投稿日 |
2010/8/15 |
投稿者 |
ロングショット さん |
年代 |
30代 |
性別 |
男性 |
職業/立場 |
サラリーマン |
パチスロレベル |
中級者 |
一時期、「毎週土曜日は朝からケロット」という生活を送っていたのですが、同じように朝からケロットばかり打っている常連のおっちゃんがいました。
このおっちゃん、目押しができず、何度か目押しを頼まれているうちに仲良くなり、そのうち昼メシを一緒に食べに行くこともしばしば。
そんなある日、親父が脳溢血で倒れ、大きな病院に入院することに。
手術は無事終わり、胸をなで下ろしていたところ、主治医から「○曜日の部長回診の際に脳外科部長から病状の説明があるので来てほしい。」と言われため、有休を取って病院に。
「ただいまから、部長回診を開始いたします。 患者の皆様は、ベッドにてお待ちください。」とアナウンスが流れ、白い巨塔さながらに、主治医と看護士を従えた脳外科部長がベッドを巡回し、いよいよ我が親父の順番に。
驚きました。
親父のベッドに登場した脳外科部長は、なんと、あのケロット打ちのおっちゃんでした。
おっちゃんも少々驚いていましたが、親父の病状を説明した後、
「お父さんのことは任せておきなさい。 心配しなくていいよ。」
と言って去っていきました。
それからというもの、日に何度も看護士が「お変わりありませんか?」と現れ、主治医と看護士長まで毎日覗きに来るという、超VIP対応に。
VIP対応を受ける理由が分からない親父は、「実は俺の状態は悪いのではないか?」と悩んでおりました。
その後、親父は無事退院し、後遺症もなく日常生活を送っていますが、この時ほど、人との出会いは大事にしないといけないと痛感したことはありません。
ちなみに、おっちゃんとの連れ打ちは今も続いており、最近は、ケロット以外にもエヴァを打ったりしています。
未だに目押しはできません。
脳の手術ができるような人なら目押しぐらいできそうなものですが、動体視力は別物のようです。
長文失礼いたしました。
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