級者 |
皆さん、カチ盛りってどう思います？
私の地方ではケンザンとも言いますが。
一種の優越感。
勝ち組の証明。
人によって様々かと思いますが、私自身手先の不器用さとものぐさな性格からやった事がありません。
まあとにかくカチ盛りに関するエピソードです。
時は2007年春 まだ新台の匂いのするアイジャグを打っていた時の事。
その日は所用で親戚の家へ朝早く出かけるも、連絡ミスで用事そのものがキャンセル。
仕方が無いので近くの巨大ホールへ。
実はこの地域はガラが悪い事で有名。
日ごろは近づかない地域です。
朝からアイジャグ打っていると、高設定のようで快調にコインが増加します。
夕刻になり、頭上には２箱のコイン。
下皿は満タン。
十分な戦果を確認し、切り上げるタイミングを計っていた矢先（何故閉店まで粘らないのかは理由があります。後ほど）、事件はすぐ隣で起きました。
隣で打っていた方は、明らかのその方面の方かと思われるお方。
なるべく刺激しないようにと思っていましたが、そういえば朝からペカリが芳しくなく泥沼状態。
設定１でももう少し出るんじゃないのって言いたくなるほどの出来。
当然、噴火前の火山の如く危険なオーラを感じていました。
でも不思議とそのお方（以下、大魔神）は、台パンチなどの行動は行わず、じっと怒りを貯めてイラッシャイマシタ。
そんな事もあり、昼過ぎには『閉店までぶん回す！』だったのですが、身の危険を感じて早めに撤退を計画していました。
時は17:00過ぎ、事件はその時に起きました！
大魔神様は、おもむろに席を御立ちになり、微かに深呼吸をした後に台全体をツカマレました。
今から新台入れ替えを行う店員さんの如く。。
そのままの体勢で、大魔神様のお顔はみるみる怒れる魔人と変貌し、野太い気合の声と共に台そのものを引っぺがしたのです！！
床に落ちる台。
鳴り止まぬ警告音。
暴れ狂う大魔神様。
まるで映画のワンシーンを見るかの様な光景。
静止にはいる店員をチギッテハ投げの大立ち回り。
仕舞いには横にあったコインサンドまで引き抜き、床には大漁のコインの海。
数分後、複数の店員と警備員さんに取り押さえられ、大魔神様はどこかに行かれました。
壊れた台。
床に散乱したコイン。
落ち着きを取り戻した私は、咄嗟に避難した場所から自分の台に戻りました。
ふと自分の台を確認すると、2箱あったコインが床に落ちて箱は空っぽに。。。
近くに居たネクタイ姿の店員さん(おそらく社員さん)に事情を説明し、コインを拾っていいものか確認しました。
社員さん 『どのくらいコインがありました？』
私 『2箱満タンくらいですね。』
社員さんが他の店員さんに確認。
社員さん 『ではコインは拾ってお持ちしますので、あちらのロビーでお待ち下さい。』
私 『もう交換したいので下皿のコインも合わせて流して下さい。』
社員さん『かしこまりました。 ではもう少々お待ち下さい。』
チョット遅いな〜、まあ仕方が無いよな〜、と待っていること数分。
店員さんが、交換の準備が出来ました、とにこやかに登場。
やれやれ、やっと帰れる。と思って目の前のコインを見て仰天！
2箱カチ盛りになったコインが目の前に！
あまりの衝撃に目がテン状態になった私に店員さんは違和感を感じたのか、
店員さん 『ご心配なく！ 下皿のコインならこちらにゴザイマス！』
と、少量のコインの入った箱を目の前に見せてくれます。
私 『（いやそちじゃないよ。）』
と思いながらも、流されるまま換金。
少しの罪悪感と、カメラとかで確認しないのかな？と心配になった気持ちと、ひょっとして解っていたけど店からの謝罪かな？と色んな気持ちが入り混じりながら帰宅しました。
後にも先にもカチ盛りを行ったのはこれだけです。
長文失礼しました。
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